△テキサス通りから釜山駅を望む
2018年冬のプサン訪問でも、プサン駅前のテキサス通りを何度か
歩いた。
△昼間は商店中心
昼間、通り過ぎる分には何の変哲もない通りだが、夜になると
通りの趣(おもむき)が変わる。
△中華街からテキサスを望む
このテキサス通りは、夜間のみ「青少年通行制限区域」、つまりは
風俗街に変身する。
△「쳥소년통행제한구역(青少年通行制限区域)」の看板
一旦、日が暮れると、「ヲタク」のような50過ぎの中高年男に
対しても、店頭から、「オッパ~」(女性が実の兄や年上の恋人、
親しい年上男性を呼ぶ呼称)などと呼びかけてくる妙齢の女性たちが
活躍する通りになる。
(終わり)
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2018年冬のプサン訪問で、「ヲタク」が乗ったビートルの便は、
対馬の比田勝港経由だった。
△対馬比田勝港
時間的には、直行便(約3時間)に比べ40分ほど余計にかかるが、
そう大した差はない。
△ビートルを降りた乗客は10名前後
毎回となると話は別だが、たまに乗り合わせるくらいなら、
むしろ変化があっておもしろいくらいだ。
△プサン行きのオーシャンフラワー号に向かう人々の列は切れない
その日はちょうど、対馬観光を済ませオーシャンフラワー号に
乗り込む大勢の韓国人客を目にし、あらためて韓国の対馬人気を
実感させられた。
△プサンー対馬航路を走るオーシャンフラワー号
ちなみに、そのオーシャンフラワー号は、「ヲタク」の乗った
ビートルより少し遅れて釜山港に入港した。
△釜山港に入港するオーシャンフラワー号(写真中央)
入国審査場は、2隻の下船客が合わさり、かなりの混雑を呈した。
ただし、日本人など外国人はごく少数だったので、外国人向けの
審査台前だけはスカスカだった。
(終わり)
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△愛車と博多港国際ターミナル(福岡市)
2018年冬のプサン訪問でも、ビートルを使った。
△「ヲタク」の乗ったビートル号
例によって、ターミナルでの待ち時間を活用し、3階デッキに上り、
写真を撮った。
△ターミナル3階デッキ
その日の博多港は、見ての通り、雲一つない快晴。
△かろうじて前髪が写っている「ヲタク」
このところ、少々、体調をくずしている「ヲタク」ではあるが、
せっかくのプサン訪問に向けて気持ちのいいスタートが切れた。
△対岸は博多ふ頭
ところで、今回、中央ふ頭には、見慣れた大型クルーズ船の姿が
なかった。珍しいことである。
△延長された岸壁、出航する船は日韓フェリー、ニューかめりあ号
ただし、クルーズ船を2隻同時に着岸させるため延長された岸壁は、
しっかりこの目に収めてきた。
(終わり)
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2018年冬のプサン訪問では、自慢のNikonとスマホ(iPhone7plus)
の2台のカメラで写真を撮影してきた。
スマホのカメラ(無音)は、画質は格段に落ちるが、大きな
カメラでは気恥ずかしくて撮りにくいシーンを撮るのに適している。
この2台態勢で臨めば、撮りたいシーンは大概撮れるのだが、例に
よって、「ヲタク」の脳裏に強烈な印象を残したシーンは、今回も
また、カメラなどに収めることはできなかった。
例えば、その一つは、日中だというのに、プサン駅前の大通りに
面したオフィスビルの入口前で、死んだように寝ていた人。
冬とは言え、昼間の陽光が暖かい日だったので、日向なら
そう寒くはなかったはずだが、その人の周辺に漂う絶望感は
あまりにも重かった。
そして、もう一つが、ある日の夕暮れ時、草梁小学校前の坂道を
下っていた時にすれ違ったロシア人の幼女2人。一生懸命に
ロシア語でおしゃべりをしながら歩いていた。
なぜ、こんなところを西洋人形のように色の白い金髪の幼女が、
しかも2人っきりで歩いているのか?
非現実的、いや幻想的とさえ言ってよい光景だった。
この2つのシーンばかりは、引き返して、写真を撮る覚悟を持て
なかった。
ただ、一方で、スマホカメラのおかげで、ぎりぎり撮れたシーンも
あるにはあった。
ある夜の南浦洞でのこと。映画が始まるまでの時間をつぶすため、
久しぶりに人込みの中を歩いていた時の話だ。
南浦洞では、多くの店や屋台で様々な種類の食べ物が売られている。
まるで縁日のような風景の中、「ヲタク」の近くを歩きながら串物を
食べていた青年が、食べ終わった串をポイと歩道脇に投げ捨てる様子が
目に入った。
捨てられた串につられ、視線を明るい方から暗い歩道脇に移すと、
そこには各種のゴミが散乱していた。
ゴミ箱のない南浦洞では、歩道脇の暗がりがゴミ捨て場と化す。
「ヲタク」は、南浦洞の光と影を見る思いがして、歩を止め、その
無残なシーンをスマホのカメラに収めた。
2、3人の通行人から不思議そうな視線を投げかけられた気は
したが、そこは無音カメラ。シャッター音がしないので、撮影後、
何事もなかったような顔をして、また歩き始めれば終わりだ。
街の恥部をこそっと撮影する、という意味では一種の盗撮には
違いないが、違法性はない。
(終わり)
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