BLACK SWAN

白鳥のブログ - 日々の世界を徒然と

グレイプニル 第71話 『すべてを消す者』 感想: やっぱり花美はただの噛ませ犬だったかぁ。。。

2021-11-18 14:12:33 | グレイプニル
なんかものすごくイキっていた割には、コピー体の一体でしかないほのかに危ないところで瞬殺されそうになった愛子の妹・花美。

それだけだった。

うーん、これはまた、しばらく話が進みそうにないなぁ。

ほのかにしても、多数の分体がいて、そのなかで嬢王蜂みたいに、シン・ほのか、がいるというせっていになっちゃったし。

もうこれ、作者、なんにも考えてないな。

呆れるくらいに迷走してきた。

だって、とりあえず展開に詰まったら新キャラ出して時間を稼げ、というマンガ連載の法則をそのまま地でいってるのだも。


しかし、これ、どうするのだろう。

分体のほのか、コピー体のほのかにすら太刀打ちできないじゃ、もう完全に詰んでるじゃん。

あとは、エレナがどう動くかだけだよね。

てか、直人の合体相手ってやっぱりエレナじゃなきゃだめなんじゃないの?

それでも、わざわざ花美を登場させたってことは、エレナの場合、修一の記憶から、直人の中には入れない、とかいう精神的制約があるのだろうか?

ともあれ、エレナの実力が、次回、ようやく示される、ってことなのかな。

でも、だとしたら、花美って、仲間の真の実力を見せつけるための、体の良い前座だった、ってことになってしまうけど。

なんか切ないね。

まぁ、花美が出オチキャラだというのは一目瞭然だったけどw


にしても、グレイプニル、このもう、どこに話が向かおうとしているのか、全く見えない流れ、どうにかならないものだろうか。

そもそも、あれだけもったいぶっていた、「悪魔クレア」が、ただ、ほのかをそそのかして文字通り「ほのかの悪魔化」を進めただけだったとは。

しかも、その記憶をクレナは失っているから、この先、その記憶を思い出すところから始めなくちゃいけないわけでしょ。

超・迂遠じゃない。

というか、今頃、クレナと修一たちはどうしているわけ?

そういうカット割りもちゃんとしてほしいのだけど。

だって、このままだと、エレナ一行はシン・ほのかに挑むけど、それは結局、修一とエレナたちのシン・ほのか戦のための、シン・ほのかの実力をデモンストレートするだけの役割で終わっちゃうじゃない。

しかし、それじゃ、さすがにテンポが悪いでしょ。

本当は、エレナ一行と修一一行が、対シン・ほのかで共同戦線を取る約束をしたけど、その約束を無視してエレナ一行が先走った、とかいう仕込みくらいは欲しかったかも。

だったら、エレナたちが超苦戦しているところに、修一とクレナの合体ぬいぐるみが駆けつける!っていう展開もありえたから。

このままじゃ、エレナ一行が、ただの前座になってしまうじゃないか。。。

どうにかできなかったのかな。

とにかく、修一の記憶のサルベージのあたりから、期待を下回る、それも斜め下のようなサプライズもないまま、ダラダラ連載が続いているのが辛い。

なんか、ちょっとはパシッ!っと物語を進めてくれないかなぁ。。。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

トニカクカワイイ 第171話 『車はこすると凹む。心も凹む。』 感想: 京丸行きは、キャラ全員参加の決死行になるの?w

2021-11-17 11:01:55 | トニカクカワイイ
うーん、なんか、京丸の離れに行くのが、どんどん決死行になるような気がしてきたw

そこに、しばらくご無沙汰だった有象無象のキャラが皆、合流していくような流れなのだけどw

とりあえず、ナサくんの奈良の実家に帰るときみたいに、東名高速で移動中のところとかに尺は割かないで、とっとと京都までは行ってほしいのだが。。。

でも、そうはならないんだろうなぁw

下手すると、バス、というか、ワゴンを使って、みんなでレッツゴー!とかなる気もしてきたw

でも、司の、いわば秘密のアジトを訪ねるようなものだから、そこは結構盛り上がるんじゃないかな、と。

一応、輝夜も参戦する模様だしw

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

彼女、お借りします 第213話 『楽園と彼女㉖』 感想: 「ごめん、もう着いた」ってのは誰? もしかして海くん?

