福岡発 コリアフリークなBlog

韓国や韓国語に関するオタクの雑学メモ。韓国映画はネタバレあり。 Since 2005/9.14

延吉のマンション団地

2016年10月23日 |   〇朝鮮族と高麗人

粘着質な「ヲタク」は、まだ、ストリートビューの観察を続けている。


△「緑苑花園」マンション団地の入り口(百度地図2014年5月撮影より)

今回は、百度地図のストリートビュー(全景)を使い、中国の延辺朝鮮族
自治州の州都、延吉市の市街地を観察していて気づいたことを、一つ
記録したい。


△「信合小区」マンション団地の入り口(百度地図2014年5月撮影より)

それは、マンションやアパートの建ち方の特徴だ。


△「金地家園」マンション団地の正門(百度地図2014年5月撮影より)

多くのマンション団地は、建物や塀などによって明確に外部と
区切られ、団地に出入りする一か所以上の門がある、という点だ。


△「隆源小区」マンション団地の正門(百度地図2014年5月撮影より)

おそらく、これは中国式の集合住宅づくりの特徴なのだろう。


△「西郡名苑」マンション団地の入り口(百度地図2014年5月撮影より)

韓国でも、財閥系のデベロッパーが建設・販売した巨大なマンション
団地が全国各地で普通に見られるようになっているが、延吉の場合、
マンション団地の名称からは、少数の巨大資本の影を感じ取ることは
できない。


△「大洋雅苑」の全景(百度地図2014年5月撮影より)

電気や水道、下水処理などの事情は、住んでみないとわからないこと
だが、ストリートビューで見る限り、延吉の中流層以上の住宅事情は、
けっして悪くはない。


△「大洋雅苑」マンション団地の正門(百度地図2014年5月撮影より)

いや、少なくとも「ヲタク」(5人家族1馬力。日本では中流の下層?)
レベルの日本人の住宅事情よりも、はるかに立派で余裕がありそうだ。


△「麗水嘉園」マンション(百度地図2014年5月撮影より)

韓国で働く朝鮮族の中には、故郷でこうしたマンションを買うために
がんばっている出稼ぎ労働者も多いのだろう。


△「麗水嘉園」マンション団地の北門(百度地図2014年5月撮影より)

あるいは、すでにこうした住宅で暮らしている家族のために、一人、
韓国に出稼ぎに出ている朝鮮族も多いに違いない。


△「信合花園」マンション団地の正門(百度地図2014年5月撮影より)

ストリートビューを使った延吉の観察から、韓国の工場や建設現場で
頑張る朝鮮族のモチベーションの一端がうかがい知れたような気がする。


(終わり)




参加カテゴリ:地域情報(アジア)


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