![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/12/d3/f45debad72ab8c0585ce4897f05884b9.jpg)
△カトリック松島聖堂
2024年夏もイ・テソク神父記念館を訪問した。これで2度目だ。今回は、
前回よりも時間をかけて館内の展示物を見学させてもらった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/74/b3/f2002102a3056c96b3cf2b52b62aefde.jpg)
そしてすぐに、神父の人生に大きな影響を与えた「マタイによる福音書
(エバンゲリオン)」の25章40節を強く意識し始めた。気が付けば、展示
室内の至るところで目にすることになったからである。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/02/c1/30103bd3f982c4421b895dad2542e1e4.jpg)
ここでは、ユーバージョン(ウィキペディア)を活用して、マタイによる
25章40節の日本語訳を2つ、紹介しておきたい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/08/0a/9fbd78639e60fbd25757b2e6b5ba6ab4.jpg)
「あなたが、困っている人、苦しむ人に差し伸べる助けの手は、どれだけ
“世間に”見下された人間にだったとしても、それはこの私に差し伸べたのだ」
(ALIVEバイブル)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0a/f8/7749b7df246953528d5809a428a47455.jpg)
「わたしの兄弟であるこの最も小さい者の一人にしたのは、わたしにして
くれたことなのである。」(新共同訳)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1a/3e/dbb41de64f4db1cc215836f940bffdbc.jpg)
神父の人生とオーバーラップする、このマタイによる福音書の一節は、
人生の晩年を迎えつつあるブログ主の心にも沁みる。
現実には難しいことではあるが、どんな人に対しても自分と対等な人間
であることを絶対的な前提として付き合っていきたいものである。
(終わり)