2021-11-17 10:55:04 | かのかり
なんか、せっかく和也が告白のために一大決心したのに、それを完全ブロックしてきた千鶴。

で、今回は、結局、それだけ。

気になるのは「ごめん、もう着いた」ってLINE?のメッセージが出てきたことだけど。。。

これ、もしかして、千鶴が和ばあさんに一芝居でもうつために、急遽、海くんとか、呼び寄せたりしている?

それで、私の恋人は海くんなんです、なんて強引に話を持っていく?

それで、レンカノのことはバラさずに済ます?

でも、そんな三文芝居じゃ、麻美が許すとは思えないけどなぁ。。。

いや、全く異なる展開もありえるけどね、

でも、千鶴に「ごめん、もう着いた」なんてメッセージを送ってくるのって、海くんくらいしか思いつかないのだけど。。。

しかし、その場合、麻美だけじゃなく瑠夏ちゃんもどう出るか?

瑠夏ちゃんは瑠夏ちゃんで、栗との話があって、そこはそこでちょっとヨリ?を戻そう?・・・なんて思っていたら、千鶴と海くんの爆弾交際宣言で、フリーになった和也を全力で捕まえようとする?

ただ、その場合、瑠夏ちゃんは、和也の千鶴への恋が実るように促す、体の良い妖精さんになってしまうような気もするけれど。。。

ともあれ、次回を待つしかないなぁ。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

86-エイティシックス- 第6巻までの感想: マジでギアスの劣化コピーなんだな。

2021-11-16 12:11:22 | エイティシックス
なんか対レギオン戦で盛り上がってきたところで、今週は特番だったので、そのままエイティシックスの原作を、とりあえず6巻まで読んだ。

このあと、まだ既刊が第10巻まであることをわかった上で、ちょっと中間報告的なことを書いておくと、

うーん、ちょっと微妙。

今、放送中の第2クールがカバーする第3巻までは確かに面白い。

第1巻の最後に描かれた、シンとレーナが2年経って再会する場面までの出来事をシンの側から描いたのが、2巻と3巻なので。

単純に、戦禍の中で分かたれた2人が再会するというのは感動的で悪くない。

しかも2人の再会は、一応は、86区の差別されジェノサイドに駆り出された民族たちと、共和国の純血種アルバの間での和解を予感させる象徴でもあるから。

ここまでは単純に、戦禍ものとしてよくできている。

で、次いで、シンとレーナが連邦の「第86独立機動打撃群」でともに戦うことになっての最初の作戦を描いた4巻も、それほど悪くはない。

ただ、これの最後で登場した〈無慈悲な女王〉の鹵獲を目的にした5巻、6巻の話となると、

うーん、その方向に行く?

って困ってしまうような展開に向かってしまった。

そういう意味では、確かに〈無慈悲な女王〉がターニングポイントだったことになって、基本、7巻以降もその流れで進むようなのだけれど。

で、何が、ちょっとそれはないんじゃないの?と思ったかというと、

まず、単純に5巻以降、シンの内面をグダグダ描くようになって、彼のクールでハードなカッコよさがどんどん削れていってしまい、最終的には、なんか、よくあるラノベの男子高校生キャラにみたいになってしまうこと。

同時に、レーナも、天然な委員長女子キャラみたいになってしまうこと。

要するに、凡百の、よくあるただのラノベになってしまう。

実際、5巻以降って、シンを中心としたジャガーノート部隊をレーナがなぜか全統括して指揮する、という構図になってしまって、それが、ほとんど、高校の部活みたいな世界になってしまうこと。

部員同士の恋バナとか、部員の間での喧嘩とかじゃれ合いとか。

もうほとんど『戦え!エイティシックス学園サバゲ部!』みたいになってくるw

シンがキャプテンで、レーナが女子マネみたいな布陣w

いや、もちろん、お話自体はレギオンの殲滅という目標はそのままなので、もちろんシビアなものだし、

5巻の最後でシリンというロボ部隊の屍の山によって示された、ありえたかもしれない「エイティシックス全滅の未来図」を目の前にして、シンが完全に精神不安定になってしまうくらい、

