風のこたろう

'05年4月6日~'07年4月7日 ウランバートル生活日記
'09年8月~  詩吟三昧の徒然日記

モンゴル料理

2004年08月11日 | チンゲル亭過去日記

http://www.h4.dion.ne.jp/~solongo/A6_1.htm
モンゴル料理のページです。

夫が羊の肉のにおいに非常に敏感なことは、モンゴルの知り合いのご家庭に招待された時に、特別に夫用に牛肉で作ったボーズを供されるくらい知人の間では有名になっています。

それで、夫とはゴアンズには今まで行くことがなかったし、これからも行くことはないのでしょう。

長女と花ちゃんと市内散策したとき、お昼にゴアンズでボーズを1個ずつ買いました。
ほんとは、その店で食べるつもりで入ったのですが、カラカラの喉を潤すビールを売ってなかったのです。

それで、テイクアウトして、ビールの飲めるピザのオープンテラスの店に行きました。
持ち込みOKを確認して、ビールと小さ目のピザとを頼んで、明るい風の通るテーブルで舌鼓を打ちました。

娘と花ちゃんとボーズの味とビールの冷たさと涼しい風と笑い声と。
ここちよく思い出します。

おいしいものが好きで、お酒が好きで、アルヒを飲んだ銀杯が気に入って、自分用の小さい銀杯を持ち帰ったほど、モンゴルも気に入って。
 
明るい笑顔とエネルギーを振りまいて帰った娘を、思います。

この旅で、いろんな思いを夫の胸に刻んで帰った娘を、もう一度呼び戻したいなぁ。

父親らしいことをすることを恥ずかしがって、なかなか表現できない夫を歯がゆく思い、「もっと表現して、現してよ」といい続けた私。

それを、拒絶し続けた夫。

娘を中国に送り出した時、初めて残される者の寂しさを知った夫。
仕事で、残して出かける寂しさは何度も経験しても、その逆の立場は想像もしなかったことでしょう。

頑固に、言葉に出して言う必要はないのだといい続けていた夫が、少しずつ変わってきました。

気持ちは表したほうが良いと体で理解してから、その後ずいぶんの時間がたって、やっと、今頃になって、少しずつ表現し始めた夫。

モンゴルに来たおかげか、それとも、私達の年齢に達したからなのか。。。

いずれにしても、良かったなぁ。
私も、せっかく動き出した列車に、「もっと早くもっとたくさん」と急かさないようにしょうっと。

娘達が、私達の手の中から、飛び立つ前でよかったなぁ。

いまごろむすめたちはなにをしているのかなぁ
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ゴアンズ デビューしそこなった

2004年08月11日 | チンゲル亭過去日記

モンゴルを訪れた隊員のお母様とそのお友達と、午前中イフデルグールの散策をしました。

初めてお目にかかったのに、ざっくばらんにお話をさせていただきました。
お二人とも、日本で、仕事をお持ちのようでうらやましくもありました。
お土産など、購入して、隊員さんと合流して、ゴアンズへという予定出した。

ゴアンズとは、大衆食堂のことで、店を選べばおいしく安全に安くモンゴル料理が食べられるのです。
羊の嫌いな夫とは、つい行くチャンスがなく、今日まで来てしまいました。

夫と私の時間の読み違いで、ゴアンズにご一緒ができなくて、デビューはまた後日と言うことになりました。

皆さんと別れたあとで、郵便局、ワクチン接種のためにヨンセイ病院、かねてから行きたかった、ちょっと新しいお店の3箇所に行きました。
それぞれ、歩いていける距離でしたが、日中歩いて移動するには、3日間家に閉じこもっていた私には、ちょっと骨でした。

午前中の歩きは、建物の中でしたから、それでは決して疲れたのではないのです。
急に、モンゴルの強い日差しを2時間近く浴びると、いつもなら建物の中に入ってひんやりとした空気にあったら、元気回復するのですが、今日は、早く帰りたくなりました。

トメン・エヘの民族舞踊のコンサートにお誘いいただいたのですが、かえって、お昼寝したら、起きられそうもないので、お断りしました。

お母さま、お断りしてごめんなさい。
また、あさって、良かったらお目にかかりましょう。
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