栗の季節はすっかり終わってしまいましたが、栗ペースト作りの写真があるので記事にしておきます。
今年は栗ペーストを沢山作りました。
|
つやっつやの栗。 今写真で見ても、心が揺れ動きます。 栗って綺麗・・・。
|
|
栗くり坊主で鬼皮を剥き水に漬けておきます。 これをお湯を沸かしたところに投入し、再沸騰するかしないかの間、さっと茹でます。表面だけ茹でることで皮を剥きやすくします。 あと、芋虫がいたとしても動かなくなるので気が楽になります。 (こうなるとツヤピカ感がなくなっちゃうのでさほど萌えない・・)
|
|
鬼皮はパカッと剥がすように剥けますが、渋皮を剥くのはかなり時間がかかります。 なお、見た目は普通でも渋皮にヌメリがあるもの、カビ臭いものは剥かずに捨てた方がいいです(皮を剥けば中は大丈夫、とか思わないようにね→自分)。
|
|
皮を剥いていると、こんな風に中からじゅわーっと泡を吹く栗があります。 匂いを嗅いでも変な匂いはせず、泡を舐めてみましたが、甘い栗の味がするだけ。 でも念のためこういう栗はハネました。2キロ剥いて数個程度ですし。
|
|
傷や虫食い部分は大きく切り取りますが、それでも時間が経つとこうやって黒ずむものがあります。 あまりに黒ずみがひどい栗もハネたほうがいいかもしれません。
|
|
厳選された栗のみ、大きいものは半分に切ってから鍋に入れて水を6~7分目入れます(この時バニラビーンを入れても可)。 蓋をピッタリして弱火で加熱し、途中、1,2回上下を返すようにします。 栗がほろっとほぐれるようになったら加熱終了。この時点で水は殆どない状態のはず。もし水がたっぷりあるようならば容器にあけておきます。 煮えた栗はゴムべらで混ぜると簡単にペースト状になります。砂糖を加えるのはこのタイミング。好みで、水を加えて柔らかいペーストにしてもいいですし、ホクホクのままでも。
|
|
空気を完全に遮断するためアルミ箔にくるみ(効果の程は分かりませんが)、真空パックして冷凍します。 500g、300gなどキリがよい重さにしてラベルに書いておきました。
|
|
今回のトリュノワは、表面に渋皮煮をぎっしり並べてみました。これで栗ペースト500g、渋皮煮2瓶使用(weckの500ml瓶)。 長方形にカットし、この後アルミ箔をキッチリ貼り付けました。 前回よりも整然とした出来上がりを目指してみました。 味はどうだったんだろう。
|