■손 「手」 〇----
(1360)
2020年に製作されたナンセンス・ホラーコメディ。
地下の下水道空間に生息していた手のゾンビたちが、
主人公夫婦の暮らすアパートの便器から地上に姿を
現す。
夫婦は、手のゾンビたちと死闘を繰り広げるが、
明確な勝敗がつかないまま、中途半端な形で映画は
終わってしまう。
「ヲタク」の趣向には全く合わない作品だったが、
それでも、この映画を通じて新しい韓国語に出会えた
ことは収穫だった。
以下、その収穫について簡単に紹介しておく。
(1360)
2020年に製作されたナンセンス・ホラーコメディ。
地下の下水道空間に生息していた手のゾンビたちが、
主人公夫婦の暮らすアパートの便器から地上に姿を
現す。
夫婦は、手のゾンビたちと死闘を繰り広げるが、
明確な勝敗がつかないまま、中途半端な形で映画は
終わってしまう。
「ヲタク」の趣向には全く合わない作品だったが、
それでも、この映画を通じて新しい韓国語に出会えた
ことは収穫だった。
以下、その収穫について簡単に紹介しておく。
△妻が夫に「×××を持ってきて」と言ったシーン<映画より>
日本語ではラバーカップ(つまり取り)などと呼ばれて
いる掃除道具がある。
△夫が持ってきたのはラバーカップ<映画より>
浴室の排水口がつまった時などに活躍する、パコパコ
させながらつまりを取る、あの掃除道具のことだ。
△ラバーカップに火をつけ、手のゾンビと格闘する夫婦<映画より>
韓国語では、あの道具のことを
「뚫어뻥」(トゥロポン)
と呼ぶ。
「뚫다」(通す、貫く)という動詞と「뻥」(ポン)と
いう擬音語を合成して出来た言葉のようだが、何とも
おもしろい道具名を考え付いたものである。
どことなく愛嬌さえ感じてしまう。
日本語ではラバーカップ(つまり取り)などと呼ばれて
いる掃除道具がある。
△夫が持ってきたのはラバーカップ<映画より>
浴室の排水口がつまった時などに活躍する、パコパコ
させながらつまりを取る、あの掃除道具のことだ。
△ラバーカップに火をつけ、手のゾンビと格闘する夫婦<映画より>
韓国語では、あの道具のことを
「뚫어뻥」(トゥロポン)
と呼ぶ。
「뚫다」(通す、貫く)という動詞と「뻥」(ポン)と
いう擬音語を合成して出来た言葉のようだが、何とも
おもしろい道具名を考え付いたものである。
どことなく愛嬌さえ感じてしまう。
(終わり)