BLACK SWAN

白鳥のブログ - 日々の世界を徒然と

五等分の花嫁 第116話 感想2: 次回第117話での二乃の逆襲に期待する!

2020-01-08 18:11:54 | 五等分の花嫁
ところで、風太郎は、今回、何してたわけ?

いや、きっと、たぬきに向かって「好きだー!」ってやってんだろうけどさw

にしても、風太郎、存在感ねぇー。

今回だって、勝手に四葉と三玖の間で、手打ちがなされてしまっている。

普通さ、もう少し男子に対して、フラれた側は逆恨み的行動、するもんだぜ。

恨みっこなし、なんてのは、誰になるかわからない時の言葉で、結果が出てしまったら、あれ、そんなこと、言ってたっけ?ってなるのが常道でしょ。

いや、だって、マジでヒドイでしょ。

三玖と四葉は、カラオケで完徹wして歌い尽くして、ウサを晴らしていたのに。

少なくとも、116話の最後で示された三玖の、なんか、もうスッキリしちゃた!・・・って感じの独白は、一応、5時間かけた向かい合い(歌い合い?)の結果でしょ。

で、その間、もう一方の当事者である風太郎は、なにしてんだよ?

確かに、日の出祭の最後の場面では、五月に「余計な気遣いは無用」と言われてはいたけどさ、それは、あくまでも、あの時限りのことでしょ?

そういう意味では、誰も彼もが当事者だったんだから。

まぁ、こんな不満の声も、ねぎ先生はお見通しのことだろうから、次回あたり、風太郎を強襲する二乃の話ぐらいになっていてもおかしくはないけどね。

なにしろ、二乃は怒っているのがデフォルトだからw(三玖談w)

少なくとも、向こうから先に告白してきていた二乃と三玖に対しては、風太郎の口から、ちゃんと一定の釈明が彼女たちそれぞれになされてもいいと思うけどね。

それは「余計な気遣いは無用」ということとは別の次元の話として。

単純に誠実さの問題として。

で、その上で、つまり、風太郎からの釈明を一通り聞いた上で、いや、でも自分は変わらずフーくんを思い続けるから・・・くらいの言葉は、二乃の口からは聞かせて欲しいところ。

そういう意味では、今回の三玖の態度は、あまりにも淡白すぎるでしょ。

あの日の出祭三日目の昼間、校舎の屋上で風太郎を押し倒した三玖はどこへ行った?

あの時点で、てっきり二乃クラスの肉食系に三玖も転身した、というか変貌していたとばかり思っていたのだけどね。

なので、是非、二乃には、聞き分けの悪い女になってほしいw

しかし、こう見てくると、一花が京都で「全部、嘘」と告げた場面も、今回の敗戦処理の対象からいち早く一花を外しておくための省力策だったのかと思えてくる。

今回、三玖に対して行ったことを、二乃だけでなく一花にまでしたら、(作者としては)手間がかかって仕方がないから。無駄にページを割くだけだし。

二乃については、やっぱり、気持ちの整理がつくまでホテル暮らしをする!というぐらいの姫キャラを演じてほしいね。

というか、実のところ、二乃って、五つ子の中で唯一、そういう感情の爆発を許された子だったはずなので、ここは、躊躇なく家をでてほしい。

その上で、マルオが上杉家に乗り込んでくる、という親バカを是非、演じてほしい。

てかさ、マルオ視点で見れば、どう考えても、風太郎は二乃と付き合っているようにみえていたはずだよね?

どうすんのさ、この先w

まぁ、だから、マルオは最後の結婚式には出席しないとすねて見せてるんだろうけどね。

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五等分の花嫁 第116話 『五時間一部屋』 感想: 三玖推しの人たちはこれでホントによかったの?

2020-01-08 11:17:57 | 五等分の花嫁
年をまたいでの三玖と四葉の話だったわけだけど、結局のところ、三玖が自分の気持ちにけじめを付ける回だった。

というか、それだけの回でしかなかった。

あくまでも三玖回。

四葉の本心は多少は吐露されたけれども、他の姉妹や風太郎へのことばは次回以降に繰り越し。

特に誰かを推しているわけではないけれど、しかし、今回の内容は、要するに、全国の三玖推しのファンの人たちに向けた、止めの一撃だった、ということで。

いよいよ、このまま四葉エンドで物語をたたむことが決まった、って感じかな。

いや、一応まだ、そう見せておいて実は・・・、というサプライズを、ストーリーテリング的には期待している方だけどw

でないと、ただの敗戦処理みたいな話が続くことになってしまうじゃない。


てか、今回の話でいけば、いや、いくらなんでも二乃の扱い、ひどくない?というのが正直なところ。

もちろん、四葉と三玖の対話の中で語られた二乃にすぎないわけだけど。

でもね、なにかあったときに参照点として、というかネタとして二乃が真っ先にあがるのは、さすがにこの状態では不憫だなぁ、と。


それにしても、難しいなぁ。

この「敗戦処理」の段階になって、この物語のヒロインが全員姉妹、しかも五つ子だという設定が、結構、グロテスクにヒドイ状況になってきている。

本気で、失恋の感情を爆発させることができない。

特に、今回の最後にあった、四葉には言わないけど、あの転校があったから風太郎と出会えた、だから不幸ではなかった、・・・なんていう思いは、さすがに自己完結させ過ぎでしょ?

しかも、こう思ったことも直接、四葉には言わない、っていうのだから。

一応、それが、四葉に対するせめてもの意趣返しなんだろうけどさ。

いや、でもさ、それ、爆発させろよ!

一度は怒れよ!、それこそ二乃みたいに。

このままだと、ホント、四葉エンドが、出来レースにしか見えなくなる。

いや、読者にとってはもちろん出来レースだよ。だって、途中であれだけ、彼女の「本当の想い」を先見せさせられているんだから。

でもね、三玖や二乃にとっては、まんま青天の霹靂だったはずだよね。

今回、三玖が四葉に対して、まさか、四葉の口から風太郎のことをずっと思い続けている、という言葉を聞く時が来るとは思わなかった!、と素で驚いたくらいなのだから。

だったら、もっと素直にこじらせないとダメでしょ。

それこそ、以前に五月と喧嘩して二乃がマンションを飛び出したことがあったように。

あれ以上の衝撃的事件が、起こったはずなのに。

でも、全員が同居しているために、全く冷却期間をもつことができない。

このあたりは、物語的には、わりと致命的。

一旦冷まして、しかる後に、喧嘩なり和解なり、が生じて当然のところなのにね。

で、仕方がないから、今回のように、暴風で電車が止まって帰れないという力技で、四葉と三玖の二人だけで、カラオケで夜を明かす、なんていうムリクリのシチュエーションをつくならければならなくなる。

このまま消化試合が続くだけなのかなぁ。

四葉が参戦してからが本番、だから、早く舞台に上がってきなさい、と思っていたのに、その舞台に四葉が上った途端、唐突に、いきなり幕が降ろされてしまうのだから。

カタルシスもなにもあったものじゃない。

今思うと、日の出祭の竹林遭遇事件のときに、三玖が四葉の行動にあれれ?と思った場面も、四葉が選ばれた時の三玖の衝撃を多少なりとも和らげるためだけのものだったようで。

でも、せめて、あの時に、(二乃はさておき)三玖だけは四葉の気持ちに気づいてしまい、四葉にきちんと問いただす場面が挟まれでもしていたら、だいぶ、今回の印象も変わったのだけどね。

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