福岡発 コリアフリークなBlog

韓国や韓国語に関するオタクの雑学メモ。韓国映画はネタバレあり。 Since 2005/9.14

相思病とソン・ヘギョ

2018年12月03日 |  ┗注目女優

■황진이   「ファン・ジニ」 2007年    〇〇---
(520)



2007年、120万(公式統計)を超える観客を動員した映画。

朝鮮王朝時代の伝説的キーセン(妓生)、ファン・ジニを題材に、

義賊になった幼なじみとの恋物語などフィクションを絡めながら
創作された時代劇だ。



一説に彼女に恋い焦がれるあまり「상사병/相思病」で死んでしまった
男もいた、ほどの美女を、現代の映画で演じた女優は、ソン・ヘギョ



ファン・ジニの美貌を確認するすべはないが、少なくとも、彼女を
演じたソン・ヘギョは美しい女優である。



ファンになる、ならないは別問題として、それは万人の認めるところ
だろう。



(終わり)


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キム・ヘスとノワール

2018年12月02日 |  ┗注目女優

■미옥    「修羅の華」 2017年 〇----
(519)



2017年公開のノワール映画。

ソウルの犯罪組織ナンバー3の男が、ボスの座とナンバー2の女(ヌナ=

姉さん)を手に入れるため、抗争を起こす。


△女優、キム・ヘスはノワールに向いていない?(映画より)

ナンバー2の女は、ボスの命を奪ったナンバー3の男の元へ行くことを
拒否し、ボスの子でもある自分の息子を守るため、ナンバー3の男に
捨て身の闘いをいどみ、刺し違える。

主人公を演じたのは人気女優のキム・ヘスだったが、興行には失敗した。

「ヲタク」が見るに、主人公の母性愛とプライドはそれなりに描かれて

いたが、物語の核となる男女の三角関係がしっかり描き込まれていない
ために、作品全体が薄っぺらなものになってしまった印象だ。

そもそも、キム・ヘスは、ノワール映画には向かない女優なの
かもしれない。


(終わり)


韓国映画と釜山のお寺

2018年12月01日 |  ┗注目女優

■달마야 서울 가자  「達磨よ、ソウルへ行こう!」2004年 〇〇〇△△
(518)



2004年、120万(公式統計)を超える観客を動員したコメディ。

大ヒット作「達磨よ、遊ぼう!」(2001年)の続編にあたる映画だ。

山奥のお寺で亡くなった住職の遺品を、縁のあるソウルのお寺に
届けた主人公のお坊さんらが、ソウルのお寺をめぐる再開発騒動に
巻き込まれる。お寺は、すでに他人の手に渡っていた。


△劇中のソウルのお寺は、実は釜山のお寺。背景はCG映像。(映画より)

大元の開発会社会長は大詐欺師で、お寺の所有権を持つヤクザを
利用し架空の開発事業を進めながら、銀行から引き出した融資金と
分譲権の販売収益を独り占めし、姿をくらます。

一方、開発に反対していたお坊さんらには、はずみで買ったロトくじが
当せんし、大金が舞い込むことになる。


△ビルの屋上のお寺もCG映像か?

それまで対立していたお坊さんとヤクザは協力し、分譲権購入者も
含め、3者が納得のいく解決策(新ビルの屋上にお寺を移転)を
導き出した。

ハチャメチャな展開ではあったが、なかなか楽しいコメディだった。

ところで、この映画は、撮影の大部分がプサンで行われている。

劇中に登場したソウルのお寺は、実はプサンの龍頭山公園横に
ある
お寺。


△開発会社の従業員役で登場したハン・ヘジン(映画より)

また、重要なわき役として「ヲタク」の好きな女優、ハン・ヘジン
登場した。


△ロトくじ当せん券の入った賽銭箱を守ったのは彼女(映画より)

さらには、当ブログで「プサン出身の美魔女女優」として紹介した
イ・イルファの出身高校(東州女子高校)は、映画に出たお寺
(大覚寺)の真向かいに位置している。


△「ヲタク」にもなじみ深い釜山市龍頭山公園界隈。(コネスト韓国地図より)

映画の本筋とは全く関係のない部分で、「ヲタク」が痛く感激した
映画であった(評価△△が付け加わった理由)。




(終わり)



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