採集生活

お菓子作り、ジャム作り、料理などについての記録

ナメコ大発生

2009-11-10 | +きのこ原木栽培(マイタケ等)
もう記憶もだいぶ朧気ですが、2008年の初め頃、シイタケなどの種菌を沢山植えました。
ブログでも何度か記事にしていました。
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●これまでのホダ木のようす
 2008年2月頃 シイタケの種駒を打ち込み
 2008年5月 ホダ木から芽が!?
 2008年8月 地面に埋め込み(父が)
 2008年11月 ヒラタケが(3個)発生!
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そしてあれ(ヒラタケ発生)から1年。
今年は全国的にキノコが不作のようなので、たとえ菌を植え込んだものといえども生えてこないかも。

と思っていたら父から連絡が。
ナメコがすごいことになっているようです。

docomoの不親切な店員さんに(老人だからと侮られ?)カメラなし携帯をつかまされたおかげで写メールは出来ないのですが、デジカメで写真を撮って(母が)メールで送ってくれました。
ナメコ本体も送ってくれました。

駒打ちした頃の写真も一緒にご紹介します。

2008/05/04ナメコの原木

2008/05/04
コマ打ちした原木です。
「な」というのはナメコ。

2008/8/31ナメコの原木

2008/8/31
20cmくらいの長さに切り、木口を上にして地中に埋め込みます。これは父がやってくれました。

木口に黒いシミのようなものが見えますが、ナメコ菌がまわっている証拠だと思われます。

2009/11/01原木ナメコ

そして今年!

一面のナメコ~☆

2009/11/01

2009/11/01原木ナメコ

父は実物をみて大感激だったとか。そのせいか、写真があまりありません。

長靴とか、大きさの比較になるものを置いて、もうちょっと引いて(遠くから)撮った画像も欲しかったなー。
(でもキノコって、見ると舞い上がってしまい構図とか考えている場合ではないんですよね。うむうむ)

2009/11/01原木ヒラタケ

ヒラタケも出ていました。育ちすぎもあるけれど、手前中央には可愛い赤ちゃんも。

2009/11/01原木クリタケ

こちらはクリタケ。
これは少なめです。でもそのせいか、それぞれが大きめです。

2009/11/01原木ナメコ

我が家に詰め合わせて送ってくれました。

2009/11/03ナメコヒラタケ

石突きを切り離して粗々掃除が終わったところ。これから水洗いです。

左がナメコ、右上がヒラタケ、右下がクリタケです。

沢山のナメコは、さっと加熱して、すぐ食べる分以外は瓶に詰めて冷凍しました。

2009/11/03ヒラタケ

ヒラタケにはやや問題が。

ヒダのところに、白くてツブツブしたものがついているのです。
触感からして菌によるものだと思われますが、ヒラタケ由来のものか、別の菌が寄生?しているのかは不明です。ネットで検索しようにも、キーワードは何だろう・・。

一応、取り除いてみました。

2009/11/18巨大椎茸

後日、また父からきのこを送ってもらいました。今度は椎茸もあったのですが、この大きさ!
直径20cmくらいあります。
ソテーして食べたのですが、食べ応えがありました。

下の方の白いものは椎茸の胞子だと思います。

ナメコのお味噌汁、ナメコの大根おろしあえ、クリタケとナメコの軸の炊き込みご飯、ヒラタケ入り卵焼き、などで楽しみました。

(お父さんへ:ご馳走様でした!)

コメント (6)
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利平栗ペースト

2009-11-10 | +干し柿・干し芋・栗
ある日の夕方。

2009/11/03

窓から綺麗な夕焼けと、富士山のシルエットが見えました。折角なので(ちっこいデジカメで)パチリ。
見付けたのはダンナサマ。私は、いつも足下ばっかり見て暮らしてます。比較的眺めがいいベランダなのに、ろくに外を見たこともないかも・・・。

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今年の栗仕事の最後は、利平栗ペーストづくりでした。

利平栗を買ったのはとても久しぶり。
焦げ茶色(カブトムシ色とも)でつやつやした、綺麗な栗です。甘みが強く、美味しい栗で、栗ごはんに最適だそうです。

栗は、固い殻に包まれていて丈夫そうに見えますが、実は常温保存は厳禁です。
乾燥しないようにしっかり密閉して、チルドルームで保存するのがよいとか。3週間後をピークに、どんどん糖度が増すそうです。その後はまた糖度が下がっていくとか。

この利平栗も、しばらくチルドルームで待機していてもらいました。
(というかしばらく存在を忘れていたともいう)
もともと甘い利平栗の場合、糖度上昇はそれほど劇的ではないかもしれないけれど・・・・。

■■利平栗ペースト
■作り方
(1)鬼皮を剥く。このとき虫食いなどの部分は大きめに削る。
(2)渋皮がついたまま、10分程度茹でる。
(3)水に晒して冷まし、渋皮を剥く。しばらく茹でることで、栗が柔らかくなり渋皮がとても剥きやすくなります。皮むきの際、栗の状態をよくチェックし、悪いものは捨てる。
(4)4つ程度にカットし鍋に入れ、水を半分くらいまで入れ、ごく弱火でフタをして20分くらい?煮る。バニラビーンもいれる。
(5)しばらくたったら様子を見る。
ここでびっくり、他の栗だと、煮えるに従って自然にペースト状に煮崩れて行くのですが、利平栗の場合は柔らかく煮えるものの煮くずれません。これではペーストにならないわ、と思い、スティックミキサーで粉砕しました。
(6)味を見つつ、適当にお砂糖を足す。
さすが利平栗、お砂糖はごく少量でも十分甘いペーストになりました。
(7)瓶に詰めて冷凍保存。(煮沸はしてません)
ジップロックだとどうしても匂い移りがあるような気がします。瓶だと1年くらいは大丈夫でした。


1キロの栗から、瓶4個分のペーストが出来ました。

2009/10/28作利平栗ペースト
2009/10/28作 利平栗ペースト


それにしても、利平栗の性質が違うのには驚きました。
ジャガイモでいうと、メークイーンのように煮くずれ難いのです。他の栗はとろとろに煮くずれていったのに。
利平栗は加工には向かない、というのはこのせいかしら?
収穫後、チルドルームで保存したのも関係しているだろうか。

でも、この性質は、マロングラッセや甘露煮向きでは?
来年は、マロングラッセに挑戦するかなあ・・・・。うむむ。

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