2017年冬の釜山中華街で、新しい発見があった。
行列のできる店(餃子、饅頭系)の隣にあったロシア商店が
中華料理店に変わっていたのだ。
店名は「開園」。最近、中央洞から移転してきたとのこと。
釜山中華街で「ヲタク」がチャプチェパ(炒肉飯)を賞味する
15軒目の店だ。
「開園」のチャプチェパは、上質でオーソドックスな釜山中華街風。
大げさに言うと、若いころ、「ヲタク」がチャプチェパにハマった
最初の感動を思い出させてくれるほど、おいしかった。
韓国式中華の持つ独特の香味が、存分に発揮されていた。
一皿8,000ウォン。
※釜山中華街14軒目は「楽天閣」。
(終わり)
2017年冬の花浦川湿地生態公園(金海市)では、モンゴルから飛来し
越冬中のクロハゲワシたちと感動的な遭遇を果たすことができた。
彼らとの遭遇こそ、2017年冬の韓国訪問最大の収穫だったと言える。
まず、田んぼの一角に陣取った彼らを遠目に確認した時の驚きと
言ったら・・・。
しばらくは放心状態。
正気に戻った後、高ぶる気持ちを抑えながら、静かに少しづつ彼らとの
距離を縮めて行った。
そして、ついに群れのいる同じ田に足を踏み入れることができた。
△飛び立つ準備
しかし、その距離が30mくらいまでに縮まると、異変を察知した
彼らは、1羽1羽とゆっくり田を飛び立って行った。
一度飛び立った彼らは、2度と同じ場所に舞い降りる気配はなかった。
その後、黙々と小1時間ほど歩いた。
次の遭遇は生態公園の中だった。遊歩道沿いに整備された更地
(さらち)の一角に彼らがいた。
△カラスとの比較から、彼らの巨大さがわかる。
前回以上に慎重に近づいたはずだったのに、彼らはすぐに飛び立った。
それでも、「ヲタク」の気持ちは十分に満たされていた。
空振りも覚悟していた彼らに2度も会えたのだから。
おもしろいことに、バス停を目指し帰途についた「ヲタク」の
上空で、数羽のクロハゲワシが舞い始めた。
低空飛行で舞いながら、しばらく「ヲタク」についてきた。
彼らは動物の死体にしか興味はないので、「ヲタク」を襲おうと
していたはずはない。
もしかすると、何らか「ヲタク」に興味を持ったのか、エサ撒きが
始まるとでも思ったのか?
「ヲタク」は、まるで彼らに見送られてでもいるかのような幸せな
錯覚を覚えながら、バス停近くまで歩くことができた。
正直、街にまでついて来られたらどうしよう、などと心配もしたの
だが、それは取り越し苦労だった・・・。
遠くない将来、また花浦川湿地を訪れ、今度はエサ撒きイベント
などにも参加したいものである。
(終わり)
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△生態公園入口。中央の1本道の向こうに学習館が小さく見える。
2017年冬のプサン訪問では、念願の花浦川湿地(金海市)を訪れる
ことができた。
△生態学習館
プサン駅前から公園入口のバス停まで、バスを乗り継ぎ約2時間。
△学習館からバス停方向を望む
湿地周辺の田園も含め、花浦川湿地生態公園は、予想以上に広かった。
△花浦川湿地
「ヲタク」は、この広い生態公園をクロハゲワシとの遭遇を求め、
午前10時頃からおよそ2時間、夢中で歩き回った。
△花浦川
空振りも覚悟していたクロハゲワシとの遭遇。
△空高く舞うワシたち
運よく「ヲタク」は、田で1回、湿地帯で1回、地上で羽を休めて
いたクロハゲワシの小さな群れに30mくらいまで接近することが
できた。
(終わり)
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2017年冬のプサン訪問では、南浦洞の書店でロシア語の学習書を
購入した。
△学習書「ロシア語 第一歩」
価格は12,000ウォン。
CD付きだ。
到達目標は、あくまで「日本の中学英語」(初級)レベルだが、
それとてそんなに簡単な話ではない。
本気にならなければ無理だ。
(終わり)
2017年冬のプサンでは、自慢のNikon以外に、iPhoneでも写真を
撮影した。
特に画質にこだわる必要のないシーンや目立たずこっそり(?)撮影
したい場面などを中心に、耳障りなシャッター音の抑制(裏技)に
気をつけながら、あちこちでiPhoneカメラのシャッターを押した。
例えば、プサン駅前の人通りの多い街頭で見かけたこの看板。
写真を撮ること自体が恥ずかしくなるような場面でも、iPhoneなら
さりげなく撮影できてしまう(ただし、バカでかいシャッター音の
抑制にはくれぐれも注意が必要だ)。
それにしても、2017年冬のプサンでは、草梁洞のみならず、
南浦洞でも、非常に多くのロシア人を目にした。
プサンで白人を見たらロシア人と考えてもいいくらいだ。
<追記>
iPhone7カメラのバカでかいシャッター音対策については、無料・
無音のカメラアプリ「Microsoft Pix」の使用がいいのかもしれない。
現在、検証の最中である。
(終わり)
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2018年の初日の出を、偶然、プサン港国際ターミナルから拝むことが
できた。
△日の出前のプサン港
当日は、朝8時30分発博多港行きの高速船に乗るため、7時過ぎに
ターミナルに到着。
△日の出前の影島
最初は、プサン港の朝焼けでも写真に撮ろうと思い、展望デッキに
足を運んだ。
△「ヲタク」が乗船したビートル号
日の出の正確な方角も知らなかったので、「ヲタク」自身、特に
初日の出を期待していたわけではなかった。
そのうち、見物客がどんどん増えてきた。どうやら、みな、初日の出を
待っているようだった。
半信半疑で成り行きを見守っていた「ヲタク」の耳に、「トッタ!」
(出た)と叫ぶ男の声が聞こえた。
日の出の場所はすぐにわかった。
正面左手の橋脚付近。
初日の出ともなると、やはり、特別だ。
生まれてこのかた、初日の出を見に出かけたことなど1度もなかった
「ヲタク」でさえ、小さな感動をおぼえた。
(終わり)
2017年冬のプサン訪問では年末のプサンで4泊し、2018年の元日に
博多港に帰って来た。
△ターミナル到着ロビー
大したことではないが、今回の再入国審査で、一つの疑問が
解けた。
△ターミナル入り口の門松
昨年夏の再入国審査前、「不気味」な特殊カメラで突然、全身
撮影され不愉快な思いをしたことを当ブログに書き残した。
今回、そのカメラの正体がサーモカメラであることがわかった。
審査会場は撮影禁止なので写真は撮っていないが、非常に目立つ
カラーの説明文が数か国語で機材に張り付けてあった。
エボラ出血熱の拡散予防やテロ対策などの目的で導入された
ものと見える。
いずれにしろ、正体がわかったことで不気味さは消えた。
(終わり)
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