採集生活

お菓子作り、ジャム作り、料理などについての記録

柿剥き、はじめました(大和百目柿)

2009-11-11 | +干し柿・干し芋・栗

今日はすごい雨ですね。久々にしっかり降っています。
畑のタマネギ達には恵みの雨でしょうか。
でも、私は柿が心配。


先週から干し柿用の柿を剥き始めました。
口火を切ったのは、大和百目柿です。
山梨の矢崎フルーツ園さんから毎年送って頂いています。

大和百目は、他の柿にはない独特な味わいと食感があって大ファンです。
(あと、とても立派な甲州百目柿で作る「冷蔵脱渋柿」は、クリームのような滑らかな食感で、大変美味です。少々高価ですがお勧めです)


今年の作柄は、とメールお伺いしてみました。
昨年は大豊作だったので、今年はしっかり裏年になったのだそうです。あらま。

「更に夏の長雨が影響し、円星落葉病が激発。もひとつさらに、甲府盆地の西端に位置するこの辺りは、5月に何度も強風にいじめられ、デリケートな花の部分で、多くの新梢が折れてしまいました。これの被害は大きかったです。 ・・・当園は、数少ない?防除が功を奏して、平年並み、昨年の1/3程度は、確保できそうです。」

とのことです。

昨年が豊作だったとはいえ、1/3にも減るなんて、農業って何て大変!

でも花が少なくなってしまったせいで、やや大玉の傾向のようです。

2009/11/09大和百目

こちらが大和百目の25個入りタイプ(Sサイズ)です。

小さめサイズだそうですが、私のMy柿ではあり得ない程の大きさです。

2009/11/09大和百目

個体差はありますが、肩幅が広くて先端が余り尖らない、台形の形が大和百目の特徴だと思います。

干してゆくと、肩部分がよく縮んで、長方形の干し柿になります。
(「採集生活 大和百目」で検索すると出来上がりの写真がどこかに。後で探してリンクつけますね)

2009/11/09大和百目

私はいつも、ハンガー方式で干しています。
こうすると、全ての柿が水平に、ヒモに食い込むことなく干せるので便利です。


不作の影響は玉の大きさに。

「今年は、裏年、5月の突風(花も飛んだ)、梅雨の長雨等々の影響で着果量が少なくなり、巨大な柿が量産です。500gオーバーがぞろぞろ。飛ぶようには売れない13玉/5kg。うなされそうです。」

だそうです。
これは大変!売れ残ったら勿体ない!と微力ながらお手伝いをさせて頂くことにしました。
500gオーバーの柿がもうすぐ届きます。むふ。
どんな大きさ・・・??(うまく干せるかしら?)

ビッグサイズの干し柿を作りたい方、矢崎フルーツ園に問い合わせてみて下さいね!

(到着した特大柿の記事はこちら

コメント (10)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする