BLACK SWAN

白鳥のブログ - 日々の世界を徒然と

五等分の花嫁 第117話 感想5:118話以降の流れは、四葉エンドではなく五月エンドか?と思わせながら実は〈彼女〉エンドなのでは?

2020-01-18 20:58:21 | 五等分の花嫁
「鐘キスは誰だ?」が最も重要な条件と思っていたけど・・・

でも、改めて冷静に考えてみると、四葉が京都の子であることを風太郎に知られた時点で、第1話の冒頭、というか扉にあった風太郎の独白による

「君と出会った高校2年の日」

に思い切り引っかかっちゃうんだよね。

だって、四葉と出会ったのは小学生のときだから。

にもかかわらず、四葉エンドでOKになりそうになったのは、四葉が京都の子であったことを風太郎には明かさない、という決断をしたから。

ただ、この四葉マジックには弱点がある。

一つは、同じく小学生の時の風太郎に一花が会っていること。これをバラされたらアウト(そして、同じ理由で、一花自身も選外になる)。

もう一つは、いうまでもなく、零奈を演じた五月。

こちらは、そもそも四葉が五月に依頼したことなので、五月がバラしたらアウト。

しかも、今までの素振りを見るに、風太郎はすでに零奈が五月であることに気づいている。

だから、風太郎が五月に確認を取ればそれまでのこと。

いや、でも真面目な五月は、守秘義務というか、本人の意志を尊重するか、とにかくそんな理由で「禁則事項です!」とか言って、回答を拒みそうではあるけれど。

でも、117話の精神状態を見ると、「当事者である上杉君には知る権利があります」とか、いって、バラしちゃいそうだよね。

で、そうなると、その時点で、四葉エンドは詰んでしまう。

ということは、作中では、四葉と風太郎は付き合わないという選択をすることになる。

となると、五月エンドの可能性も浮上する。

ただ、これも冷静になると、単に四葉エンドが消えただけのことであって、五月だけでなく、一花を除いた二乃と三玖にも、可能性だけなら生じることになる。

で、今のところ、まだ、積極的に二乃と三玖を完全排除する理由を見いだせていないのだよね。

で、そこで「鐘キスは誰か?」ということになって。

正確には、61話冒頭の結婚式の「誓いのキス」のシーンで、花嫁が風太郎に向けて「5年前のあの日を思い出して」という言葉が意味している、「鐘キス」が二人の初めて交わしたキスであるという条件。

つまり、鐘キスのあとはキスをしていない、という含みであり、となると、日の出祭期間中に風太郎とキスした子は、この条件をクリアできないということ。

そうすると、二乃と三玖が脱落して、適格者は五月だけ、ということになる。

ちなみに、四葉マジックでは、日の出祭中に四葉が風太郎にしたキスは、風太郎が「夢うつつ」であったため風太郎にとってはキスの記憶がない。そして、あのキスの事実を四葉が封印してしまえば、はい、鐘キスが初めてでした!ってことになる。

ただ、この四葉マジック、冷静に考えれば、結婚式の、それも「誓いのキス」の場で、自分の都合だけで封印したキスの事実を完全隠蔽して、5年前の鐘キスが初めてだったでしょ?と尋ねるのって、単純にやばくない?と思うのだけど。

どう考えてもヤンデレ属性だよね? 

ストーカー属性だよね?

なので、個人的には、四葉エンドって、これまでばら撒いてきた花嫁要件と照らし合わせたとき、単純に、無理があるなあ、と思っている。

つまり、四葉が、正直に全てを風太郎に告白した時点で、四葉は、この物語の神様から「選外」を通告されてしまうことになる。

で、なんか話がぐるぐる回っていて申し訳ないのだけど、やはり普通に考えて、四葉の抱え込んだ風太郎まわりの秘密は公開され、風太郎の知るところとなり、四葉以外の子にチャンスが訪れる、ということになる。

で、さっき書いたように、鐘キス条件から、五月が適格者となる、・・・ってことなのだけど。

ただ、この鐘キス条件については気になるところがあって、あれは、高2のときの「スクランブルエッグ」編の第1話冒頭で出てきているから、いかにも「初めてのキス」がスクランブルエッグ編の最後にあった「鐘キス事件」とセットであると考えてしまうけど、でも日の出祭期間中のキス・ラッシュwを考えると、別に日の出祭の時のキスが花嫁にとっての初めてのキスでもかまわないと思うんだよね。

