風のこたろう

'05年4月6日~'07年4月7日 ウランバートル生活日記
'09年8月~  詩吟三昧の徒然日記

聴くこと

2020年09月15日 | 徒然に日々のことを
パソコン内のフォルダを整理中。
『聴くことを』という見出しのファイルに、その一つのことばだけ、入っていました。
それに関連する言葉などを、集めようとしたのか、それだけを大事に、目立つようにしたのでしょうが、すっかり、忘れています。

その言葉を、どうして、このタイミングで、目にすることになったのか。
わかるような気がする。

忘れていたものは、廃棄と、決めて、取り鰍ゥった作業ですが、これ(「聴く」)は、私の永遠の命題。

つまり、出来そうもないこと、憧れること、戒めても戒めても、出来ないこと。
できないから、やっきとなって、目に訴えようとする。
それでも、いつのまにか、埋もれてしまう。
きっとそれは、忘れることで、自分が壊れないように守っているのだなと思う。

そういえば、誰かに言われました。

それをするなと言われたら、「人間をやめなきゃいけません」と。
はじめは、脅し文句として、私の耳に入ってきました。
だから、憤慨しました。

背骨に沁みついてしまったことは、なかなか、紙に書いた言葉を目にするだけでは、拭い去れないものがあります。
やろうとしていても、出来ないんだからねぇ、治せるはずもなく。
人様から聞くと、却って、憤慨して、できるものか!と、拘りを強くする。

悪循環だ。

私は、まさに『聞くことをせず、語ることが多い』から、余計にかたくなにさせてしまっているのだろうなぁ。

それは、止めたい、でも、出来ない。
がっかりして、「四頭立ての馬車」を思う。

瞬間的に反応する機会を避けて、距離をとることで、解決するのがいいんじゃない?

自分のできることで、自分自身も無理をしないで、続けられることをする。

    聴くことを多くし、
   語ることを少なくし、
   行うところに力をそそぐべし。 
                成瀬 仁蔵



それができたら、信念徹底・自発創生・共同奉仕が、可能になるというもの。

順にたどって、「共同奉仕」に至るには、まず、言葉少なになのだね。


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