2014年4月に行ったウィーン旅行の記録です。
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ナッシュマルクトはおそらくウィーンで一番有名な路上マーケットです。
余りに人気なので、観光客ずれしているだとか、値段が高い、という評価もありますが、やはりお金を使う人達(観光客)が集まるだけあって、品揃えが非常に豊富で、ヨーロッパや中近東一帯からいいものを集めてきている、という感じ。
殊に最近は、数年前よりも移民が多くなっているのか、多国籍度合いが増しているように思います。
(オーストリアのものだけに限定したらきっと寂しいマーケットになってしまうはず)
そしてどのお店も、ディスプレイにも気を遣っています。一目見て、わー素敵!と思ってしまいます。
日本で言うと高級スーパーの紀伊国屋みたいなものかな?
買うかどうかは別ですが、やはり行く価値はあるマーケットだと思います。
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こちらはイタリア風お総菜店。 チェリーペッパーにチーズを詰めたものや、イカにエビを摘めたもの、アーティチョークの詰め物、寄せタコの薄切りなどなど。 写真一番手前は、エビ風かまぼこかも。
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様々なフェタチーズ 、モッツァレラチーズ。
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Wandererschnitteというもの。数年間は見なかった気がします。数軒のお店にあったので流行っているのかな?
これは各種ドライフルーツやナッツを練り固めた、エナジーバー、又はペミカン(?)みたいなもののようです。
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材料は、レーズン、デーツ、スモモzwetschken(ドライプルーンかな?)、クランベリー、サワーチェリー、アプリコット、ピーナツ,、ヘーゼルナッツ、ブラジルナッツ、パンプキンシード、フラックスシード(亜麻の実)、ひまわりの種、キャロブパウダー(キャロブの木のことはJohannisbrotbaum というのだとか)。 小麦粉、卵、油脂は不使用。 非加熱圧縮加工。 VEGAN食品。
あるお店で少しだけ味見しましたが、とても濃厚。 以前作ったプルーンログみたいな感じでした。 あんな感じで、栄養のありそうなものをどんどん混ぜていけば、似たようなものができそうです。 美味しいけれど、沢山食べたら太りそうな感じ。というか、沢山食べるものじゃないか。
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オリーブ各種。 奥はパンに塗るペーストなど。 こういうおつまみ屋さんは、グラス売りのワイン屋さんも併設していて、つまみ+ワインでちょっと一服出来るようになっていました。 でも(土曜だったので)非常に混雑しており、慣れないシステムで外国語で注文をこなすのは大変なので、この日は諦めました。
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スナック類を買い食い出来るお店も色々あります。 ケバブやボレッキはもはや定番(ターフェルシュピッツやカツレツなどのいわゆるオーストリア料理より私はこっちが好き)。
そして今回初めてみたのがロシア系のお店。
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いろいろな包みパンがありました。どれも大きいので買いそびれてしまった。次に行ったら何か買おう!
(朝食をたっぷり食べると、こういう買い食いをしにくいという問題点が・・)
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土曜日は、常設店舗に加えて、ファーマーズマーケットの日。
ナッシュマルクトでも、南端側、そして市場の中程のところどころに、生産者直売店が出ていました。
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瓶詰め好きの心をくすぐる素敵なもの達。 百合(おそらく甘草?)のツボミのピクルスや、唐辛子のピクルス。 小瓶は唐辛子ペーストかなあ。 小瓶でいいから買えばよかったな・・・。
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こちらのお兄さんは、チーズ屋さん。 沢山説明して下さいました。 (シャッターを押すのが遅れてにっこり顔を逃してしまった)
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工房特製の色々なチーズたち。
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山羊乳のチーズ。 (説明文を訳すほどはドイツ語出来ません。すみません)
美味しいので一玉買ってしまいました。
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葉っぱで包んで甘いワインに漬け込んだチーズ、だったかな・・・。 これも美味。 ワインと一緒に食べると幸せな味です。
他にも、お酒に漬けたチーズが何種類もありました。
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工房の様子のボードがあったので、写真を撮らせてもらいました。
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とても日に焼けたお兄さんの周りにあるのは、苺、リンゴ、ナシ、ニンニク、干し洋梨(詳しくは別記事で)。茶色い丸いものは胡桃(現場では胡桃に気づかなかった。気づいてたら買ったのに~)
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