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歳(終末期後期高齢者)のジジイの53

回の旅行103ヶ国を100倍楽しんだ話 付録で時々エンディングノート

「イスラエル」編 現地ガイド 山崎さん1

2010年04月04日 08時14分07秒 | イスラエル・パレスチナ

 今回の現地ガイドはスルー(全体を通じて)で日本人(国籍はイスラエル)の山崎さんでした。経歴が興味深く了解を得たので彼の紹介から「イスラエル」編を始めます。

 28歳のとき(現在65歳)日本の管理社会に嫌気がさし英語少々とヘブライ語(イスラエルの国語)皆無の状況でイスラエルに降り立ちました。すぐにキブツ(注1)に入り皿洗いから始め毎晩キブツの構成メンバーを回り一夜で3三軒を訪ねヘブライ語などを教えてもらいました。3軒の家で出されるお茶で腹ががぶがぶになった思い出があるそうです。そのように懸命に働き、勉強して半年後にキブツの構成メンバーの90%以上の賛成で正式にキブツの構成員になることができました。(注2)その後ガイドの学校、神学校に通い正式にガイドのライセンスを取りました。(イスラエルのガイドのライセンスは難しいそうです)その間、イスラエルの国籍を取り(結婚した相手がユダヤ人であったため取得可能、結婚相手とその家族については次回紹介)1982年のイスラエル軍のレバノン侵攻にイスラエル軍の兵士として参加しました。その時の経験からアラブとユダヤの共存、共学を考えその運動を奥さんと共に現在もされています。その「共存・共学」の運動については後日山崎さんから資料を送っていただく約束をしているので、手に入り次第このブログで紹介する予定です。乞うご期待。

 彼のガイドとしての仕事も多岐にわたり我々のガイドの後はイスラエル人の日本観光の添乗員兼ガイドとして来日する予定だそうです。

(注1)

 20世紀初めに社会主義の影響を受けたユダヤ人がこの地に私有財産などを否定して一種の原始共産社会を目指した農業共同体をいいます。しかし現在は全くその性格は変質して資本主義的生産体になっています。多分山崎さんがキブツに入ったころから変質が始まっていたのだろうと思います。(この点は不正確)

(注2)

キブツで働いて半年後に構成員の75%以上の賛成で正式構成員として認められる。

 付録 

 いまテレビなどで桜情報が華やかですが、以前このブログで紹介した外国での桜を2つ。チューリップで有名なオランダのキューケンホフ公園で見た桜(2006年3月15日)と西遊旅行社の現職添乗員中谷愛(メグミ)さんから頂いたブータンの秋の桜(2008年12月15日)です。

コメント (2)
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