引き続き戦禍の悲惨さは続くのだけど。

でも、そうした戦場の悲惨さと脳天気な学園ノリの混在が、どうにもバランスが悪くて。

感覚的には、コードギアスの劣化コピーな感じ。

実際、第5巻から新たに登場するヴィーカという連合王国王子のキャラって、完全にルルーシュそのものだしw

自然と、ヴィーカの声は福山潤ヴォイスになってしまうようなキャラw


で、そこで思いついたのは、あぁ、この作者って、ただのギアスとガンダムSEEDとかのロボアニメオタクでしかなかったんだな、ということ。

だって、5巻以降の、日常的場面におけるキャラ描写、キャラのセリフがもう、全部、サンライズロボアニメキャラそのものなんだもの。


でもさ、第1巻、あるいは、その裏版でもある第2巻、第3巻を読んで思って、これはシビアな戦争SFなんだな、と思った気持ちは、完全に裏切られちゃったんだよねw

わりと木っ端微塵にw

レギオンが、人の脳をアップロードして使いまわす、という不気味な設定を見たときには、あ、これ、冲方丁のシュピーゲルみたいな話か、それじゃ、鬱確定だな、と思って、そのラインで楽しみにしていたのだけど。

そういうハードさはどこかに行ってしまった。

最悪だったのは、5巻以降、シンが、ラノベらしく「自己像に悩む本好きな文系少年」になってしまったことで。。。

あと、むりやり、レーナとの間でラブコメをさせられて。

いやいや、それじゃ、1巻のときのキャラ崩壊じゃね?と思ってしまった。

ていうか、シンとレーナの関係が、なんか出会った当初はいい意味で緊張感のある関係だったのに中盤からひたすらグダグダな共依存の罠におちていった、エウレカセブンのレントンとエウレカみたいなんだよね。

そんなシンとレーナの関係に生暖かい視線を送るライデン以下の周りのキャラたちも、レントンとエウレカを見る月光号のクルーそっくりでw

いや、それ、もうぜんぜん違う話じゃん、って感じで。

とにかく、5巻以降、全然、雰囲気が変わってしまって・・・

ちょっと読み始めた7巻冒頭は、完全にいわゆる水着回になってしまっているし。

なんか、ちょっと違う、これじゃない感が増してきている。

単純に、作者にキャラ描写用のストックが、ロボアニメしかないんだろうな、って思って。

どんどんどこかで見たことのある劣化コピーになっている。


てか、いつの間にか、シンは、帝国随一の貴族の末裔になって、そこだけとりだせば完全に、お約束の貴種流離譚だし。

5巻以降に登場する新キャラにはそれぞれ、ご当地民族純血種に割り当てられた異能も出てくるし。

しかも、その異能が、さすがにそんな都合の良い特化型の異能なんてないんじゃない、という類のものだし。

コードギアスで、ギアス持ちのキャラの登場が増えた結果、ギアスの能力が、ただのご都合主義におちていったのと似たような展開。。。


ということで、とりあえず、残りの刊も読むつもりだけど。

今書いたような印象がちょっとは改善されるといいのだけどw

さて、どうなることやらw

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

呪術廻戦 第165話 『東京第1結界⑤』 感想

2021-11-15 11:46:59 | 呪術廻戦

うーん、やっぱり、これは日車が虎杖の仲間になる展開なのかな。

わざわざ冒頭で日車の飲み込みの速さを記したり、途中で彼の判断力の高さを示していたりするのも、虎杖のしようとしていることの意図を知って、それが結局の所、日車の正義の基準にかなうものでもある、ってことになりそう。

だから、仲間というよりは、賛同者、協力者ってことかもしれないけれど。

二審請求で、あっさり虎杖が渋谷事変での大量殺人を認めたところにも、日車自身はなにかしら衝撃を受けたようだし。

呪力の使い方自体は日車はすでに理解しているので、彼にとっての課題は、この先、どういう理由でこのゲームを継続していくのか、ってことになりそうだし。

そこであの筋肉バカみたいな虎杖が現れて、自分の罪をあっさり認めたら、そりゃ、そもそも刑罰ってものは何のためにあるのか、ってことに、この日車の頭の良さなら考え及んでもおかしくないしね。

そもそも大量殺人の背後にある理由が、今回のこの死滅回游というデスゲームの始まりのきっかけみたいなものだし。

ともあれ、次回、どう転ぶか。

そうそう、途中で日車が言っていた「壊れない人形を相手にしているようだ」というのは、言い得て妙、なんだろうな、きっと。

虎杖の正体を図らずも見抜いてしまった、というか。

その点でも、日車は虎杖に興味を抱いてしまったように思われるのだけど。

さてさて、どうなることやら。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

無職転生 ~異世界行ったら本気だす~ 第18話 『それぞれの旅』 感想: 『無職転生』が『転スラ』に人気で負けた理由がよくわかった!

