本番は、11月11日です。私にとっては、都合で今日が最後の練習となる。
来週の最後のリハーサルには、出られません。当日、足を引っ張らないように
隣に並ぶ人のこと憶えておきましょう。きっと、指示してくださる人が居るでしょう。
今日の会場に到着すると、生徒さんへ個人練習が熱心にされている様でした。
ドアの外から、聞き耳を立てていましたら、ぎっしりとノウハウの詰まった
ご指導と、それに応えている女性の涼しげな声がきこえてきます。
先生と子弟の真摯に取り組むようすがドア越しにも伝わってきて、清々しい
思いでした。
コロナ前は、いっぱしのサポーター気取りで通っていた教場ですが、コロナ後
始めて通い始めたのは、センター祭の助っ人のためです。
1時の練習開始には、間に合わないので、失礼ながら遅れて休憩後の練習
に参加してきました。
今日は、少し早めに来たので、練習風景をうかがい知ることが出来ました。
コロナの間に、教場の様相がパワフルに全開しており、会員数も増えて、
何の心配もない様子がうかがえて、嬉しい限り。
その練習をして居る師弟の二人とも、選抜されて連盟の特訓を受けた方たちです。
先生の指示はさりげない言葉であってもちょっと高度で、ノウハウがいっぱい
詰まっています。
指導されている内容や意味を難なく受け止めて、すぐさま再現する小気味の
良いお稽古風景でした。
私もこの生徒さんに代わって、ご指導を受けたいくらいです。
そして、この教室の羨ましいところは、先生をサポートして、教場との運営を
スムーズにしている言ってみればお母さん役がいるというのも、強みです。
その日は、二けたの出席で、益々盛会となって、部屋が狭く見えます。
人数が増えれば、先生だけでは目の届かない所が出来てきますから、自然に
その手助けをする方が出てきたのは、先生とその方との良いコミュニ
ケーションが出来ているのにほかならないと思いました。
幸か不幸か、この教場とは練習日が重なっているので、特別なことがない限り
お稽古に参加はできませんが、ここまで、席が足りなくなりそうな状況を
みると教室所属の会員さんを差し置いて席を占領するのはご遠慮申し上げねば
いけないなと、しぶしぶ参加できない理由を挙げて自分に言い聞かせました。
それにしても、夢にまで出てきそうなそのやり取り。本当に羨ましい。