採集生活

お菓子作り、ジャム作り、料理などについての記録

東京へおでかけ

2017-02-27 | +国内

昨日はうららかな春の気温でしたが、今日は寒さが逆戻り。そうですよね、まだ2月です。

あたたかな昨日、タイミングよく母と東京にお出かけしてきました。 

東京へおでかけ

待ち合わせ場所は押上駅。
東京スカイツリーのふもとです。
高速道路からチラリと見たことはありましたが、こんなに近くからまじまじと見るのははじめて。
ほほーう。 こうなっているのか。
結構綺麗かも。
東京タワーやエッフェル塔は裾広がりで安定した形状ですが、これはとってもほっそりしています。 

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タワーの真下にはショッピングモールなどがあるようですが、今回はパス。(タワーに登るなんて思いつきもしませんでしたが、母は登りたかったかな?)

この地域は墨田区で、小さめの工場や製造所、会社などが集まった地域のようですが(印刷会社の看板をいくつか見ました)、日曜日は閑散としています。お店も全然ないです。

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お城みたいな和菓子屋さんがありました。
(森八というお店) 

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午前中の目的地は、たばこと塩の博物館の企画展「西アジア遊牧民の染織」。
1900年代以降くらいのアンティークの絨毯やキリム、塩入れなどの個人コレクションの展示でした。絨毯ってやっぱ綺麗だなー。
凸みたいな形のものが塩入れ。家畜が顔を突っ込んで舐めたりできないように、口を狭めてこの形状になっているそうです。何故房が沢山垂れているのか知りたかったのですが、解説にはありませんでした。

企画展はもちろん、常設展も見応えがありました。塩関連で一部屋。そしてたばこ関連でもう一部屋。タバコにまつわる器具やタバコ製造道具、そしてタバコの箱のデザインの変遷などなど。
人は少なく静かで、おそらく禁煙なのでたばこ臭くもなく、料金は安く(企画展込みでも300円)、くつろぐために行ってもいいくらい。

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博物館から少し歩いて、今度は東京マラソン見物。
墨田区ががんばって今年からルートが墨田区内を通るようになったのだとか。

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江戸東京博物館の中庭では、マラソン祭りが開催中。
物品販売や区のPRなどのブースがいくつか出ていました。
(来年はもっと増えそうな予感☆) 

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期待した食品屋台は少なめでした。
相撲にゆかりの両国、ということで、鶏塩ちゃんこを試してみました。
まあまあでしたが、煮詰まってきたせいか、つゆの味が濃くて飲みきれませんでした。

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大江戸線に乗って、両国から六本木へ。
次はサントリー美術館です。

個人コレクター二人からの寄贈品の展示でした。
ひとつはデルフトの焼き物、もうひとつはガラス。

撮影OKの展示だったので、いくつか撮ってみました。 

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デルフトの焼き物は、土としては陶器の種類だそうですが、中国や日本から輸入された磁器に触発されて、磁器風のものを製作しています。
オランダでは牛は大変な資産だったそうですが(今で言う車みたいなもの?)、馬はさらにその上の存在。
大切な存在である馬なので、焼き物作品も沢山つくられたそう。

私は特に馬好きではないのですが、この馬は足が短くてずんぐりして可愛いくて、つい撮ってしまいました。実際、こんな馬がぱかぱか働いていたのかも、と思わせます。 

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まるで青磁に青絵付け、のように見えますが、欠けたところを見ると土としては薄茶色の陶器っぽいです。
釉薬なども研究して、根性で青磁風にしたのだろうなあ、と思いました。 

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もうひとつのコレクション。
陶芸家だけれど、ガラスのコレクションも精力的にしていた方。
(60代になってからガラス制作も始めたそうです)

古代のガラスから現代のものまで、いろいろありました。
このカットグラス、いいなあ・・。



■参考情報
絨毯やテキスタイルなど遊牧民の周辺の染織品についてのブログ トライブーログ
 塩入れに関する記事 

コメント
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