風のこたろう

'05年4月6日~'07年4月7日 ウランバートル生活日記
'09年8月~  詩吟三昧の徒然日記

グレイヘア

2010年05月11日 | 風のこたろう裏日記

五月六日、なじみの美容院で、髪を切ってパーマをかけました。

詩舞のために、髪を伸ばし黒く染めていたのですが、それをやめました。
去年から、ヘアカラーをやめようと心の準備を整えていたのですが、詩舞という伏兵が出現して、ひっつめ髪に出来るだけまで長く伸ばす必要と黒く染める必要が出来たのです。

染めないと決めたのに、染めなければならなかった間の面唐ュささといったら、飽き飽きしてしまいました。
髪と地肌のためという目的があるので、某社の新発売の地肌に優しいヘアカラーを使うことにしたのはいいのだけれど、染め上がりのつやのよさと髪の腰のの強さ張りでは満足しても、真っ黒に染め上がることとその手順の面唐ネことには、どうにも我慢が出来なくなりました。

目的の十周年を終え、春の会の賛助出演を終え、後は6月の老人ホームの詩舞を終えたら、まったくの自分だけの詩舞のお稽古になりますから、グレーヘアーでもよいかなと思うのです。
それで、予定通り、染めるのをやめたのです。
詩舞は、いまのところやめませんが・・・・・

染めるのをやめて5ヶ月。
一ヶ月に、1センチちょっと伸びるのがよくわかりました。
そしてその先は、黒かったり茶色かったり。

その、色の具合がおしゃれとほめてくれる人もいて、それぞれの好みってねぇ、と思ったのでした。
このまま、白いのが全体に伸びてくるとどんな風情になるのやら。

白いといっても、まだ、黒髪を混ざっているので、ごましおというのかな。

グレーヘアーを思うとき、決まって一枚の写真が目に浮かびます。
それは、退職前の局長官舎の広縁の座布団に座って微笑んでいる父の姿。
サザエさんの波平さんの髪を白く薄くした髪型の父は、目のしたの大きな泣き黒子がとくちょうです。

日当たりの良い縁側の座布団にすわり、お茶をすすりながら笑顔で孫とともに居るイメージが、私の「まっとうなおばあさん」のイメージ。
それなのに、思い浮かべるのが父の姿とは、ちょっと面白い。
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出産祝い

2010年05月11日 | こたろう語録
母さんは、朝からそわそわ・・・
出産祝いにでかけるのだが、面会時間に間に合うには、12時半の電車に乗ればよいのに、今からはなうたルンルン。

2年前の、僕の甥っ子の誕生のときも、うきうきしてたなぁ。
新しい生命の誕生は、幸せをばら撒いてくれるよね。

生まれるって聴いたときに、一つ。それから、お祝いに行くと決めてから一つ。
ベビーやおもちゃコーナーに行っては、買ってきたお祝い品がいまや遅しとまっている。

さっきまで、二つのものを一つにするぱっきんぐをしていた。
それで、大げさな箱から取り出すときに熨斗紙をちょっとばかりいためてしまって、どうするか思案中。

親御さん(おばあちゃん)からすると熨斗紙はあったほうが良いだろうけど、ちょっといためてしまった熨斗紙をつけるのはねぇ・・・・・と。

さて、出かけるまでにどう決めるか。

楽しい迷いだよね。

赤ちゃんの両親ともおばあちゃんとも知り合いという、交友関係の狭い僕の両親にしては、珍しい家族ぐるみのお知り合い。

新米ママはもちろん、パパとおばあちゃんの気持ちは手に取るようにわかる。
そして、お目にかかったことのないおじいちゃんの気持ちも家のじぃじのようすから、想像できる。

いいなぁ、いいなぁ。幸せいっぱい。

そうだ、昨日は久しぶりに会った職場のロッカーが隣の人に、手放しで髪型をほめてもらったって、喜んでいた。
白いのが出てきたというより、黒く残っているところがアレンジへアーしたと感じて、おしゃれに見えたらしい。
へぇー、そう見えたか。ふん、ふん。

かあさん、今日は、あいにくの雨だけど、いい気分で今日は家を出発できるねぇ。
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コンポステラライブ

2010年05月10日 | 徒然に日々のことを
ご近所のオーガニックレストラン「ナチュラルカフェ コンポステラ」の4周年記念ライブが7月24日に決まったと、HPアップの前に早々とお知らせをいただきました。

これまで、運悪く二度にわたって聞き逃したメンバーのライブなので、今からカレンダーに書き込んで、日にちを確保。

詳細は、HPアップされたら、また、お知らせしましょう。


歩いていける距離に、ライブの聴けるレストランがあるって、幸せ。

どんなジャンルの音楽も生で聴くことの出来るのは、CDにはない心を刺激するものがある。

詩吟も、オルティンドーも、マイクを通さない音が、好きだ。

その人の心が素直に出る声が素敵。

素直に出せるようになるまでは、一つの技術として細かい約束ごとを覚え、少々の無理をすることになるけれど、ある程度、声を出せるようになったら、自由に叫べばよい。

自分が心地よいために叫ぶのと、より相手に思いを伝えたいがために叫ぶのとは、ちょっと強調の仕方が違ってくるというのが、未熟な私には今頃わかってきたのだけれど、それも、あまり強調しすぎるといやみなものになってしまうし。