2021-11-15 11:17:27 | 無職転生
ほとんど全編、ロキシーの里帰りの話だったのだけど。。。

おかげで、前回のパウロの話を見たあとでずっとひっかかっていた違和感が理解できた。

この物語、「親子愛の押し売り」をするところが、どうにも気持ち悪いんだな。

なんていうか、『クラナド』なんかのKey作品にあった気持ち悪さに通じるもの。

単に杉田ボイスのムダなエロが多いだけでなくて。


愛の押しつけが多いから。

ということは、承認欲求への渇望が強いから、どうにも気持ち悪い。

ようやく、この作品がどうも好きになれない理由がわかった。

親子愛にまで承認欲求願望を投影する作品だからここまで気持ち悪いのか。

要は、一昔前のガチなヒキニート・オタクの願望が詰まった作品だからなんだ。

かわいい女の子に持てたい、

なんか全能感を感じる力を持ちたい、

親や周囲の大人に認められたい、

そういう、ヒキニート生活では満たされない承認欲求の全てに答えてくれる夢の世界が、ルーデウスとして転生した世界にある。

そりゃ、好き嫌いが分かれるわけだ。

だって、物語設定そのものが気持ち悪いのだから。

特に親子愛をむりやりつけてくるところが、完全に『クラナド』と同じなんだな。

だから、この作品は、Key作品を異世界転生にまで持ち込んだところが、一定量のヒキニート・オタクにウケた理由だった、ってことになる。

よく、なんで『無職転生』は『転スラ』に負けたのか?って疑問を見かけるけど、そう考えれば自明だよね。

だって、転スラの前世の人である三上悟は、ゼネコンに勤める30代の、見た目は独身貴族で、全然ヒキニートじゃないから。

確かに恋人はいなかったけれど、それはどうやら趣味人にすぎて恋愛ごとに時間やお金を費やさなかっただけのこと。

ゼネコンの後輩にちゃんと慕われるくらいの普通の社会人で、趣味人ではあったけど、全然ヒキニートではなかったから。

というか、ゼネコンで営業をちゃんとこなせるくらいなのだから、普通に大卒で、普通にコミュニケーション能力もあった、ってことでしょ?

というか、そのあたりの能力は、転生後のリムルの言動を見てれば自明だけど。

リムルも女子に興味を示すけど、それもライトなエロ程度のことだし。

ルーデウスのような、煩悩丸出しのウヘヘ顔なんてリムルは絶対しないし。

その意味では、性差のない無性のスライムに転生した、というリムルの初期設定も良かった。

その結果、男性からも女性からもともに好かれても変に恋愛沙汰でこじれない、という展開に持ち込むことができたから。

その結果が、テンペスト住民の過剰なまでのリムル信仰なわけで。

でも無性で万能な存在なら、そりゃあ下々からみたら神様だよね、リムルは。

そうしたリムルの快進撃を見ることのほうがお気楽で楽しい、というのが主流の「なろう」だった、ってことだよね、きっと。


ということで、今回のロキシー回。

ロキシーが久しぶりに登場したのはいいし、ちゃんと以前にルーデウスが出会ったロキシーの両親が再登場することでルーデウスの生存が確認される、という展開もうまいな、と思うのだけど、

でもそれ以上に、家族愛の押しつけがどれだけ鬱陶しいものか、改めて思い知らされた。

少なくとも、前回のパウロの一件の直後にこのロキシーのエピソードを持ってきたということは、作者ならびに製作陣は、家族愛の押し売りをしたい、ということだよね。

でもさ、それはファンタジーを楽しむ上ではノイズでしかない、夾雑物でしかない。

ともあれ、『無職転生』がどうにも好きになれない理由がよくわかった。

これじゃ、第3者に勧めるのも難しいよね。

だって、要するに美少女ゲームを一般人に紹介するのと同じだもの。

それはありえないでしょ。

だってキモいもの。

過剰に作画を良くするのは、逆に製作陣も作画や視聴体験の心地よさで繋ぎ止めないと視聴者の幅が広がらないから、と知っているからなのだろうな。

それでも難しいと思うけど。

だって『転スラ』のほうが無害なぶん、素直に娯楽として見れるじゃないw

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

100万の命の上に俺は立っている 第65話 『それぞれの道』 感想: 四谷vs箱崎のフリは、今後の展開にどう影響していくのだろう?

