風のこたろう

'05年4月6日~'07年4月7日 ウランバートル生活日記
'09年8月~  詩吟三昧の徒然日記

とうとう明日になりました

2004年10月13日 | チンゲル亭過去日記

明日、午後10時20分、3人が到着します。
うれしくて、うれしくて。

一挙に高校生時代に戻るのだろうなぁ
空港で、子供のようになったら目立つだろうなぁ。
夫が、「私とは関係の無い人たちです」という顔をするだろうか?

そして、夫にとっても、とうとう明日になりましたなのです。
と言うのは、TV5というチャンネルでJICAで活動している人の紹介をする番組があり、そのビデオ撮りの日なのです。

放送作家のKさんから、まず、質問状が送られてきて、(仕事の内容から趣味にいたるまで)メールで返信し、画像的に面白い資料(写真、ビデオ)を提供しました。

そして、昨日は、教授たちも大乗り気で遅くまで台本について打ち合わせをしていたようです。
そして、今日は、6時からテレビ局の人たちと打ち合わせをする予定です。

地質の中でも、夫の専門の物理探査の分野は地味で人気が無いのですが、これで興味を持つ人が増えてくるとよいなと思います。

テレビの放送ですから、子供やお年寄りが理解できるように話してくださいとの以来があったのですが、これが一番難しいことですねとゲレル教授がおっしゃっていたそうです。

そして、この打ち合わせをすることで、思いがけずドガラ教授が話し好きだったことを発見したようです。
9月から、通訳を使うようになってから、何かとお互いが接近したようです。
決してよそよそしかったわけではないのです。仕事の話をする上では専門の用語という強い見方があるので、何の支障も無かったようです。
仕事だけに集中することで、お互いを良く分かり合ってよいコミュニケーションを作ったきたはずです。

最終の仕上げをするためにどうしても通訳さんの必要が出てきて、雇ったわけですが、11月の別れを目前にして、もっと話がしたいという欲求が出てきたようです。
教授だけでなく、助手の先生方にもその思いが強いようで、通訳のソロンゴさんは、仕事と雑談との通訳で忙しいことでしょう。

仕事がまず有って、その中からコミュニケーションを図り、あまり深入りせずプライベートは他人に頼らない。その考え方を終始貫いてきた2年間でした。
2年間の総集編ともいえる取材で降って沸いた話題から、実感したのでした。

これって、失うものは少なく、得るものは大きいのだけれど、私の立場では辛いのよねぇ。
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