自分らしさと自分らしさを伝えることの間には、おおきな山と谷が横たわっている。

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浜吟

2010年05月09日 | 詩吟
今日は、夢青葉の初稽古から初めての詩吟の会。
詩吟の稽古がこんなに間が空いたのは、初めてのことかもしれないなぁ。

第4日曜日が、私の所属の中央会の定例会であるのが、都合で第三日曜日に変更になり、その日が夢青葉のお稽古日と重なったためと、第四土曜日の谷中教室も、去年からの詩吟ではない人との約束が重なってお稽古が2回なくなったためでした。

指折り数えて始めてそうだなぁとわかったのであって、いつもならこれだけお稽古がないとなんだかおかしいと感じるのだけれど、今回は、娘の体調のこともあって、却って暇が出来たことで娘の方に集中することが出来て、幸運でした。

今回の浜吟は、せんだってお試し参加をなさった方が正式に入会されるといううれしいことがありました。
隣にすわられたので、聞こえてくる声を聴いていたら、音程もしっかりしていて良い声をなさっているので、頼もしいメンバーが増えたとわがことのようにうれしい。

これを弾みに、新会員が増えますます盛会になりますように。





夢青葉のお稽古が始まる前に思っていたことが、今になってすっかり無くなっているのに、出かける電車の中で気がつきました。

それは、私も指導者になるのだから、おあいこで、言いたいことが言える。
言いたいわけではないけれど、言わねばならないと思う。
それは、詩吟の基本のキに関わることを、正しく伝えたいということであると、意気に燃えていたといったらいいのかしら。

どうやら、それは肩肘はっていたらしい。
中央会以外の会には、リラックスして参加していたつもりでしたが、所属ではないところに行くのだから、何か置いて帰らねばという思いだったのかなぁ。

今日は、そんな思いが払拭されすごく楽な気持ちでいたので、先週の復習をし、新しい吟を二題都合三題の詩吟をそれぞれが合吟したり、独吟をしたりしたのですが、気持ちよく聴き込んでしまいました。

今日は、女性は初入会の女性だけで、いつも出席のお二人の女性がたまたま欠席でしたから、女性の高さの吟は私が一人でした。
男性の高さの吟ばかりならび、しかもいつもと違って、聞き込んでしまったので、自分の吟を取り戻すのに、一吟目は苦労しました。

何が、どう変わったのか、良くわからないのですが、とんがったところが取れたのかなぁ。
それとも、いつもより長い日数を吟とは関係の無いことに心を奪われていたからなのかなぁ。
ということは、私って本当はとんがらない人なのかも。

私の名前を下さった佐藤鷺照先生をおもいだすと、一つもとんがったところの無い静かな方でした。
静かだけれどピリッとした吟をなさる方でした。

そんなところを、身に着けずにきてしまったのだなぁ。もう、なくなられて教えを請うことが出来ないというのに。

こんな弟子のことを、空からどんな風に眺めていてくださるやら。
さて、詩吟とは違う話題です。

このところ、髪を染めるのを止めています。そして、つい数日前短く切ってパーマをかけました。

「まっとうなおばあちゃんになる」というのが、スローガンです。

まっとうなおばあちゃんって何?

自然のままでいるってことかなぁ。
パーマをかけたことで、自称「かわいいおばあちゃん」になったつもり。
ふけたとは、決して思わないことにしよう。


あっと、気がついた。
佐藤鷺照先生も、グレーヘアーだったなぁ。
それは、私が、岡山を離れてかなり経ったあとだけれど、その当時は、グレーヘアーはかなり少なかったから、どんな思いで染めないと決めたのか、今になっては聴けないけれど。

そめないでいると、リラックスするのか、闘争心がなくなるのか、、、、、
それは、これからの関わり方を観てみないと、定かではないけれど、

また、ある日突然染めたくなるかもしれないけれど、今は染めない心地よさに、浸っています。
なじみの、美容師さんは、まだ染めたほうが良いという意見なので、もう少しすそを短くしてその場所は、パーマなしのストレートにしたかったのだけれど、それは、かなえられなくて、全体にカールが出現しました。
特に、舞が始まってからは真っ黒の髪をひっつめにしていたから、きつい感じがしていたのかもしれない。
カールを入れることで、柔らかい感じにはなったのかなぁ。

それよりも、髪が白くなってきたことで、唖然として正直な感想を言ってくださる人がいなくて・・・

でも、見かけがカールした髪でやわらかくなったから、私の気持ちもやわらかくなったの?
それって、ちょっと情けない気もするけれど、ソフトになった気持ちがカールヘアーを選んだということになるのであるなら、まぁ、よしとしよう。


舞を完結するためにせっかく好みのアッシュグリーンになっていた髪を黒髪に自分で染めたときは、美容師さんがあっと驚いて、そこまで色を落としていくのにどれだけ苦労したことかと普段は穏やかに美容師さんに叱られてしまったのでした。

あの色を取り戻すためには、黒髪を脱色するか、生え変わってしまわなければ出せません。
しかし、今、わたしが染めるのを止めたのは、昔の色を取り戻すためではなく、ヘアカラーを止めたいのです。

髪や地肌のため、健康のため、顔の地肌の色のため、もろもろで、染めることに嫌気が差したのです。

とりあえず、染めなくなって五ヶ月。五センチあまりの白い髪が出現しています。まだまだ黒いところが多いのですが、これから、どんどん白くなっていくのが楽しみ。



鼓太郎の、感想を聞こうと思ったけれど、あまり関心ないみたい。
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