イケアのカタログの1994年版が那須の家にありました。
約20年前のものです。
あまりに今のものと違うので、ちょっとご紹介させて下さい。
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イケアカタログ1994年版。 ノルウェー語です。 当時父があちらに単身赴任していた際に入手したのだと思います。 金額の単位はノルウェークローネ。
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わーお。黒々としたリビング。 今のイケアといえばカタログが全体的に白っぽい感じのコーディネイトです。カタログにこんな重厚な感じのページはあまりないような。
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花柄! イギリスのインテリア雑誌のよう? とにかくイケアじゃないみたいです。
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ファブリックも、こんな濃いめの色のクラシカルなものが多数。
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チェック柄のソファ+花柄のクッション。 当時の流行だったのか、当時としても大胆だったのかはよく分かりません。 (今ではあんまりないですよね?どうかな?)
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組み立て式棚のシリーズにも盛衰があるようです。 IVARはまだありますが、TERMINALは多分もうないです。
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BILLYはまだありますが、HEKTORはないような。
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KAVALIJERというのもないですよね。
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BONDEやPRINCIPも、もはやないもの。 どれも、さほどクセもなくて、それなりに長く使えそうなデザインなのになくなってしまいました。 打ち切られたときは、これらで家具を揃えかけていた人たちにはショックだったことでしょう。
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CD収納棚。 こういう細長いもの、ありましたよね。 (今もあるのかな?今は、CDは持たずiPODとかを使う人が多いのでしょうか。 )
こういうのって、露出しているものはホコリが積もるし、すぐに満杯になってしまって結局使い勝手が悪い気がします。
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スピーカースタンド。 いま我が家のAVまわりを色々いじっているところなのでちょっと気になって。 (同じものはおそらくもう売っていないけれど) こんなにスピーカーを傾けちゃっていいものなんでしょうか?
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勿論白っぽい雰囲気のものもあります。 こちらは白いキッチン。
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ライトブラウンの木目調キッチン。 これも今でもありそうな雰囲気。 引き出しレールなど、中の金物はおそらく進化しているでしょうね。
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このベッドは、今のイケアにもありそうな感じ。 (好み)
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オフィス家具のコーディネイト。 家具類にはさほど古さを感じませんが・・・
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パソコンが! ブラウン管モニタの小ささと厚みに、何だか時代を感じます。 (日本でよくあったモニタとはちょっと違うデザインですよね?)
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今のイケアカタログを見てみますと・・・。
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リビングとダイニング一体化しています。 日本のカタログだからかな、以前よりも狭い部屋という条件になっているように思います。
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黒いソファはありますが、20年前より足下および全体があっさりしたデザイン。 でも実はこういうタイプはミッドセンチュリー(1960年代)のデザインのリバイバルではないかと思います(アンティーク家具店で見かけた)。 (こういう袖が高いソファが今、気になっているところ。欲しい。)
(昔のカタログにあった重厚なのは90年代独自の流行?それともまた別の時代のリバイバル?)
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■参考情報
(1) 北欧のインテリア写真を沢山載せているブログ MY SCANDINAVIAN HOME (英語)
以前お友達から教えて頂いたサイト、
ステキなインテリア写真が沢山なのですが、とにかく、大概の写真がしろっぽい気がします。
床も白いペンキで塗ってあったりします。
あと、撮影方法(絞りとかシャッタースピードとか?)も関係しているのでしょうか。