2021-11-11 16:57:13 | 100万の命
今回で、7周目の「ブラック労働王国編」は終了。

順当に考えれば、次回から8周目が始まる、ということになるのだろうけど、もしかして、また、いつもどおり、新しい8人目のプレイヤーが登場するのだろうか?

ここのところ、新プレイヤーのバックグランドが活かされるような新規クエストが発生していたから、順当に行けば次回もそうなのかもしれないけれど。

ただ、その一方で、今回の最後にあった、人類の滅亡の是非をめぐる

四谷vs箱崎

の対立が明らかになったので、もしかしたら、少し展開を変えてくるのかもしれない。

ていうか、そもそも、最後に「世界各地でゴブリンの出現事例が出始める」って書かれていたから、現実世界への侵略が少しずつ始まっている、ということなのかもしれない。

それにしても、途中、たしか55話?で、オズが突然、四谷になんでお前はクエストしているの?って問いかけていたときのやり取りが、ログという形で箱崎に伝わるとは思っていなかった。

だから、あんな唐突なオズとのやりとりだったわけね。

ともあれ、四谷がなぜ人類を滅亡させたいのか、その理由はガイア理論で説明されたわけだけど、それ、この先、どうつながっていくのだろう。

その理由がわからないと嘆いていた箱崎に、グレンダがいかにも同性愛者のリベラルなアメリカ人女性らしく、価値観はひとそれぞれ、でも四谷の価値観の発生理由がわかったことは、異なる価値観のすり合わせを進める上で第一のてがかりになる、と助言していたのは、なるほどなぁ、と思った。

てか、グレンダ以降のプレイヤーは、どうも、それ以前の、四谷たち子どもたちの関係の相談役になっているので、その様子からも、やっぱり、次回以降、四谷と箱崎の関係を中心に、四谷の闇?意志?に迫っていくことになるのかな?

相変わらず、新堂も四谷のつれなさwにツッコミ入れているしw

なんでお前ら、そんなに四谷の心にアンカリングしたいの?って逆に思ってしまうけどw

でも、今回もまた、四谷はマリタという異世界の女子?に好かれていたので、そのあたりの秘密が、新堂や箱崎はきになっているんだろうな?

自分たちが気が付かない何か善いところを、マリタやカハベルさん、アォユーが四谷に対して感じている、ということで。

まぁ、そういう「同調感覚からのズレ」をうまく拾っているところがこのお話のユニークなところだとは思うのだけど。


ということで、前々からちょっと気になっていた作品だけど、今回の終わり方で、ますます気になるものになったような気がする。

その点では、ファティナ様が、四谷のことを「ゆーくん」と呼んでいるのが、やっぱり、後々の展開の上では重要な要素になるのだろうな。

てか、多分、ファティナ様は、どこかの世界線で四谷と既にであっている、ということだよね、きっと。

この世界線だけではなく。

だいたい、常にファティナ様が現れるのも不思議だしw

いくら、龍を追っている、といっても。

四谷たちからすれば、クエストの世界の身体は一種のアバターだけど、もしかしたら、ファティナ様の身体も、同様にアバターなのかもね。

もっとも、本体のファティナ様が、四谷たちと同じ世界線の世界に存在するとは限らないわけだけど。

そのあたりもちょっと気になってきた。

ということで、8周目? 果たしてどうなるのか?

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

彼女、お借りします 第212話 『楽園と彼女㉕』 感想:これはもしかして「嘘から出た誠」な先手必勝作戦?

2021-11-10 18:18:00 | かのかり
うーん、これ、どうするのだろう?

今回の流れからすると、一番まともな展開は、和也が千鶴に告白して千鶴もそれを受け入れて、レンカノのカップルであることをやめてしまうこと。

で、その上で、和ばあさんに「二人はレンカノの関係です!」ってチクった麻美を含めて翻弄してしまう、という展開。

要するに、ヴィッチ麻美、ザマァ!な展開なわけだが。

しかし、そんなふうに素直に進まないのが、このマンガだからなぁ。

その一方で、瑠夏ちゃんの方は着々に栗による敗戦処理が進行中、って感じで。

なんか、収まるべきところにすべて収まって、このながーい温泉旅行は終わるのかね?