となると、問題は「5年前のあの日」が高2のときなのか、それとも高3のときなのか、ということで。

高2のときなら、鐘キスの相手が五月である条件づきで、五月。

高3のときなら、日の出祭のときにキスした4人のうち、「京都の子」条件から外れた二乃、および三玖。

ということにならないかな、と。

で、そうなると、気になるのは、32話の「結びの伝説2000日目」で、結婚式当日に、らいはが「仕事以外、無頓着なのは相変わらず」と風太郎を詰っているところで、このらいはのことばから想像できるのは、風太郎が結婚式当日の時点で、すでに社会人であるということなんだよね。

つまり、大学は卒業している上での5年前。

風太郎が志望大学に現役合格できないシナリオは考えづらい。

で、しかも社会人で結婚となると、さすがに、就職して早々ってことも考えにくい。

つまり、早くても、社会人1年目の秋くらい。

となると、5年前って、高2のときではなくて、高3の秋でも良くはならない?

そうすると、あれれ、もしかして、四葉でも五月でもなく、二乃か三玖が浮上する?

で、普通に考えれば、「風太郎」という呼称を使っていたのは三玖だから、三玖のほうがさらに有利? なのか?


実は、五月エンドになりそうだよな、って思って、ちょっと見直していたら、あれ、むしろ、この四葉エンドと五月エンドの鍔迫り合いは、最終コーナーの盛大なミスリード?という結論になってしまったw

正直、書いている本人も、そんなつもりじゃなかった、と思っているのだけど。

でも、五月エンドの進行もさることながら、三玖エンドの復活もあるように思えてきた。

そして、もしかして三玖エンドもあり?と思うと、116話で、三玖が「自分を好きになれた」といって、彼女が一回り人間として成長したことを明示したエピソードが語られたのも、単に三玖に退場してもらうのではなく、改めて、風太郎に選ばれるに足る少女になった、ということのようにも思えてきた。

いや、もー、わかんないや。

でも、花嫁が三玖だとすれば、結婚式の場で「誓いのキス」をする直前に、「初めてじゃないでしょ」「5年前を思い出して」、というセリフも、リアリティをもたないかな?

だって、日の出祭期間中のキスのなかで、三玖からのものが、一番、情熱的で、意図的なものだったでしょ。

あれだけ、しっかりキスしてしまえば、確かに自信をもって、つまり風太郎をリードするような感じで、「思い出して」、といえるのではないかな?

ということで、当初考えいてた五月エンドとはぜんぜん違う方向に行ってしまったけど、この先、三玖にもまだチャンスがあるのではないか、ということ。

つまり、四葉を日の出祭で風太郎がまずは選ぶ、という事件があってはじめて、いろいろな隠し事が表にでてくるようになったということだね。


ともあれ、もう、はやく118話が読みたいよw

あ、そうだ。

学生結婚なら、もちろん、五月エンドもありだし、それもありえない話ではないと思う。

ほんと、わからんw

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五等分の花嫁 第117話 感想4:二乃が象徴する連載開始の頃と逆転した「ギスギスさ」

2020-01-18 10:37:07 | 五等分の花嫁
それにしても、日の出祭以後、五つ子の関係、さすがにギスギスしすぎじゃない?

まるで、連載開始の時と逆転したようなギスギスさ。

当時は、風太郎の拒絶を巡ってギスギスしていたのに、今は、風太郎の「恋愛」を巡って(もう8割がた決着はついているのだけど)ギスギスしている。

てか、もう二乃は完全にあの頃の二乃だよね。何言っても絡んでくる「嫌な奴」。

いくら作劇上しかたないとはいえ、ここのところの悪役に振れた二乃は、ホント不憫。


で、今回素朴に不思議に思ったのは、五月たちも風太郎も、みな、今同じクラスじゃない?

にもかかわらず、食堂で、「あ、五月!」って四葉が声かけるのって、思い切り不自然だよね。

まだ一花が、学校の外で、風太郎と五月を見つけるなら、わかるけど。

さすがに、あ!、じゃないだろ。

同じクラスで。しかも、食堂はひとつしかないんだから。


こんな感じだと、日頃から気まずくない?と思うわけだけど。。。

五つ子に至っては、席順だって、五月、二乃、三玖、四葉、の並びだし。

さすがに、これ、破綻してない?

てか、家で、五つ子たち、どうしてるんだろう。

実は、結構気になってしょうがない。

ちなみに、117話って、日の出祭が終わってから、どれくらい経っている設定なのだろう?

前回の、三玖が自分の気持ちに整理をつけるあたりは、日の出祭の直後だったけど、今回は、冒頭で五月が下田さんに相談している描写も含めて、数週間くらいは過ぎているような感じなのだけど。

一応、四葉に体育大学からの誘いがある、というような新情報も出てくるくらいだから。

で、そうなると、その間、学校でも一緒、家でも一緒、でも、二乃と四葉は常に一触即発状態にある、って、さすがに、高3受験生的にどうなのよ? と思うけどね。

この物語は『ぼく勉』と違ってスラップスティックコメディではなくミステリーw色が強い作品だから、必然的にもろもろの状況描写はマンガ的ご都合主義ではなくリアリズムに則って来ていたはずなのだけど、さすがにいささか破綻してきてない?

ただ、このギスギスさ、って、日の出祭最終日を境に、五つ子+風太郎の間の関係が、反転して連載開始時のものに戻っているようにも見えるんだよね。

で、間違いなく、そのトリガーになったのは、五月と風太郎の間で「勉強、教えて下さい」「任せろ」のやり取りがなされてきたところから。

やっぱり、あそこでこの物語の流れは大きく変わったんだよ。

一花、二乃、三玖は、日の出祭でピリオド。

代わりに、四葉と五月が前へ。

要するに、それまでステルスで潜行していた二人が浮上した、ということね。

それがまた、正々堂々をうたう二乃からすると腹がたって仕方がない。

そりゃ、ギスギスもするよなぁ。

でも、ホント、二乃が元通りになってしまったのは不憫。

むしろ、最終コーナーで、いろいろと予測不能の爆弾発言をして、四葉と五月に発破をかけるためだけに、強制退場させられてしたようにも見えてしまって。

二乃にとってもハッピーな結末って、どんなものなのだろう。。。

もっとも二乃のあとには、一花と三玖も控えているから、どちらかが救済的な言動をしてくれると思っているけど。

五等分の指切りは、どこに行ったの?

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とある科学の超電磁砲T 第2話 『大覇星祭』感想: 安定のレールガン、黒子健在は朗報!

2020-01-18 00:43:16 | 超電磁砲/禁書目録
いやー、ホント、科学の方はシンプルでいいねーw

大覇星祭、表側の動きはホント、のんきでw

でも、他校も含めてやたらキャラが多いのが玉に瑕。

すでに誰が誰だか、わからなくなってきたw

しかし、この裏で、上条さんは魔術側と交戦するんだからなぁ。

といっても、その分の放送は、もう何年前?って思うくらい昔だし。

なんかアンバランスだよなぁ。

あと、「暗部」ね。

さすがに、いまさら「暗部」とか見ると、なにこいつらチームでイキってるわけ?としか思えないけど。

都市の「暗部」とかいう発想自体が、もう20年くらい前の「闇」の感覚だよね。

それこそ、デュラララとかw

どうせ、また、美琴やみさきちにちょっかい出して返り討ちに合うんだろうなw

ともあれ、黒子が車椅子とはいえ、前面に出てきてくれたのはいい。

やっぱり、レールガンといえば、黒子だよ。

このテンションの高さがないとね。

それと、もちろん佐天さんw

でも彼女も微妙に厄介事を呼び込む体質だよねー。

それにしても、ほんと、レールガンは禁書と比べて安心して見れるのはいい。

まぁ、常盤台以外の高校の超能力が、あまりにもショボいのには呆れるけど。

でも、レベル5の7人がとりあえずトップというヒエラルキーは、わかりやすい。

禁書のほうが、もう魔神とか出てきて以後は、なにがなにやら。。。、って感じでもうホント、ついていけなかったから。

魔術の能力バトル、って、設定を読み込むだけで精一杯だからね。

それに比べると、レールガンの超能力は、一応、物理現象として説明可能なのがいい。

てか、こっちのほうがよっぽど魔法っぽいじゃんw


あー、でも、第2話にして、すでに作画がやばくなりつつあるように思うので、なんとか持ちこたえてほしいかな。

そうそう、科学といえば、やはり木原一族は出てくるのかな?

彼らのクレージーさがどう表現されるかで、全体の印象も変わりそう。

是非とも、マッドサイエンティストの片鱗をきっちり見せてほしい。

美琴が呑まれないといいけど。

あ、でもキャラ的には、みさきちよりも婚后さんが独走!って気もしているw

ともあれ、このままサクサクと物語を進めてほしいぞw

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