ゴマの選別がようやく終わりました。
細かくて辛気くさい作業なので、今年の戦略は次の通り。
・重労働(というか比較的だけれど大変な作業)の合間に、特に急がずやる。
(重労働は心理的に避け勝ちなので、意外とはかどる)
・多少のロスは気にせず、ざっくりやる。
もしもっと沢山欲しければ、植え付け面積を増やすことで対応する。(育てるのは簡単なので)
・とはいえ、ゴマをもった状態で、転んだりつまづいたりは避ける。
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収穫後、短く切り、目の詰まった平らなザルの上で乾燥させました。 |
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その後ちょっと方針変更。目の透いたザルを重ね、その上に干します。 |
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サヤから外したゴマは、まずは目の粗いザルでふるい、大きなゴミを取り除きます。 |
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その後、目の細かい裏漉し器でふるうと、ゴマよりも小さなゴミがふるい落とせます。 |
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今年は、薄茶で小さなシイナのゴマが多いです。 |
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シイナが多いので風選が重要です。 |
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次は水洗い。 |
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ゴマは芽が出やすいので、洗ったらすぐに干します。 |
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薄く広げた方がいいので、ザル2枚に分けました。 |
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2枚目。 |
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かなりこざっぱりしましたが、まだ異物が。 |
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右は選別後。左は取り分けたもの。 |
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サヤのかけら、砂が少々、あと茶色いゴマ。 |
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長々作業して、ようやく完了。 |
●メモ
・他の重労働(?)作業の合間に、という作戦はかなり有効で、ほぼ苦に感じることがなく作業が終わった。
しかし、「さて重労働××をやろうかな」「あ、ゴマだ、ゴマやろう」と重労働着手前にゴマにかまけてしまい、他の作業(クローゼットの改装、栗の皮むきなど)が捗らなかった。
ゴマ作業は、「重労働に疲れたら」とすべきか・・・?
(怠け者の自分をだまくらかして働かすのは大変だわさ)
・ゴマの水洗い方法について復習すること。
・今年は全てのサヤを1個ずつパカパカ開いたのだが、来年は、逆さにして振るだけ、またはその後少々叩く、としてみるか?
・サッシを全開にしてから出入りすること。ゴマを干した大きなザルを持って通ろうとして、引っかかってぶちまけそうになった。
■■これまでのゴマ栽培(当ブログ)(といっても2013年からなのですが)
(1)ゴマ2013:収穫と選別 (当ブログ)
写真多数で選別の様子を紹介しています。
昨年は土を混ぜてしまったため大変でした。
(2)ゴマ2014:収穫
(3)ゴマ2014:選別 この記事
■■参考情報
(1)喜界島でのゴマの生産風景
日本で使用されるゴマは99.9%(16万トン)が輸入で、残りの国産ゴマ(200トン)のほとんどは鹿児島県喜界島産。
日本一の生産地ということは、調整作業もかなり機械化されて・・・と思いきや、大半が手作業っぽい感じです。
(2)ゴマ栽培
(3)ゴマのお店和田萬のHP
ゴマ栽培方法
「作業全般で大切な事は、面倒くさがらずに根気よく頑張るという事になります。」ですって。
本当にその通り。
ゴマ選別用ふるいの販売と、調整方法