ウィーンのナッシュマルクトで、珍しいドライフルーツをみつけました。
皮ごと、丸ごと干した洋梨です。
![]() |
手前左がそれ。 |
右の洋梨を干すとこういう風になるのだそうです。 一体どうやって干すのですか?と聞いたところ、単に強い日光の下で天日干しするだけだよ、という回答が。 本当に? オーストリアって冷涼そうなイメージですが、そんなに強い直射日光の時期もあるのでしょうか。 何月に収穫していつ頃干すのか、とかもっと聞くことはありましたが、即座に思いつかず、聞きそびれました。 |
|
![]() |
製菓材料店にある洋梨は、こんな感じ(写真はこちらからの借り物です)。 |
そういえば、ベラベッカという(ドイツ?スイス?の)ドライフルーツやナッツギッシリのお菓子があります。
パン屋さんルヴァンのベルベデーレの原型がこれ。
本来ベラベッカは干した洋梨を沢山使うらしいのですが、それにしては色が茶色っぽいよなあ、プルーンを入れるのかなあ、と思っていました。
クリーム色の干し洋梨ではなく、こんな風に黒くなった干し洋梨を使うのかも?
この干し洋梨、買って味見してみたところ、 まろやかな洋梨を干しただけあって、これだけ小さく干しても、やさしい甘さ(ドライフルーツにしては甘さが薄いともいえる)。
でも、こんなに色が黒いのに、特に日向臭いということもなく、しみじみ美味しいです。
いくつか買ってきたので、お酒に漬けて、今度ベラベッカ(又はベルベデーレ)を作る予定です。
====
7月最終週はおそらく更新おやすみです。
特に遠出をする予定はなくて、とあるDIYプロジェクトに励む予定。
あと、まだニンニクが編み終わらないので、あと少し、頑張ってしまわないと・・・。
また8月にお会いしましょう。