






古い関吟の詩集が出てきました。
日付だけでも、饒舌に語ってくれるのに、「伊豆丸鷺州先生最後の吟詩 42、12、21,19:23永眠」などという書き込みに胸を打たれます。
そして、その漢詩「代悲白頭翁」は、「S48、三段昇段試験 」「S43.1.冬季合宿(閑谷にて)」「S48.1.25.公民館 2.8後ろ10行」などと、節目にこの詩を吟詠したり、習ったりしているメモがある。
ただ、S48は、三段ではなく、師範代昇格のはずだけれど。。。
懐かしいいとおしい詩集です。
この次に手にした縮刷本もいろんな書き込みがあって、、今は、ちょっとよそに出かけている。
お貸しした時は、それほどまでの感慨がなく、気楽に出かけさせたのです。
もちろんその方は、信頼する人だから、お貸したのですが、さしあげたのだったかなぁ。
今になって、急に、大事に感じています。
今頃になって、取り出してきた訳は一つには、母の介護で、詩吟を休止する決断をした時、心みだされないために段ボールに入れて奥深く目に付かないところに仕舞いました。
懐かしさも封印されてしまったのだろう。
そして、最近やっと気持ちに潤いがよみがえって、ときめくようになり、前のように饒舌になったら、過去の思い出を、懐かしく思えるようになった。
良かったねぇ。
