風のこたろう

'05年4月6日~'07年4月7日 ウランバートル生活日記
'09年8月~  詩吟三昧の徒然日記

真夏日 携帯社会―忙しい

2006年08月29日 | チンゲル亭裏日記

真夏日の設定を30度としたことを、ほんとに納得するこの2・3日です。
30℃を下回るととたんに吹く風を涼しいと感じます。

鼓太郎の動きもなんとなく軽やかになり、食欲も出てきたようです。
娘も、長い夏休みをあと2日ほど残しています。
今年は、夏休みと言ってもことのほか忙しい日々をすごしたようで、私たちと遠出をすることは難しいようです。
何より、3人出揃って食事ができるだけでも十分幸せで、にっこりと笑って箸を取ってくれるうれしさを味わっています。

私たち、モンゴル帰国組は携帯を、持っていません。
友人や、娘からの連絡はじゃんじゃん来るのですが、こちらからの発信は家にいるときしかできません。
出かけて公衆電話を使おうにも、あったはずのところが取り外されていたりして、世はまさに携帯電話時代です。

いつでもどこでも、連絡の取れる時代に、公衆電話を探しそこなって連絡が取れなかったり、家を出る前に、しっかりとタイムテーブルを頭に入れて、出先の娘と待ち合わせたり、ちょっと前なら当たり前のことを、不便と感じつつ過ごしています。

私の若いころから比べると3倍から5倍の密度でフットワークの良い生活をしています。
見ているとほんとに忙しそうで、目が回ります。

昔(笑)手紙のやり取りから始まって、電話は用件のみ、公衆電話があちこちにできて、出先からも連絡できるようになり、便利だねーといっていたころが私の青春時代。
そして、映画の007ボンドシリーズの腕時計の通信機と映像に驚いていたら、目の玉の黒いうちにそれが実用化され、驚いている今の私。

草原で、時間を忘れ、緑と馬と風とだけと過ごす時間が、ますます大切に思えてきました。
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