いい加減、それでもいい気もするけど。

ともあれ、次回、どうなる?

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

トニカクカワイイ 第170話 『2期決まったよ』 感想: なかなかドライブには出かけられない?

2021-11-10 18:12:18 | トニカクカワイイ
おっと、ここで不老不死の司っちが、1400年もの間、どうやって身を隠してきたか、という、当たり前だが、しかし、重たい話に向かうのか。

確かに、今いる世界で、司がいつまでも16歳の姿のままでいることを実感をもって知っているのは、時子と栞くらいなんだろうな。

時子が当たり前のように司と話していたから忘れていたけど。

でも、普通に考えたら、気味が悪いにもほどがあるから、知り合った人たちともいつかは司の方から離れていかなきゃいけなかったのだろうな。

もちろん、近代以前の戦国時代とかだったら、そもそも寿命が短いから、不老不死に気づく前にかなりの人が亡くなっていったのかもしれないけれど。

そういう意味では、だから司は戦場にいたり、忍?をしていたり、してたのだろうな。

いつでも逃走できるような職について。

ナサくんはまだその現実に気づいていない。

となると、この先、ガチな問題となるのは、ナサくんと司が一緒に年を取っていけるのかどうか、ってことになりそうで。

それはそれで重たい話だなぁ、と思ったよ。

まぁ、UQ holder の話と同じなんだけどね。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

UQ HOLDER! 第189話 『完全なる世界(コズモエンテレケイア)』 感想: なるほど、ここで満を持してネギくん降臨ですか!!!

2021-11-09 12:21:10 | UQH/ネギま!
いやー、途中までは、なんかカロンへの突貫侵攻の描写ばかりで、なんか手順として必要な戦闘シーンばかりで、なんかたるいなぁ、と思っていたのだけど。

しかも、明らかに中ボスにすぎない、顔芸職人・バアル様wが相手でw

それを、刀太の「愉快な仲間たち(笑)」、もとい「頼れる仲間たち」がバッサバッサとさばいていくばかり。

三太とナナコは魔法使いよろしく、謎ビームを謎障壁で防御し、

夏凛と甚兵衛は、破壊担当の前衛として物理攻撃で、なんか天使もどきの「白い巨人」を蹴散らすしw

しかも、いつの間にか、甚兵衛はイレカエをマジでチート級のメタ攻撃に変えているし、てか、あれって、もうSAOの心意攻撃じゃんw システム介入のチート技なんだからw

で、最後は、九郎丸と十蔵の、我流剣技で「爆散」!なんだからさw

それを見てあたふた慌てるバアルまで含めて、完全に「お約束」の規定演技w

極めつけは、バアルのいる間に突入しようとして刀太が召喚した、謎・太陽系パワーの12魔神!というのだからw

一応、「降魔兵装『巨躯の魔神』&魔神分身十二連装」というらしいがw

魔神化した刀太は、6本の腕を持つ阿修羅のような怪物だし、降臨させた魔神たちは、これ、どうみても、ギーガーのエイリアンじゃん!って感じだし。

もう、これ、刀太たちの方がどう見ても悪役ヅラでしょw


で、お約束どおり、こうした刀太たちの総攻撃をもってバアルを粉砕できる!と思ったところで、おもむろにラスボスたるヨルダ・バオト御一行がご登場!

バアルが至る失態まで含めて、ヨルダの地球降臨を計画していたという、悪辣ぶり。

さすがに、ちょっとバアル様(笑)が不憫に思えてしまうくらい。


でも、そうして降臨したヨルダ一行は強烈で、しかも

刹那が九郎丸を
アルが三太を
ラカンが夏凛を

それぞれ一撃で圧倒してしまうという事態。

いや、これは、ネギま!読者的には、当然のあってしかるべき序列関係なのだけど、しかし、ここで、刹那、アル、ラカン、を敵にするか?という疑問は当然生じるわけで。

ただ、それも、最後まで読むとなるほどねーと思ってしまうのだから、ちょっとズルいw

なぜなら、最後に刀太が、ネギくんの手帳で蘇らさせたのは、エヴァ/雪姫ではなく、ネギくん!!!だったのだから。

あー、これ、要するには、最後は、ネギま!&UQHの、新旧キャラ総出でヨルダを粉砕する!という展開、ってことね!って思ったもの。

てか、ここで、ネギくん復活は、オイシすぎる! ヤラレタ!


