2017年冬のプサン訪問で、「ヲタク」が一番苦しい思いをしたのが
水晶洞の270階段だった。
△「ヲタク」が登った階段
実際、登ったのは270階段の3分の2ほどだったが、それでも長くて
高い階段だった。
△道を挟んで下に続く階段。今回、この部分は登っていない。
正直、今回は場所の確認のみにとどめ、登るのは次回に回そう
という誘惑にかられもしたが、まず、3分の2だけでもと思い直し、
上の階段に向かった。
△途中休憩を取り、水晶洞を望む
途中、何度か休憩を取りながら、登り終えた時の爽快感、達成感と
言ったら。
△270階段の最上部
登山と共通する部分もあるのかもしれない。
270階段を登り終えた「ヲタク」は、今度は、草梁洞方面に
向かい、階段と坂道を下って行った。
△水晶洞の高台から草梁洞方面へ
途中でバスに乗るつもりだったが、結局、釜山駅近くの宿まで
歩いて帰った。
(終わり)
参加カテゴリ:地域情報(アジア)
△「幸福100階段」降り口
2017年冬、「ヲタク」はプサン市凡一洞のイ・ジュンソプ通りを
訪れた。
△建設当初は妻の名を取り「マサコ展望台」だったイ・ジュンソプ展望台
釜山駅前からバスに乗れば20分ほどで着く距離だ。
△展望台下の公園
アートギャラリーはまだ完成していなかったが、展望台や階段、壁画
などをゆっくり見て歩いた。
△幸福100階段
階段横で、「ヲタク」が彼のファンになるきっかけとなったイラストを
見つけた時には、小さな感動をおぼえた。
日韓の国交がなかった時代に、日本の家族に向けて出した手紙画の
意味は非常に重い。
それにしても、彼の自然すぎる日本語はストレートに「ヲタク」の
胸を打つ。
絵葉書でも売っていれば記念に買って帰ったところだが、そうした
物は目につかなかった。
新聞で報道されていたバラック小屋風のアートギャラリーはまだ完成
していなかった。
△民家の壁には絵
アートギャラリーが完成すれば、再度、訪れてみたい通りである。
(終わり)
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2017年冬のプサン訪問で、「ヲタク」は佐川洞の傾斜エレベーターに
乗った。
2台のエレベーターを乗り継ぎ、山頂のチュンサン(甑山)公園付近
まで昇れる。
△遠くに影島がかすんで見える。
草梁洞のモノレール同様、乗車は無料。
ところで、このエレベーターに乗って初めて知ったことだが、頂上の
チュンサン(甑山)公園は、文禄・慶長の役の折、日本の武将(毛利
輝元)が築いた城跡だった。
△エレベーターを降りてすぐ「甑山倭城」の看板が目に入った。
また、この小高い山こそ、小西行長軍を迎え撃ち、鄭撥将軍が戦死
した釜山鎮の戦いの古戦場だったのだ。
△古戦場を物語る壁画と兵士の人形
それにしても、灯台下暗しとはこのことか。
プサン市にこれほど規模の大きい倭城跡が残っているとは、全く
知らなかった。
頂上の天守閣跡と思われる場所はきれいに整地され、展望台が建っている。
△公園の頂上(城址)
しばし都市の喧騒を離れ、こうした旧跡地で一息入れるのもいい。
△かすむ釜山港と影島
公園(倭城跡)から見下ろす港や市街地の景観も一望の価値がある。
△水晶洞、草梁洞方面を望む
当日は、黄砂の影響でぼんやりかすんでいたが、日韓の間に横たわる
悠久の歴史に思いを馳せるには絶好の景観であった。
公園を立ち去る前、「ヲタク」は、この山に散った日朝の数多くの
無念の魂たちを慰霊するため、両手を合わせた姿勢で黙祷を捧げた。
(終わり)
2017年冬のプサン訪問(4泊5日)では、雨に見舞われることは
なかったが、滞在期間中、プサンの街はずっとうすい靄(もや)に
覆われていた。
△ヨンジュ(瀛州)洞の「歴史のジオラマ展望台」より
黄砂の影響だ。
福岡への帰国後、5日ぶりに見た空本来の青さに気持ちまで晴れやかに
なったことを覚えている。
△ヨンジュ(瀛州)洞の「歴史のジオラマ展望台」
だから、今回のプサン訪問では、街や港の景色を写した写真は、どれも
どんよりしている。
△ヨンジュ(瀛州)洞の「歴史のジオラマ展望台」
ヨンジュ(瀛州)洞の「歴史のジオラマ」展望台から見る影島や
プサン港の景観もかすんでしまっている。
冬は空気が澄んでいるはず、との思い込みは朝鮮半島では通じない。
(終わり)
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△出港前のビートルの船窓から
2017年冬のプサン訪問では、行きのビートル号の船窓から見える風景を、
iPhone7plusで撮影してみた。
カメラのシャッター音が異常に大きいので、その音を抑えるのに苦労した。
△対馬海峡の海(海洋生物頻出区域を減速航行中撮影)
盗撮防止の趣旨が理解できないこともないが、度が過ぎていやしないか。
△船窓から見えた日韓フェリー・カメリア号
そこで、「ヲタク」は、今回のプサン訪問を契機に、これからは無音・無料の
カメラアプリ「Microsoft Pix」を使うことに決めた。
△釜山港大橋
これなら、まわりに不快感や奇異な印象を与えず、身辺の何気ないシーンを
自在に切り取れる。
△釜山港国際ターミナル到着
次回のプサン訪問が楽しみになってきた。
(終わり)