風のこたろう

'05年4月6日~'07年4月7日 ウランバートル生活日記
'09年8月~  詩吟三昧の徒然日記

まっとうなおばあちゃん

2010年05月23日 | こたろう語録
かあさんは、まっとうなおばあさんになるって言ってる。
よくわからないなぁ・・・

白髪を染めるのをやめて五ヶ月。
ずいぶん白いところが増えて、白い髪に黒や茶色を一刷毛したような幹事になってきた。

詩吟仲間のおじさんが、白く染めたの?とは、面白いことをいうもんだなぁ。


グレーヘアーの言葉と一緒に、母さんのイメージが伝わってくるとき、日の当たる広縁に座布団を強いて座っている着物姿のおじいさんの姿が浮かぶんだよね。

倉敷の官舎にすんでいたころの母さんの父さんだ。
母さんは、僕から言うとおじいさんが50才で生まれたらしいから、母さんが9才くらいでおじいさんが定年間近の姿だ。


そのおじいさんは、かなり薄くなっていて、グレーヘアーのイメージよりは髪がないというほうにちかいのだけれどなぁ。。。。(ごめん)

かあさんのだいすきなおじいさんが、現役出一番安定した日々を送っていたころらしい。

おばあさんのイメージは、安定につながってるねぇ。
お日様は燦燦だし、おじいさんは、顔もおつむもつやつやだし、その暗闇の後ろの方の台所には、真っ白くてしわ一つない割烹着のおばあさん(母さんのかあさん)が、かいがいしく立ち働いているはず。

母さんは、そのころに帰りたいのかなぁ。

僕は、いまのここがいいよ。
時々、やってくるおねえちゃんのひざの上や、泊まって言った朝の布団のあたたかみや、梼Yのなでなで、干したふとんの上は母さんの目を盗んでいち早く眠ること、
大好きな、鰹節のトッピング、甘エビの尻尾、エトセトラ エトセトラ・・・・・


あ、でも、母さんがヘアカラーをやめたのは、頭皮の保護のためだった。
それから、いろいろとイメージがひろがって、なぜってきかれたら、まっとうな答えよりも、「まっとうなおばあちゃんになる」って答えることにしたんだった。


コメント

中央会

2010年05月23日 | 詩吟
月に一回の定例練習会だから、一回休むと2ヶ月ぶりの再会となる。

中央会は、朝から一日会議やらお稽古があるので、遅刻しそうになっても、駅前で今日のランチを調達する必要があります。

今日は、サンドイッチではなくおにぎりと大根サラダとレトルトの味噌汁にしました。

ごろごろと荷物を引っ張り、ランチを持って傘を差して、9時半の役員会に間に合うのは、しんどい。まして、昨日も昼と夜と二つの予定をこなしてからなのでね。


いろいろと決めることなどがあるので、1時間葉あっという間に過ぎて時間が足りない。今回は、教室を持ってはじめての役員会なので、教室の生徒さんたちにも伝える必要があるために、聞く姿勢が変わってきた。


そして、配られるものも、気をつけて分類しないと次回の夢青葉に持参したり説明をする必要があるものは特に、ファイルを別にしたり、気を使うのです。


今日は、前回預かった三人目のメンバーの入会届けを野田 芦孝先生にお渡しして、手続きを頼みました。


今日は、東大島教室に登録をして、中央会にビジターとして若い男性が来られました。
飛び切り詩吟のうまい方です。
関西吟詩文化協会の別の会に所属して、転勤で関東に来られ高田です。

関吟東京は、関西吟詩文化協会所属の下にある、東京支部ではない「会」に本籍をおいたまま、練習に通ってこられるのを快く受け入れています。

いずれは、元の所属の会に帰っていかれる方でも、籍を移すことなく本会韻と同じ待遇を受けられるというのは、私も恩恵を受けたことのある野田 芦孝先生の、広く関西吟詩文化協会を愛する懐の暖かさのゆえんです。


関西吟詩文化協会では、「会」を名乗ることが出来るのは、200人以上の会員を持つことが必要でしたが、今年から、100人の会員で名乗ることが出来るようになリました。
東京支部は、あと少しで100人となりますから、野田 芦孝先生のもと芦孝会の誕生することでしょう。
会員増強は、必須のことで、その魁として3人の会員を増やし支部第10番目の練習会場として産声を上げた「夢青葉」は、期待の星でもあります。

なんて、私だけが言ってことですが、、、(笑)
今日の詩吟は、「淀河」

社団法人関西吟詩文化協会 HPより以下に意解と漢詩



 淀川の源はどこから発しているのか十分には見窮(みきわ)めがたいが、多分六つか七つの国々から発しているのであって、ひろびろと斜めに五つの国境(くにざかい)を貫いて流れている。
 夜になるとその川の水煙が靄のようになって、摂津や河内の野に一面にこもり、春になると川岸の柳が芽吹き、その長くたれた枝が風に吹かれて、ちょうど淀川の流れに浮かぶ舟を引いているように見える。
 雨の日の川岸のおぎやあしの茂みでは、大小の雁が宿を借りているし、晴れた日の入り江の浮き草の中では、鯉が泳いでいる。
 川が海に注ぎ込もうとするあたりには、大阪城が絵のように美しくそびえ、十万もあろうか、大阪の町の人家が霞の上に浮かんでいるようである


コメント

グレイヘアー

2010年05月23日 | こたろう語録
今日は朝から雨。

ごろごろ荷物を引っ張って、詩吟の中央会の練習に行った母さん。

どうやら、いい一日だったらしい。

先月は、夢青葉だったから二ヶ月ぶりに、中央会の人たちに会うことになった。

昨日も谷中教室で、「髪を白く染めたの?(笑)」って、言われたり、でも、大方においては、好意的に(無理やり?)むかえられたし、
今日は、今日で、同じ年代の女性二人から、なかなか良いねぇといって貰って、ご満悦だったらしい。


詩吟のほうは、ここは、ビジターではないから、のびのびとお稽古が出来るからいいんだってさ。
教えてもらう気楽さを感じていたみたい。


帰りは、たまたま我が家に荷物をとりに来るお姉ちゃんと母さんが同じ電車になり、あまりに、詩吟の持ち帰り荷物が重くなったため、父さんに駅まで出迎えてもらったので、親子三人そろって駅から家に帰ってきた。


それで、僕は、にぎやかないい感じのエネルギーを感じて玄関にいそいそとお出迎えをしたわけ。

お姉ちゃんが居ると、父さんも母さんもいい笑顔なんだよね。

詩吟も満足の行くものだったらしいし。

そうそう、今朝は、お姉ちゃんたちが幼児のころの写真がひょんな場所から出てきて、それがまた、母さんが飛びきり美人に写っていたといって、父さんが驚いていた。

母さんは、その写真のお姉ちゃん二人のあまりのかわいい笑顔に、見とれていた。
何はなくても、近衛がおよねぇと、ためつすがめつ・・・・・

なんだかんだ言いながら、幸せな家族だよね。




コメント