でも、これはこれで王道展開!だよね。

だって、ネギくんの復活によって、いわば、仮面ライダーでいうところの「技の1号、力の2号」がタッグを組むようなものでしょ?

かつてエヴァやラカンをして、ネギくんの最大の能力は、その魔法開発力にある、といわせしめたネギくんに、

もはや太陽系の魔法エネルギーを好き放題に引き出せるほどの甚大な力を得た核弾頭・刀太が手を組むのだから。

それにしても、ここでかつてエヴァが評した「ネギくんの真価は魔法開発力にある」という言葉が活きてくるとは思わなかったなぁ。

エヴァ自身がそう思っていたからこそ、「未来に進むためには私では駄目だ」という言葉を刀太に伝えたのだろうし、

刀太自身も、エヴァだけでなく、キリヱや三太、ついでにカトラスたちの未来を取り戻すために取るべき最善手は何か、と思い至ったのだろうし。

その結果が、ネギくんの復活!!!

いやー、この最後の場面だけで、前半のグダグダバアル戦をひっくり返して、お釣りが来るくらい。


だって、ネギくんが復活したら、そりゃ、もうラカンやアルたちもネギくん側に戻るでしょ?

のどかや夕映にしてもw

当然、明日菜も復活するだろうし、そうなったら刹那や木乃香、さらにはかつてのクラスメイトたちも登場するでしょ。

てか、龍宮隊長やザジはどこに行った?って感じだしw

千雨も久しぶりに現れるかもしれない。


とはいえ、なにより重要なのは、囚われの姫エヴァを救ってくれるのが、ネギくんと刀太の二人になってしまう、という、

もうエヴァからしたら、嬉し恥ずかし歓喜の嵐、

ってデレデレの展開が待っているわけだから。

となると、やっぱり、このUQHの主役はエヴァで、主題は、悠久の退屈さに死んだように達観していたエヴァが、生き生きとした笑みを取り戻すための物語だった、ってことになりそうw

だって、ネギくんと刀太の、二人の王子様に救われる姫なんだぜ!

マジ赤面じゃんw

もしかしたら、そこにナギも加わるのかもしれないしw


ということ、どう転んでも、これは大団円しか待っていないように思える。


あとは、そうしたエヴァ姫救出作戦の果てで、この決戦の前に突如として表現されていた、キリヱやゲンゴロウに関わる「この平行世界のゲーム的な秘密」がどう扱われるのか。

ネギくんが復活した、ということは、エヴァの相手はネギくん、ってことになりそうだし、

となると、キリヱの寿命の問題をどうするのか、という問いが残ってくる。

さらにそこに、ゲンゴロウの「残機制」の秘密が関わってきそうだし。

だって、キリヱの「リセットOKな人生」って、やっていることはゲンゴロウの「残機制」と被っているからね。

で、それらの秘密の鍵を握るのが、ゲーマス?たるダーナなんだろうな、やっぱり・・・とかね。

そういう意味では、今回発動されたヨルダの魔法、フェイトいうところの、

ヨルダ・バオトの極大異界降臨究極魔法術式「完全なる世界」

を通じて、この世界のゲーム的構造について、その仕掛けが明らかになるのかもしれない。

だって、「異界降臨」ってあるように、異なる「世界」をそのまま上書きするような術式なのだから。

それって、ゲンゴロウの感じている謎に迫るものじゃない?

もしかしたら、その秘密にはすでにネギくんも解明していて、その魔術をキャンセルする方法も開発済みなのかもしれない。

だって、もともとヨルダ自身、普通の人類から発した存在だったわけだよね?

彼女は彼女で、三太のように、精神体として憑依を繰り返してきたわけでしょ?

だから、そのきっかけになった発明があったと思うのだよね。

で、その開発に我らが天才魔術師ネギくんも到達していた・・・と。

でもまぁ、当然、その代償もあるに違いないのだけど。


ということで、とにかく残り3話だっけ?

なんか怒涛のラッシュで、ネギま!以来の世界の秘密に到達しそうで。

さすがにワクワクしてきたw

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする