BLACK SWAN

白鳥のブログ - 日々の世界を徒然と

マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝 第3話 『友達にしてごめんね』 感想

2020-01-19 17:12:54 | まどマギ
スピンオフとはいえ、まどマギ世界の外伝ということで、こちらも期待していたのだけど、なんか、思いっきり残念。

単に、まどマギ的な雰囲気を醸し出そうとしているだけのことで、当たり前だけど、まどマギには遠く及ばない。

イヌカレーが頑張っているとも聞いたいたけど、少なくとも背景美術的には、もうあの「魔女」の表現には、サプライズが全然ないので、今更感がハンパない。

その上で、キャラも、なんかまどマギっぽい子たちがたくさんいるだけだし。。。

てか、魔法少女、多すぎ!

お話的には、まともに何が神浜市で奇妙なことになっているのか、その空気をまずは伝えていくことが最優先なはずなのに、新たな魔法少女が出るたびに、変身バンクばかり示されても、興ざめなだけ。

ホント、FGOもそうだけど、ソシャゲ原作のアニメって、つまるところ、キャラを愛でるだけのものになるだけで、原作を単に食いつぶすだけのヒドイものにしかならない。

お話なんてそっちのけになってしまい、まったく取り付く島がない。

・・・って、そう思っていたら、Cパートで、なんとマミさん、登場ですか。

なんか、こりゃダメだ、という気にさせたところでのテコ入れにも見えるけど、さてさて、これで、マミさんも、単にキャラを浪費するするだけの展開にならないといいけど。

あ、でも、ソシャゲ原作?だからそんな期待をしちゃダメか。

あと、どうでもいいけど、キューベェのCV、なんか、思い切り下手になっているだけど、どうしたのだろう。喉を痛めてるのかな? そこは心配。

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虚構推理 第2話 『ヌシの大蛇は聞いていた』 感想

2020-01-19 17:00:46 | 虚構推理
うん、やっぱり、これじゃないなー。

少なくとも第2話でやる話じゃないなー。しかも、今回で終わってないしw

物語自体は朗読合戦になって退屈極まりない一方、表現は無駄にコミカルすぎる。

なんか、やってることが、劣化版の『氷菓』みたいになってしまった。

まぁ、原作がそうだから仕方がないのだけど、琴子の推理が示されるところを、全部、そのまま、琴子が読み上げるように説明してしまうから、「推理」ものに必要な「緩急」を操るサプライズが皆無になってしまった。

なんか、こんなレベルのものにするなら、CDドラマくらいにしておけばよかったのにね。

アニメにするなら、もう少し、構成を変えて、容疑者たちが実際にやり取りする場面を入れなきゃだめでしょ。

でも、それ以上に、3話までが大事、という基本に従えば、原作通り、まずは「鋼人七瀬」に突入して琴子たちのいる世界観の不気味さを伝えるところから入るべきだった。

今回のような話は、シリアスな話が続いた後の、箸休め的なエピソードにすればよかったのに。

いくらなんでも、製作者たちに原作愛のかけらもないのが残念。

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五等分の花嫁 第117話 感想6: それでもやはり五月エンドか?

2020-01-19 09:53:26 | 五等分の花嫁
前のエントリーで、

四葉とみせかけて、
五月と思わせながら、
でも三玖か?

という見方をしたけれど、とはいえ、やはり五月の線が濃いかなぁと。

というのも、前のエントリーでは、鐘キス自体を、ある意味でミスリードとは言わないけれど、ミスディレクションとして、むしろ決定的条件にはしない、という見方をしたのだけれど、

でも、一つ大事なことがあって、それは、あの鐘キスの時をきっかけにして、風太郎は花嫁となる子のことを意識し始めた、という一言ね。

つまり、もう一方の当事者である風太郎の心理を考えるなら、あの時の「鐘キス」は、やはり決定打だった、ってことね。

で、あの場面で大事なのは、

①風太郎は、まだあの時点では、自信をもって見分けられる五つ子はいなかった、

②その状態で、誰であれ、五月の顔をした相手とキスに及んだ、

ということ。

だから、あくまでも風太郎の視点からみれば、とにかくあんなことがあった後では、大なり小なり、五月のことを意識しないではいられない、ということ。

で、ちょっと補足すると、まず①については、いや、あの時点で四葉は見分けられた、あるいは、それ以前の林間学校の時に五月を条件付きながら見分けることができた、という言い方はできると思うのだけど、とにかく風太郎にしてみれば、まだ一瞬で誰か見分けられる、という境地には達していなかった。

それから、②については、いや、あのシーンで本当にキスをしたかどうかはわからない、ということもできるのだけど、とはいえ、あれは、初キスの話から入ったスクランブルエッグのまとめ回なので、一応、初キスがあれだった、ということは決定事項にしておきたい。

これについては、一応、日の出祭中の一花の追求も、的を得ていた、と解釈したい。

なので、一応、事故とはいえ、キスと言われても仕方のない唇同志の接触はあった、ということにする。

だとすれば、五月の顔でそれをやられたら、風太郎は意識しないではいられない。

なので、今回の117話で、教室で転んで風太郎にのりかかりそうになったときとか、日の出祭最終日での階段を降りてくる五月と顔が近づいた時、風太郎はアタフタした、ということだよね。

だから、鐘キスの時の相手がだれであれ、五月を意識しないではいられないのが風太郎の自然な反応、ということで。

だったら、素直に、鐘キスをきっかけに漠然と五月のことを考えるようになっていた、と思ってもおかしくはないかな、と。

あと、実際に、あの時の五月は、ホンモノの五月だった線が高いとは思っていて。

いや、やっぱり意図せずに転んだら、多少は変装ってバレるものじゃない、とかね。

だって、声だって思わず出ちゃっただろうし、つけてたウィグだったちょっとはおかしくなったりはしない?

でも、それでも誰であるか判然としないというなら、それはその子がホンモノの五月だったから、と思うほうが自然かな、と。

ということで、鐘キスの相手が誰であれ、五月のことを意識したし、実はあれは五月だった、ということかな、と。

そうすると、日の出祭でキスをしなかった五月が改めて浮上する。

ただし、五月的には、今までは、あれは事故だった、ということで割り切るようにしていた、と。

まぁ、裏返すと、あの時、事故であってもキスしておかないと、五月の方は花嫁資格を持たなくなってしまうわけだけど。。。

もっとも、これは前のエントリーで書いたけど、「5年前のあの日」が、いつのことを指しているのかは、はっきりとはしていなくて、それが実際に高2の最後をさすのか、高3の秋をさすのか、はどちらでも解釈は可能。

その上でさらにいえば、今後、五月と風太郎がキスをする機会があれば、それでも条件にはあう。

ということで、実は鐘キス要件はまだどうとでもできる。

なので、大事なのは、あの事故を風太郎がどう受け止めたかの方にあって、それで、最初に書いたとおり、風太郎が意識し始めたのは五月だった、ということ。

ともあれ、改めて見直すと、ねぎ先生は、大事なところの文言を、しばしば、周りの状況や文脈で読者のほうが勝手に解釈してしまうようなシチュエーションを作るのがうまいなぁ、と思う。

それを踏まえると、花嫁の要件がいろいろあるけれど、その多くはどれもわりと、どうとでも言えるようなものが多い。

ということで、五月を風太郎が選ぶ理由はちゃんとあるということ。

裏返すと、別に五月が降って湧いた泥棒猫、というわけでは全然ないこと。

もちろん、事態は、極めて流動的だけどねw


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