風のこたろう

'05年4月6日~'07年4月7日 ウランバートル生活日記
'09年8月~  詩吟三昧の徒然日記

うわさをすればかげ

2010年10月24日 | こたろう語録
うわさをすれば影。

とうさんからメール。

行ってから、10日はたったからね。だいたいいつもそうだ。

右手奥が、ロッキー山脈。
到着に合わせたように雪が降ったんだって。  




キャンプは、ロッジ風。
のどかな風景だこと。バンクーバーから300キロくらいのところにいるらしい。

いつもながら短いメッセージだねぇ。
とうさんは、どうなのさ、メールがくるってことは、生きてるってことだろう。

コメント

昇段試験

2010年10月24日 | 詩吟
今日は、中央会で昇段試験でした。

師範代以上の資格を持っている人は、受験者の審査をせねばなりません。

採点をするのもされるのも、苦手で、出来れば合否の合に○をつけるだけにしたいのですが、それもかなわず。

頭をなやませるのでした。

今日の受験者は、5人。

初段受験の女性は来年80歳をむかえるというかたです。
とてもそんな年齢には見えず、声につやもあり、ほんとに驚きのかたです。

それぞれ、ご自分の科した課題をよく勉強されていました。

面白いのは、それぞれがそれぞれの持つ個性のままに吟じていたこと。

人生の達人であるってことかな。

午後からは、通常の練習ですが、練成会に出す中央会の構成吟の詰めが行われ、私は、初めてのナレーターに携わることになりました。

男性のK先生と交互にナレーションをします。
さて、ある程度の手直しがあるので、最終稿をまつことにいたしましょう。

最後の一吟発表に、「山亭夏日」を自分で譜付けしたものを聞いていただきました。

特別に意識したわけではないのですが、いつもの行け行けどんどんの吟ではなく、やわらかい吟調を出せたようで、新境地開拓ですねとの言葉を頂いて、自分でも驚きました。

このところ、姿勢がずいぶんと良くなって、腰の筋肉の支えが自分でも強くなってきたことを実感しながら、吟じると、無理やり頑張って出さなくても、声が軽やかに出るのを感じていました。

そのため、山亭夏日を石川先生の新漢詩紀行で解説を聞き、とても心惹かれて、その思いのままに吟じてみたのが、こんな風に良いところにはまったのは、詩吟を続けてきたことのご褒美なのでしょう。

今年は、教室を開き、先生と呼ばれ、ちゃらんぽらんではいけない状態に自分を追い込み、けれど、楽しくて仕方がない上に、大きなエャbクメイキングな出来事まで、起こってほんとに充実感を味わっています。

もっとも、本番で「山亭夏日」を今日よりもさらに、私らしく吟じられることが、課題として残っているのですが。。。

4人の世界から、練成会の70人近い人数の吟者のいる場所に出て、私の生徒さんたちは、どんな感想を持つのだろうか。

それが、今後の私への課題として提示されるわけで、なんともはやどきどきな毎日であることよ。

11月14日のお稽古は、いつものように、練習をして、出と入りの練習がくわわるだけ。
あまり特別な日と考えないで、淡々といこうよね。





夫の出張で、未亡人な日々をおくらせてもらっているおかげで、暗くなってから食事を済ませて帰ってきても、雨にぬれたものの始末をしただけで、パソコンの前に座れる、お気楽な時間をすごせているのは、なんて、幸せなことだろう。


うるさいことを言うわけではない夫だけれど、留守番してもらったときは、やはり、少しは気を使う私なのです。

今日は、こたろうに”おるすばんありがとうねブラッシング”をしたら、後は、お風呂だけ。

ごくらくごくらく。


コメント