風のこたろう

'05年4月6日~'07年4月7日 ウランバートル生活日記
'09年8月~  詩吟三昧の徒然日記

夢松風6月2回目

2014年06月18日 | 詩吟
おなじみのゲストさんは、今日は一人。

今年になってゲストさんがいらっしゃるようになりました。
はじめは、一人多い、二人多いと、増員を強く感じていました。今日は、そのうちの一人が欠席すると、欠員をことのほか強く感じました。
いつの間にか、ゲストさんがいることを当たり前と感じるようになったのだなぁ。。。

今日は、練成会に向けての吟題の決定と練習。そして、大事な昇段試験の吟題の決定です。
練成会は、残念ながら、お一人はよんどころないことで欠席で、何んとか、もう一人の方に独吟をしていただきたいのです。
彼女は、連合吟で精一杯というのですが、昇段試験の練習をするのだからそのうちから一題選んでやりましょうと、プッシュしきり。

2年を過ぎると、譜名も覚えて、新しい吟を覚えるのもスムーズになり、それぞれのテクニックも上がってきて、緊張を強いられることが少なくなってきました。

始まったころの、心地よい緊張感は、このところ忘れがち。
良いのかなぁ、と思う。







夢松風の2時間練習の後、会場が取れたら3時間の確保をして、その1時間は、自由練習と目標は立てたのですが、なかなか3時間枠は取れず、実施不能状態です。

松風は、開始時間も早く家からも近いので、2時間の練習の後は時間のゆとりがあるので、「請われれば、カラオケ練習も可なり」です。費用は、カラオケ代を払っていただく。今日の場所では、1時間二人分で400円でした。

いままでに、今日をいれて、三度ほど、自主練習を行いました。

集中度が違う個人レッスンは、かなり、成果があがります。

ただ、それまでの積み重ねが、物を言うわけで、この練習だけで成果が上がったとは、いうことができないのは、すべて承知。

「しかし、これがないと、彼女の持前を発揮するにはもう、何年もかかったことでしょう。エッヘン!」と、自分で自分をほめるしかないのでした。

ところが、今日は、すみこ先生のおかげです。と、盛大に感謝していただきました。
そうそう、これこれ。

聞く耳が育ってくると、自分のスキルアップを自分で感じ取ることができますが、まだ、その域に達していない人は、自分ではわからないのです。

そんな時、彼女のことだけでなく彼女と私との様子を知っていて、それとなく助言してくださるよき観察者がいると、適切な助言を適切な時に行ってくれて、良い触媒反応を起こすことができます。

今日の、素直な感謝は、どこから来たのかというと、彼女の上達したことを褒めて、それは、だれのおかげかなと考えるチャンスを与えてくださった方がいたとのこと。

その私たちのサメ[ターが、いたことがわからなかったとき、私の指導によって、彼女のスキルアップを自分自身でわかるようにレベルアップし、自分で了解し、謙虚にその言葉が出た来たのかなと、うぬぼれたのですが、それは、まだまだのことだったのがわかりました。

学ぶ立場の者には、同朋というサメ[ターや批判者が数多くありますが、指導する立場の、サメ[ターは、なかなか得難いのです。
そして、せめて批判者でもいればと思っても、指導的立場になってしまうと、それは、ほとんど表れない。

できれば、サメ[ターでも批判者でもない、同朋がほしいなぁ。

       同朋友有り 自ずから相親しむ
                   広瀬淡窓作 「塾生に示す」 より


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