採集生活

お菓子作り、ジャム作り、料理などについての記録

巻き柿

2008-01-21 | +干し柿・干し芋・栗
昨年はひとりで黙々と巻いた巻き柿、なんだか辛かったので今年は実家で手伝ってもらおうと、事前に柿を送っておいたりなど色々と計画していました。
 
2007/11/29鶴の子

2007/11/29に干しあがった鶴の子柿

2007/12/31粉がふいて


1ヶ月くらいキッチンペーパー(本当は藁がよいのだけれど)を敷いた紙箱に入れて冷蔵庫に入れておくとこんなに綺麗に粉が吹いてきました。
(2007/12/31)

2007/12/04びわの隣の柿

不完全渋柿のこちらも使って、巻き柿作りだ!


12/29、夕食後TVを見ていたのですが、皆(両親)に動員をかけました。
(送った他にも持てるだけ持って帰省したのです)

2007/12/29

まずはヘタと種取りから。
種を包む透明な部分は、かなり丈夫なのでナイフでないと破れません。

父の意見ではおしりの先端の色の変わった部分も切った方がいいとのこと。
この手は母のですが、母は勿体ないのでしっぽ切らない派のようです。

2007/12/29

種をとったもの。

翌日少し日に当てました。

(固そうなしっぽは、ほとんどついたまま。でも重ねて巻いておくとほどよくしっとりするので大丈夫です)

2007/12/29

ヘタと種の山。

小さな柿だけれど4~5個も種が入っていることもあり結構時間がかかります。
3人でやると早い!


2007/12/30

翌日(12/30)。
巻き簀にラップを敷いて12個並べ、まずオーブンシートをかぶせて押しつぶします。こうすると柿が平になって巻きやすいのです(これは今回発見したコツ)。
平になったところでブランデーを塗り、柚子を置いて巻いていきます。巻く係は母にお願いしました(のり巻きも上手なのです)。

スペインのブランデー

このブランデーは実家にあったもの。

柿をほどよくしっとりさせるほか、風味付け、防腐効果などを期待しています。
よく乾いた柿の場合、数分おいて何度か塗るとしっとりして巻きやすくなります。

使い切ってしまったので来年は持って行かなくては。

2007/12/30

私はひも係。

柿の間にラップを巻き込んでいないかチェックし、ひもでぐるぐる巻いて行きます。
柿を干すときに使ったひもなので長さが短く、結び目だらけ・・・。

巻き簀で巻くよりヒモをかけていく方が時間がかかります。
12/30は7本出来ました。

2007/12/31

翌日、ダンナサマが車で到着。更に干し柿を運んで来てくれたのでまた作業開始です。

この日は紅白を見ながら種取りと巻き、両方同時にやってしまいました(父とダンナサマが種取り、母が巻き、私がヒモ)。


結構柔らかめだったので本当は種をとったあと日に当てたかったのに、巻いちゃっていいわよとの意見が(母)。
押し切られてしまいました。
ふにょふにょの巻き柿、大丈夫かなあ。
一方で固めの干し柿もあったのだけれど、そちらについてはブランデーが塗り足りなかったような・・・。
あまりにてきぱき進みすぎて品質管理がおろそかに~。心配~。

太短いもの、細短いものなど小さめのものもとりまぜて、全部で10本出来上がり。
何と途中でひもが足りなくなるハプニングが。
ラップのまま実家から持って帰り、我が家でひも巻きをしました。

来年はヒモ、ブランデー、刷毛をスーツケースに入れて持って行かなくては。

それにしても、3,4人で作業するととっても早い!
確か昨シーズンは種取りだけは手伝ってもらって、そのあとひとりで黙々と巻いてヒモをかけたのだけれど、2時間で4本しか作れなかったような・・・。
今年は助かりました。

味はどうかと心配でしたが、後日母が知らせてくれたところによるととってもおいしいとのこと。固さについては聞くのを忘れてしまいました。

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巻き柿作りの手順については昨年の記事にも書きましたのでよかったら見て下さい。昨年は粉の吹いた柿を使ったためか綺麗な薔薇模様になりました。

コメント (6)
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