風のこたろう

'05年4月6日~'07年4月7日 ウランバートル生活日記
'09年8月~  詩吟三昧の徒然日記

東大島文化センター

2010年02月06日 | 徒然に日々のことを
6日は、お手伝いをするんだよって、詩舞の練習着を引っ張って意気揚々と出かけていった母さん。

文化センター入り口で、東大島所属の詩吟の会員の方に会ったら、驚いて、久しぶりに何で来たのって顔をされたんだって。

ショックだったらしいよ。

その気持ちを抑えて、詩舞を詩吟とあわせて3回舞ったんだって。

その日は、27日に行われる東大島文化センターの春の発表会のリハーサルと職員の方との打ち合わせがあるということで、出かけたんだ。
去年の暮れから早々に依頼されていた詩舞の賛助出演の打ち合わせのためだったのだけどね。
彼女、知らなかったんだねぇ、母さんが詩舞を舞ってお手伝いすることを。


二回繰り返して詩吟とあわせる練習をして、三回目はセンターの職員のタイム取りと照明その他の打ち合わせだったんだけど。

中途半端にしか力が入らず、転句の振りがなかなか思うように行かなくて、不消化のまま終わったらしい。

それで、リハーサルの終わった後、時間までいつものように全員が一吟ずつ好きな吟を発表しましょうってなったとき、母さんは思い切り声の出せる吟をしたんだって。
それで、やっと吹っ切れたと。

   ☆ 母さんの反省。

その一 私って、少々天狗になりかけていた。

「詩舞を舞ってくださってほんとにありがとう」と手厚く感謝されるのが当たり前と思っていたなぁ。

東大島では、女性会員で、詩吟以外にも多彩な才能を持っていらっしゃる人が居ることがわかりました。
東大島所属ではない私が、依頼されたからといって二つ返事で詩舞を舞って応援するのを決めたのは、早計だったのかなぁ。
三味線を合わせるのがうまくいかなくて、取りやめになった方が「来年は、おどります」って言ったのが聞こえてしまった。
電話で突然依頼されて、諾の返事をしたら、電話の向こうで、大きな拍手が起こっていたので、してはいけない大きな誤解をしてしまったのかなぁ。
来年は、こういうことがないように、用心しましょう。

私が先鞭を切って、詩吟の会で詩吟以外のことを始めたのが、他の会員の刺激になったことは確かだから、良い意味で多彩に会が運営されるのは、今の世の中では必要なことかもしれません。

昔は、そんなことに現をぬかして・・・といわれかねないことだけれど。
「そんなこと」を、私が先駆けてやる立場になるとは、一番私が驚いている。



その二 「三叉」の舞について

小西先生は、問題点をすべて指摘してしまったら、混乱してやる気がなくなるだろうから、おいおいに教えますからとおっしゃっていたのに、すっかり忘れて、十分に教えてくれないなんて愚痴をこぼしてしまったこと。
ヨーク、思い出してみたら、そうだった。
転句の思うように舞えないところは、先生に指摘されなくても、自分が舞いにくかったのだから、質問せねばね。
だんだん、ずぼらになってきてるなぁ・・・・・

言い訳をすれば、10周年に間に合うように促成で習った詩舞だから、基礎から順番に教えてもらってない分、小西先生も教えにくいことだろう。
ゼロからの指導は、やはり、「宝船」で習うしかないね。
3月の浜吟でのお手伝いとで都合2回の舞台を勤めたら、当分、出番がなくなるし、先生も私も落ち着くことでしょう。
そして、愚痴をこぼさないようにしなくちゃね。

やんやの喝采を浴びてもてはやされるのは、もうおしまいだね。どんな内容でも、初回は驚きをもって迎えられるから、賞賛も実力以上の物が得られてしまうってこと。
いつまでも、子供みたいに賞賛のご褒美を期待してはいけない。
あとは、精進如何でいただくことがあるかもしれないってこと。




   ☆ 良かったこと。
20代の女性会員が、初めて参加したこと。
帰りの電車でちょっとだけ会話を交わし、また、会いましょうねと約束したこと。



=僕の感想=

母さんは偉い!symbol4symbol4
一人で、落ち込んで、一人で立ち直ってね。kirakira
もっとひどく落ち込むことがあったら、誰かに、助けてもらってね母さんや。
一人で何とかしようなんて無理をしたら、僕は心配だよ。dokuro









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