例年レモンママレードに挑戦してあえなく玉砕しています。
苦労して皮をむいて下茹でしているけれど、出来上がりはドロドロと白く濁った美しくないものになるのです。
なので今年はコンフィに挑戦してみようかな。以前作ったオレンジコンフィを参考にしたらどうかしら?
折も折、aiwhasさんからメールを頂いて、レモンコンフィがいまひとつの出来だったので(写真も見せていただいたのですが、私には問題なく見えたほど綺麗だったのですよ)、フードプロセッサで刻んでママレードにされたそうなのです。そのママレードが、私の理想ともいえる出来上がり。皮がつややかな透明になっていて、シロップ部分もクリアなのです。
よし、コンフィかママレード、どちらかになればよしとしよう、というおおらかな気持ちで作り始めました。
国産レモンがこんなに! | |
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まず3分ほどゆでて数分さらす、というのを2回。
そして2晩たっぷりの水にさらします(実はどたばたして1晩後にチェックできなかっただけ)。
ここでさらしておいた水をなめてみると舌がまがるほど苦かったので、3分ゆでてまた一晩さらします。
また漬けてあった水を味見。今回はそれほど苦くありません。
そろそろ煮始めていいかな?
3本入れた切目に沿ってレモンをスライスします。
意外とちゃんと切目にあわせるのは難しいです。
種をみつけたら取り除きます。
スライスするとき包丁にあたった種は取り除いたのですが、かなり分厚いので厚みの中程にも種が入っていることがあります。
無理に取ると型くずれの原因になるかもしれないし、煮上がったら多少果肉が痩せるだろうから取りやすくなるかも、と期待したのですが、取りにくい種はやっぱりそのままでした・・・・。
使うとき取り除けばいいか、と諦めることにしました・・・。
刻んで使うかもしれないし。
種より何より、シロップがべっこう色になってしまったのがかなり悔やまれます。
透明に仕上げたらもっとレモンらしかったのではないかしら。
ちょっとがっくし。