2016年春の某日、病気の母親の介護を兼ねプサンに里帰り
していた妻が、末っ子(中2)を連れ福岡に戻って来た。
△夕暮れ前の博多港国際ターミナル
例によって高速船を利用したのだが、今回は珍しく、最終便の
ビートル号に乗って午後7時ごろに博多港国際ターミナルに
帰って来た。
ここでは、出迎えに行った「ヲタク」がNikonのカメラで
撮影した写真を中心に、最終便を迎えるターミナル内外の
様子を記録した。
■大型バスの列
△中国人観光客を乗せクルーズセンターに戻るバスの列
国際ターミナルの隣(海側)には、大型クルーズ船専用のターミナルが
別にある。
△バス、コンテナの向こうにクルーズ船が見える。
その日も、大勢の中国人観光客を乗せたクルーズ船が博多港に
停泊中で、大型バスがひっきりなしに往来していた。
■小雨に煙る博多港
△夕暮れ前の博多港
夕暮れ前、ターミナルの3階テラスから小雨に煙(けむ)る
博多ふ頭を写真に収めた。
左手に見えるフェリーは壱岐・対馬行きの「フェリーちくし」。
右手のフェリーは博多-五島航路を走る「フェリー太古」。そして、
2隻のフェリーの手前を走って出港中の小型高速船は、壱岐・対馬
行きのビーナス号。
■閑散としたターミナル
△1階のチケット購入カウンター
ターミナルが最終便を迎え入れる頃、チケットの購入カウンターを
はじめ、館内のほぼ全ての施設は営業を終えている。
△2階の売店
関係者や「ヲタク」のように出迎え目的で足を運んだ人以外、
人影もまばらだ。
△2階の待合ロビー
そういう中、唯一、稼働していたのが1階のインフォメーション
だった。
△1階インフォメーション
18:40到着予定の最終便にも、大勢の韓国人観光客が乗っている
のである。
とは言え、「ヲタク」の印象では、実際、その夜、最終便から降りて
きた乗船客のうち、韓国人の割合はおよそ半分。
△最終便から降りてきた乗船客ら
意外と日本人旅行客が多かったのは、日本が春休み期間中だった
関係もあるのだろう。
■警察官詰所の韓国語訳など
人影がまばらなターミナル内では、いつもと違い、人目をはばかる
ことなく写真を撮ることができた。
1階にある警察官詰所を、今回、初めてカメラに収めた。
ちなみに韓国語では「경찰관 대기소(警察官 待機所)」と
訳してあった。
シャッターは降りていたが、2階のドラッグストアも撮影してみた。
そして、シャッターの隙間からも1枚、撮影。どうやら、水虫薬を
売り出し中のようだ。「못참아 무좀」は「がまんできないよ!水虫」
くらいの意味。
2階の到着ロビーには、端午の節句にちなんだ凛々しい博多人形が
飾ってあった。
■夜景数枚
△ライトアップされたターミナル(プログラムオート)
三脚を使わない手持ちでの撮影だったが、そこそこの写真が撮れた。
△船着き場に入った最終便のビートル号(プログラムオート)
おそらく、博多港国際ターミナルでの夜景撮影は今回が初めてだ。
△停泊中の大型クルーズ船(プログラムオート)
時間があれば、本格的な夜景撮影だけを目的にターミナルを訪れる
のも、いいかもしれない。
△ビートル号の最終便と博多ふ頭(プログラムオート)
博多湾の夜景もなかなかのものである。
(終わり)
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