娘の尊敬するお花の先生は、私の友人でもある。
今まで、あまりおけいこの席へお邪魔することはなかったのだけれど、たまたま、今日は、友人と娘とお花と並べて見る(会う)のは、かなり素敵なことだと思って、足を運んでみた。
ほかのお弟子さんがいなくて、娘が床の間の花器に活け終えたばかりで花から手を放し、距離を置いて、眺めようとしたところだった。
そこには、豊かな自然がそのままに切り取られていました。
娘の技術の完成度と先生の指導力に感嘆!
この形に持っていくのに,どれだけの時間がかかったことか。お花を習っていない私にもわかるよ。二人ともすごいねぇ。
指導した人の腕とそれを受け継いだ娘と。師弟関係っていいねぇ。
先生は、そんな私の感想をこよなく喜んでくれました。
「多くの人は、あまりに自然に活けられると、それがどれだけ大変で、技術が要るかはわかってくれないのよねぇ。」と。
私は、何かわかってそう言ったわけではないけれど、喜んでくれる言葉を伝えられたことに喜びを感じる。
そしてそれはとりもなおさず、娘の技の習得を喜び、心から尊敬できる先生と巡り合ってこれからも末永く導いていたけけることを、うらやましくもあるのだ。
写真の出来が悪くて、申し訳ないのだが。