ある日曜日、私はびわ剥きで忙しくしていたのですが、ダンナサマはなんだかぼんやりしています。そこでちょっと手伝ってもらうことにしました。
といってもびわ関係ではなくて(こっちは多分不器用なダンナサマには無理)、つい買ってしまった箱山盛り完熟トマトの処理。
トマトソースにしようかと思って。
湯むきしてから適当にミキサーにかけることも考えたのだけれど、湯むきの説明をするのが面倒で、一番頭をつかわない裏ごしにすることにしました。
土鍋にヘタをとった2つ切りトマトを入れ、しばらく電子レンジに。そしてくたっと煮くずれてきたところを裏ごし。

2008/6/22 トマト裏ごし用セッティング
この裏ごし網は、お正月の栗きんとんのさつまいもうらごし用に新調し、ひとまず我が家に置いてあったもの(年末実家に持っていくの忘れないようにしなくては)。
実家には既に1個あるのですが、それの目があまりに細かいため、労働者(父とダンナサマ)から労働環境改善の声が上がっていたのです。
やや粗めを買ったのだけれど、トマトソースにはまだ細かすぎる程度。
そもそも種だって入っていてもいいかなーと思っているので、皮だけとるだけでもいいよ、といっても、初心者のダンナサマは●●正直に綺麗に漉してくれました。
みなさんご存知かもしれませんが、裏ごしのコツは、時々網を洗うこと。
細かい繊維が目詰まりして作業効率が落ちるのです。へらで押してもなかなか落ちて行かないわ、と思ったら洗うとよいと思います。お試しを!
さすがに漉しただけあって、とても滑らかなピュレがとれました。

2008/6/22 裏ごしたトマト
ここまでくればあとは簡単。
テフロンのフライパンで時々かきまぜながらぐつぐつ煮込みます。複雑な味になるかな、と思ってドライトマトを刻んだものも少し入れてみました。
これはビワ作業の片手間で出来るので楽チン。
でもビワの瓶詰めに多少手間取り、少々煮詰めすぎてしまったかな?
ま、薄めることはできるし、瓶も節約できるしいいことにしよう。
ボウルに満タンのトマトピュレ、こんなにちょっぴりになってしまいました。

2008/6/22作 トマトピュレ(裏ごしトマト、ドライトマト)
種のない見事なトマトピュレ☆
(自分の作業ではないとはいえ)苦労して裏ごしたので、勿体なくて開けられません・・・。
トマトのオフシーズンになったら使おうかな。
もう一度くらいトマトソースを作ってみたいものです。
少しでも裏ごしを楽にするにはどうしたらいいかな?
(1)皮以外の部分をフードプロセッサでピュレ状にし、それを裏ごす。繊維がほぐれて漉しやすくはないだろうか。
(2)粗い目のザルでまず漉し、その残り粕を裏ごし網で漉す。
(3)もっと粗い目の裏ごし網を買う。
(4)皮は湯むきし、果肉はFPでピュレ状にし、裏ごし抜きで種ごと煮詰めてしまう。
(4)が抜本的解決ってやつだな。
でもこれで済ますと、「ボクはあんなに丁寧にしたのに~」と言われそうだな。
とすると、
(5)ダンナサマがひまそうなときに、また頼む。
これが一番よいかも。ふむふむ。
一度苦労を知っているので普通にお願いしてもだめだろうな。「ちょっとそこ座ってみて」「はいこの木べらを持って」という送電線方式はどうだろうか。