風のこたろう

'05年4月6日~'07年4月7日 ウランバートル生活日記
'09年8月~  詩吟三昧の徒然日記

えっ、モンゴルから?

2007年05月02日 | 日本から
電話からモンゴル語が!
慌てふためいたが、どうやら私のモンゴル名前のシュレーさんといっている。
間違い電話ではなさそう。
しかも、「ビー ヘンベー」と言っている。

「ター ヘンベー」は、良く聞いたし、私もよくかかってくる間違い電話で「あなたはどなた?」とたずねたものだけれど。

ビーは「私」であるから、と言うことは「私は、だれ?」と言っているのか。
などと、あせってしまったのだけれど、日本に留学生としてきているHちゃんでした!
はぁー、驚いた。

ゴールデンウイークに友達のところに行って、私のうわさを聞いたからなのかなぁ、それとも急に思い出してくれたのかしら?
それにしても、うれしかったなぁ。
特別に用事もないのに、モンゴル人から電話をもらったのは初めてのこと。

私だって、特別用事がないのに、電話をしたりしなかったから、驚き。

海を越えた出会いが、また、私の帰国で海を越えて、また復活しそうです。

Hちゃんは、オルティンドーの練習もそうなのだけれど、UBの町を歩くについて、手取り足取り教えてもらった私にとっては重要人物です。

日本国内に居るとはいっても、簡単に会える距離ではないので、声が聴けるだけでもうれしい。
何とか、会いに行きたいものです。


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もうすぐ帰国一ヶ月

2007年05月02日 | 風のこたろう裏日記
少しずつ、モンゴルが私の中で遠くなっているのではあるが。。。
毎日、戦っていたようなUB生活は、今思うと充実感たっぷりでした。

24時間営業の、暗くなっても一人でぜんぜん大丈夫なスーパーで買い物をしていると、こんなに楽でよいのかしらと思うのです。

UBでは、歩いて1分のさくらベーカリーへ遊びに行くときでさえ、ある種の緊張を伴い、5時を過ぎない時間に帰宅することを心がけ、時間を過ぎるとそそくさと帰り、夫へ電話を入れる。
暗くなる時間の外出は必ず夫を伴い、都合のつかないときは、エスコートの誰かを一生懸命探す。

スーパーで品選びも、キリル文字が読めないので、絵を頼りにしつつ確実なものしか手にしない。

今、日本のスーパーで何も心配なく欲しいものを買っているけれど、本当に安心なものって、ここにある物なのかなぁ?

テレビを見ていると、あっそれから?と思うときにCMが入り、どうあっても宣伝を見させられる、ある意味暴力的なメディアのやり方が気になる。

あるチャンネルは、通販だけを放送しているし、上手に買う気にする宣伝があまりにたくさんあふれている。

町は、携帯メールを打ちながら歩いても足元は安全だし、信号では車が辛抱強く歩行者が渡るのを待ってくれているし、どこ?と思うところには、痒い所に手が届くように方向指示や案内板があるし。

当たり前と思っていたことが、なんだか、やりすぎ親切すぎる気がする。
何も考えなくても、ある場所には到着することが出来るけれど、それって、ほんとに行きたい(生きたい)ところなんだろうか?

広ーいモンゴルから、そしてUBのアパートから、狭いマンションに帰ってきて、人口密度が一挙に100倍以上になったかな。
そうなるとUBでは気にならなかったことが、細かいところまで気になってくる。
たとえば、「領分」というUBではなかった言葉が意識にあがってきて、私一人がせめぎあいをしている。
これは、まだ心理的影響はなくて、物理的なものであるけれど、これが結構曲者。

これは、UBに居るときから予想されたことなので、物を極力減らして持ち帰りを制限しました。これは、二人で気持ちをあわせたので、大成功。
更に、2年を経ることにより、魅力を失ったものへ感謝をして整理、整理、整理。
狭いながらも楽しい我が家へと、変身中。

あ、「もったいない」の歌がNHKから流れてきた。。。ごめん!
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オルティンドー

2007年05月02日 | 日本から
4月29日 30日の二日間にわたって開催されたモンゴル留学生会主催のハワリンバヤル2007(春祭り2007)の二日目、モンゴル民族音楽のステージに、オルティンドー歌手の三枝綾子さんが出演するということで、楽しみに出かけました。

一緒にモンゴルから帰ってきたHさんとも待ち合わせをして、一緒にコンサートを聞きました。

UB生活をまだひきずって居るので、Hさんとは4月7日に成田でお別れしてから、初めての再会という気がしなくて、そばに居るだけでうれしかったのでした。
後で、思うと尋ねたいことがいっぱいあったのになぁ。。。

そして、UBにたつ前にコンサートで三枝さんのオルティンドーを聴き、2年ぶりにその声を聴けるということ、そして、お届け物をしてお知り合いになるという期待にわくわくしながらの春祭り参加でした。

三枝さんと会って、テープを手渡しし、自己紹介をし、練習に参加させて頂きたいことをお伝えしました。
今日ブログで確認しましたら、二人目のお子さんの産休も明けて、5月12日に練習が再開されるとのことで、早速カレンダーに書き込みをしました。

帰国後初の公式スケジュールが決まったのは、モンゴル絡みのものでした。
三枝さんの親友のホンゴルゾルは、オルティンドー歌手で世界的に活躍をなさっている女性です。

トメンエヘで、ビャンバジャルガル先生と練習をしているときに、ホゴルゾルが、偶然彼女に会いに来ました。
三枝さんに届けるからと、メッセージをふきこませてもらいました。
 その後、まもなく三枝さんがUBにこられると知っていたら、そして、ホンゴルゾルに会うということがわかっていたら、そんなことも必要がなかったのですが、まさか、産後半年で、しかも単身お二人のお子さん連れで空の旅をしておばあちゃんに会いに来るとは思ってもみなかったのでした。

そのテープ、大事にしすぎて、却ってどこにしまったか忘れてしまったのでした!
3日間、狭い我が家を探しに探したのでした。
出てきたのは、アクセサリーを入れた巾着からでした。
なぜ、そこに入れたか、いつ入れたか、すっかり記憶から欠落している私でした。
ですから、そこを探そうと思いついたのもなぜかわからないのですが、めでたく見つかって、ほっとしたことでした。(笑)


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