風のこたろう

'05年4月6日~'07年4月7日 ウランバートル生活日記
'09年8月~  詩吟三昧の徒然日記

ぴったりのことばを

2021年07月17日 | 詩吟
ぴったりの言い回しと言葉をさがして、忙しく頭を働かせる。

まして、お目にかかったばかりの方には、どのような言葉遣いが良いのかわからない。

職人気質の方と思えるので、結局、直球のことばになりました。
結果、私のいつもの前のめりの言い方でした。

本来の声の良さを、いかんなく発揮して、自由に詠ったらいかがですか?と。
他のものと組み合わせるのは、別の機会になさったらどうでしょう?と。

ご本人の最初の提案と心づもりは、却下された形となってしまうので、最初の言葉を発するまで、口ごもり、遠回りをしようとしたのだけれど、無理と判断。

濃い太い眉尻が上がりそうだったのが、最後には、穏やかに、納得という表情になってきました。
あぁ、良かった。胸をなでおろす。あぁ、どきどき、良かった。

意見を求められると、いつも、前のめりで、言葉を発するから、自分でも生きた心地がしない時がある。
今日は、ビジターで久しぶりに参加したウグイス吟詠、実に、8か月ぶりの参加でした。

その熱で、動きだしたら、次は、クールに、一歩引いた言葉が、有効になる。
わかっているのですが、クールダウンは難しい。次は、「駟」をもって追いかけたくならぬよう心しよう。



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伴奏CD

2021年07月14日 | 詩吟
夢松風は、コンクール出場者向けの練習は、やっと緒についたところです。
今日は、伴奏とは何ぞやの話から、伴奏に合わせた吟詠を、致しました。

まず、CDの説明から、伴奏の選び方、お薦め伴奏の表の見方から、まさしく「ゼロ」から。

以前、付け焼刃で、伴奏の最初だけお聞かせして、出だしのタイミングについて、話をしたことがあります。あとで、自分で聞いて自習してくださいね、とお願いして、あとは、お任せをしました。
「伴奏というのは、最後まであるんですか?」との質問には、唖然として、私の落ち度であった事を知る。

層の厚い教場では、先輩のすることを見よう見まねで、身につけていくのですが。横並びの教室では、すべてをゼロからというのが、鉄則です。
つい、年数を経ると、端折ってしまいがちです。


伝えたことが、伝わってないということは、言葉の問題か、表現力の問題か。

聞く耳と、観察する目は、吟詠にさえ向いていればよいと思っていたけれど。
その人に届いたかどうかを、確かめるゆとりとテクニックがさらに必要ですねぇ。

このことなんですね、教え方が下手だといわれたのは。

次回の練習は、ご自身の課題を、一人ずつ時間制で行うことにしました。

時間制にすると、いやおうなしに終了せねばなりません。全員が不消化に終わってしまいかねません。

その後の収拾は、責任を持ってやりますが、果たして、何回分の練習が、費やされることになるのか。

私の目指すところが、理解されるためには、仕方のない後退と思います。
もしかしたら、後退ではなく、推進力になるかもしれないと、あくまでャWティブに考えてまいりましょうか。

それぞれの向いている方向が違ってきたので、それでも、個人練習では無い教室のあり方は、程々なところで手を打たねばならず、そのほどほどが、全員の不満のもとになりかかっているのが現状。


          チャレンジ!




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新田の練習場

2021年07月13日 | 詩吟
草加市新田(しんでん)の練習会場は、7月に次いで、8月も使用不可となりました。

「9月開始ですかねぇ」と言った言葉が、その通りになってしまいました。

今年、1月に新たに生まれ変わる予定が、コロナ規制のため会場の使用中止となり、4月に1度だけ解除されたものの、いまだに使用中止がそのたびに更新されています。


待つ。待つ。待つ。
会場の予約をしては、ほっとして、ほっとしたと思ったら使用中止の連絡を受け、がっかりの繰り返しです。
それでも、あきらめず、明るく連絡をして下さる心の強い幹事さんに、心から感謝いたします。
本当にありがとうございます。

頭を低くして、通り過ぎるのを待つしかない状況に、「らいげつまたね」と明るく笑うしかない。

      むくげの花ことばは、「信念」「新しい美」


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木槿 田村仁美

2021年07月12日 | 徒然に日々のことを
        田村仁美  2021年 ー煌めく四季ー
  

           『夏の朝』 ムクゲ・ヤマガラ



鳥タイプ診断をして見たら、一回目は、「やまがら」と、出ました。
ちょっと違うなと思ったので、もう一度調べるをクリックして見ました。
「えなが」と出ました。こちらの方が、うなずけました。


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採点表完成

2021年07月08日 | 詩吟
2週間後に迫ったコンクールの採点表が、やっと完成し、幹事長へ、送信しました。

出来上がった計算表に、乱数表からランダムな数字を入れると、瞬間に順位が出てきました。
テストには、ャ`ャ`と数字を入れなくても、乱数表というのもあるなんてね。
世の中便利なツールがあるものですねぇ。


エクセルの計算式に、審査の約束事を入れて一つのシートに作成していきます(夫が)。
そして、入力欄以外には、間違って数字や文字が入らないように、ガードをかけてありました。粗忽な私にも安心して、入力作業ができます。



審査員全員のその出場者に対する点数を入れ終わると同時に、それまでに、入力した出場者の順位が表示されます。
ということは、最後の出吟者の採点が終わって、最後の点数の数字を入力してエンターを押し下げた瞬間に、順位が判明するのです!

