風のこたろう

'05年4月6日~'07年4月7日 ウランバートル生活日記
'09年8月~  詩吟三昧の徒然日記

東京芦孝会中央会6月

2013年06月24日 | 詩吟
今日の東京芦孝会中央会は、私用で午後もかなり過ぎてから出席。
午前中には、何かしらあったようでしたが、細かいことはお聞きする暇もなく、連絡事項の伝達と、今年の課題吟10題を、さらりとおさらいをして、あとは、取り留めもないことがあったなぁという感じでした。

さまざまな場面で、今の東京芦孝会は、転機にあるなぁと感じることが起こる。
人それぞれではあるけれど、新人さんや後輩さんたちの彩が変わってきていることを、驚きをもって、見つめている。

そして、関吟の上層部の人事も会長が、曽根鷺夕先生から、山口華雋先生にバトンタッチされました。
4年二期の長い間の重責は、女性ということもありいろいろとさぞ大変だったことでしょうと、その活動をつぶさに見た訳ではないけれど、想像しました。
本当にご苦労様でした。

また、理事に参画された先生も、東京転勤時代は、まだ、東京連絡所と言っていたころに
ご一緒させていただきました。

仕事を持ちながら、趣味の世界もおろそかにせずここまで来られたことも、大変な苦労があったことと推察いたします。

その頃は、そんなに偉い方とは知らず、同胞として接していた私の不明を穏やかに受け止めて下さって、懐の深い方であったと、思い出します。

思い返すと、東京芦孝会で活躍の皆様は、本当に真摯な紳士ばかりと、感動いたします。




今回、連合吟の練習で密に練習をしていたNさんが、久しぶりに東京芦孝会中央会にお顔を見せてくれました。

既存の教室の指導者として公に認められ、指導者会にも入ることになり、私にも同じ女性として立場を同じにする方がやっとできたことに、喜びを感じます。

表に出た吟詠に対する考え方は、それぞれですが、基本は関吟で育った方ですから、兄弟姉妹なのです。
飲み会にも、私が参加するならとご一緒してくださいました。
会場の外でちょっとした立ち話をしていたため、遅れて席に着いたときは、周りの方々と話がすっかり盛り上がっていました。
参加すると決めたら、パワフルな方ですから、何の心配もないのです。
好かったなぁ。いろいろと気になっていた方ですが、こんな風に、同じテーブルに並べるようになったことは、勝手に一人で、喜んでいるのでした。

今までは、指導者会の中で、たった一人女性だということで、こだわっていたのは、私だけだとは、思うのですが。
先にも書いたように、紳士たちの中で過ごしてきたのですから。
これからは、あまり突っ張らないでよくなったのではないかと、一人、安堵しているのでした。

きっと殿方たちは、「え? 女性一人ということを何かと気にしていたなんて、ほんとう?知らなかった。」というでしょうねぇ。
そういっていただけることの方が、私としては、今までのあれこれの一人相撲が間違いではなかったと安心なのです。


そうそう、そして、全国詩舞道大会合吟コンクールの江東区代表として都総連チームに東京芦孝会に1~2名をとの要請があったので、、Iさんが彼女と取り組むと名乗りを上げられました。
これは、他流の方との合同の吟詠で、指導者が付きますから、さらに飛躍のチャンスとなります。
コンクール出場は、したくないけれど、仲間内の切磋琢磨ではなく、指導者が付くというのは非常に魅力的です。

独吟と違って、外から自分の吟詠を見つめるチャンスでもあります。


合吟という触媒がはたらいたら、この二人の吟詠にどんなことがおきるのか、脅威です。
それが、東京芦孝会に何をもたらすことになるのか、今から、楽しみでしかたがない。

特にIさんの開眼が、注目に値する事件となることでしょう。わくわく。

さて、この会は、当然のことながら、無地の和服、白草履着用と、明記されています。
一方、男性は、略礼服、白ネクタイ。

これが、私にとっては、謎なのです。受け入れがたい。

詩吟にふさわしい女性の洋装 男性の略礼服と同じ格で女性からも特に男性からも認められるものを模索せねばなりませんねぇ。




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