風のこたろう

'05年4月6日~'07年4月7日 ウランバートル生活日記
'09年8月~  詩吟三昧の徒然日記

ゲストにいったら変身

2018年05月24日 | 詩吟
ゲストに行って、お稽古を付けていただいた会員さんの吟詠を今日のお稽古で聞かせてもらいました。

余計なことですが、あまり気乗りのしない会員さんを、コンクールに出るなら、指導に定評があり、信頼している先生の教場に、行って、お稽古を付けてもらいなさいと、送りだしました。

大の大人に、「行け!」とは何事だと、思うのですが、ゲストに行きたがらない会員さんが、みすみす受け損なう恩恵を見逃すのは、もったいないと思ったのです。


今日の、表情を見て、そして、吟詠を聞かせてもらって、「ほらね!」と言ったのは、私。

見違えるほど、無駄を刈り取って、すっきりして、持っている実力を、惜しまず出しきる吟詠に、変身していました。

さすが!信頼申し上げる先生。ありがとうございました。
真摯に熱心にこころをこめてのご指導があったと、現場にいなくてもわかりました。


気おくれしていた内弁慶さんに、ご親切にしていただいたおかげもあって、大満足で、「また、行きます!」と、言わせました。

おせっかいと承知の上。
せっかくのチャンスをもったいないので、「行きなさい」そして、もっと刺激的な、うっとりする世界を手にして「生きなさい」。

これも、やりすぎに入るのかな。これから、どこで線引きしたらいいの?




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ぼくは、しんぱいです

2018年05月24日 | こたろう語録
かあさん、「ふやさなくてもよい」看板を先月下ろしたんだって?

その途端、松風に三人の新人さんが入り、青葉も可能性が有るんだって?

かあさんは、赤んぼが大好きだよね。

下の姉さんも、子供が乳離れしたら、寂しくなって、あっと言う間に三人の子持ちになったよね。

母さんも、赤んぼが居なくなって寂しくなったの?

先の子供たちがうまくいったからと言って、次の赤ちゃんを育てることに、自信過剰になったら、いけないよ。

今度の、新人さんは、はじめての子育ての青葉の時とは、条件が違っているんだからね。

同じ親の同じ環境で生まれた子供だって、それぞれが個性をもって、それぞれに成長していくんだから、手の貸し方もそれぞれだよねぇ。
まして、それぞれの人生を歩んできたおとなを育てるんだよ。
柳の下には、ドジョウがいるばかりじゃないよ。

育てると気負わないで、「手助け」だよね。


母さんや、自然体でね。緊張したり、あがったり、こわばったりしないんだよ。

周りの人には、そう、見えてないから、余計に僕は心配だよ。


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夢青葉

2018年05月24日 | 詩吟
一年ほど前は、会員さんのご都合で、出席ゼロの回も何度かあり、わびしい思いをしたり、自分で自分を励ましたり、一人練習も、これはこれで良いと居直ってみたりしていました。

おかげ様で、このところは、ゲストさんが来てくださるので、にぎやかに、楽しく、練習ができるようになりました。

一番寂しかった時に、会場の前にある雑貨屋さんに、ふらりと立ち寄ったとき、二度目といっても何か月もたっているので、覚えているはずもない客の私に、何気ない、言葉を投げかけてくださって、大いに慰めになったことがありました。

「必ず、人はきますよ」との何とは無い言葉に、励まされて、落ち込みの急降下が収束しました。

その回、その回をまじめにこなしていっていたら、紆余曲折在りましたが、ゲストが増え、忙しかった会員さんも、何とか、時間ができ、都合をつけられるようになり、持ち直してきました。


その立ち直りのきっかけを頂いた店主に、いつかお礼をと思いつつ、時間がなかったり、お店がしまっていたりで、「おかげさま」を、言いそびれていました。

今日は、始まりまでにたっぷり時間があり、幸い店も開いていたので、「あの時の客です。覚えはないかもしれませんが、ありがとうございました。おかげで、人数がふえてきました。」と、ご報告と、お礼を言うことができました。

今思うと、閉店時間を過ぎていたにもかかわらず、そんなことおくびにも出さず、応対してくださったのだなぁと、思いだします。

やっと、お礼の気持ちを伝えて、胸のつかえを下ろしました。


今は、ゲストさんで、持ち直している夢青葉ですが、夢青葉を本籍地とする会員さんを、無理なく増やして、安定した教場運営ができるように、なりたいものと、願っています。

青葉の会員さんも、初心者を迎える準備ができましたから、「増やすことは考えなくて良い」と言う看板を先月下ろしました。

もちろん、たくさんのゲストさんにも、来ていただいて、もっとにぎやかになって、教場を太らせねばねぇ。

私は、十分太ったので、こちらは、終わりにしたいものです。そうすれば、膝への負担も軽くなって、身軽になるから。

此の処「古希」のことばマジックに罹っているらしく、ついしょぼくれた、反応に、自分で、自分にがっかりしていますが、変わり目が終わって、本格の夏が来たら、そんなマイナスの思いを締めだしてしまえると、わかっているから、今は、思い切り、浸っていることにしよう。


そして、今日、次の扉を開けた気がするので、口うるさくするのは、終わりにしよう。

もう止めようと、何度言ったことか。今度こそ。山田先生の言葉を、胸に張り付けて。

何を隠そう、上から目線は、私なのだ。



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