プログラム順に並んだ表を順位順に並び変えをして(これもワンクリックでできます。)その表を、印刷して、審査員にお届けして、採点係の仕事が終了です。

一応人手としては、一人で十分なのですが、確認係がいると、もっと、確かな仕事ができます。
計算機の苦手な私にも、二ケタの数字を審査員の欄に間違いなく入力し、二度三度さらに確かめる時間も十分にある作業なので、何とか務まります。
おかげ様で、ストレスフリーです。

身近な家族なのに、エクセルの技を教えてもらおうとも、教えようともしないのは、家庭平和維持のためです。何が起こるか想像に難くないと思いませんか。
ですから、くれぐれも夫に頼らず「自分でやれば?」とは、おっしゃらないよう願います。



無事、送信したその夜、東京に緊急事態宣言発出。さて?


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ジップロックと重し

2021年07月06日 | 徒然に日々のことを
ジップブロックを使った梅干しつくりは、大きな容器も、重しもいらない省エネ・コンパクトで、十分においしい梅干しが作れます。

重しのおかげで、水が上がり、余分な水分が抜けていく工程を、ジップロックで密閉保存することで、水分があがって、塩分が吸収される。
重宝だなぁと感激しながら、義母の昔ながらの、長閑な梅仕事を思ってみる。

静かで暗くて涼しい場所に寝かせて置ける場所があるってことは、素晴らしい。
そして、用の終わった道具たちを置くことが出来て、邪魔にしなくて良いスペースがあることは、ゆとりのある豊かな生活だと思えるようになった。

納戸には、木の引き戸がいい。
手で触るところは、黒光りして居て、人がかかわったことがよくわかる。
そして、その扉が動く敷居も少しすり減って、艶の出ているのがいい。
丁寧に、拭きこまれた人の手の跡がある。
中の闇は、時に恐ろしく、時に心が静まってくるところだ。
恐る恐る奥の方を覗いてみると、思いもかけないものが潜んでいて、よく驚かせられたものです。

静かに寝かせておいてくれる場所が、そこにあるということが、生活にも、ゆっくり時間が流れるということで、無駄に急かすことのない心のゆとりもできてくる。

たまには、お仕置に使われて、泣き止んだ後は、気を取り直して反省するゆとりもできてくる。


ジップロックは、あっけらかんとしていて、暗闇もゆとり時間もなく、さっさと目的地へと運んでくれる。これはこれでいい。

納戸に頼らず、重しがなくても困らない育て方は、即席で、短絡で、情緒がない。

夫の実家の納戸からは、10年もの20年物の梅干しが出てきて、驚いた。
静かに、出番を待っていた塩の結晶にまみれた梅は、200歳の老人のようだ。
静かにその家の歴史を見守って、その家の結晶とエキスとを纏っているようでした。

大事に大事に食べていたその梅干しの最後の1個、長い間ツボの中にありましたが、意を決して主人の口に入れてあげました。あなたの最愛のおばあ様が作ったものだからね。
  ⇐去年の天日干し風景
どんなに倹約しても無くなってしまうことがわかってしまった時、そろそろ我が家でも梅干を何とかしなくてはと思い始めました。

狭いマンション住まいのこと、納戸と言える場所どころか、薄暗い場所さえない、あっけらかんとした空間で、作るとしたら、、、考えていたら幸運にも、梅を買った生協のレシピは、ジップロック漬けでした。
よし、納戸がなくても、重しを探さなくても、梅干しはできるぞ!と、思った去年。
今年も、ジップロックに登場願おう。


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あまやどり

2021年07月04日 | 徒然に日々のことを

   写真はクリックで拡大します。辛うじて、トンボの羽が見えます。見てやってくださいませ。





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頼りすぎか?

2021年07月03日 | 詩吟
     コンクール計算表は、鋭意作成中。


令和元年仕様の計算表を改良するとのことで、夫は、頑張ってくれています。
時間がありすぎるのも、あちこちに、興味が飛ぶようで、一点集中できてない様子。

あれこれ考えるおかげで、エクセルのいろいろな技を知ることが出来て、楽しんでいるとのこと。

私にも、誰にでも簡単に気軽に安全に入力操作ができる仕組みの計算表が、でき上がっているのでしょう、ありがたいです。

        今後もよろしくお願いします。


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