京郷新聞で、11月12日、連載1193回を最後に終了した
「シンジュク日本語」にかわり、12月20日から新しく
「곤니치와,일본어(コンニチハ日本語)」の連載が始まった。
△復活した京郷新聞の日本語講座
ところで、この12月20日は、偶然にも「ヲタク」が「シンジュク
日本語」の終了を知った日でもある。終了を知り、復活を知る
までの時間差は約10時間。
これにはちょっと驚いた。
この偶然には、「ヲタク」自身、「ヲタク」と京郷新聞の日本語
講座との間に存在する、目には見えない深い「因縁」を
感じさせられないでもない。
△「私との因縁の方が、ずっと深いと思います」
話を元に戻して、今回から京郷新聞の新しい日本語講座の
内容を受け持つのは、何と、韓国の外国語研究と教育のメッカで
ある韓国外大だとのこと。
記念すべき第1回目のテーマは慣用句の「うりふたつ」。
講座はコンパクトでも、外大提供とあって、あつかう内容は、
やはり高度だ。
ちなみに、「ヲタク」は、「うりふたつ」を意味する韓国語表現として
「판박이」は知っていたが、「붕어빵」(韓国風タイ焼き)が、
同じような意味を持っているとは、この講座に目を通すまで
知らなかった。
京郷新聞の新しく生まれ変わった日本語講座も全くあなどれない。
自称韓国語「ヲタク」としては、韓国語の新しい語彙を獲得する
ためにも、今後とも、この「マニアック」な日本語講座にお世話に
なるしかないだろう。
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■[곤니치와, 일본어]1회
[コンニチハ日本語] 1回
(京郷新聞 12月20日)
<解説部分>
「うりふたつ」とは、顔や形が非常によく似ている様を言います。
うりを縦に二つに割った断面が、お互いによく似ていることに
由来する表現です。韓国では、同じ意味で「붕어빵(タイ焼き)」
という表現を使いますが、日本の「붕어빵(タイ焼き)」は、
そうした意味では使われません。
(終わり)