アーティチョークの、小さめのものが沢山あるので、今年は初めて素揚げを作ってみることにしました。
生のうちにガクを外していき、大きめのものは半分にカット、こんな感じに準備してみました。
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処理するそばから、レモン汁を多めに垂らした水に漬けていきます。 よく水気を切ってから油へ。
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揚げたあと、いつもの天ぷらの要領で、オーブンで油おとし。 で、塩をふってできあがり。
外側のガクがぴらぴらとカールして、バラの花っぽくなってきました。
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ぴらぴらのガクですが、大きい方のはちょっと固め。なのでそれはむしって食べることに。 この写真の左側くらいになれば、全部食べられます。 ごく小さなツボミは、ぴらぴら部分も、薄くてパリパリなので食べてしまえます。
ほかほかで、味が濃くて、しかも手間なくぱくぱくと食べられて、アーティチョークの味を大変に堪能できます。 (茹でるよりも成分が濃くなるのか、口の中がちょっとアクで焼けるような感じがあります)
茹でて食べる食べ方だと、ガクの根元をかじらないといけません。 一かじりにつき、爪の先ほどしか口に入ってこなくて、わりかしもどかしい食べ物ですよね。 それが、ぱっくぱっくとどれだけでも口に放り込めるので、贅沢至極です。 摘ませて下さった農家さんは、「ちまちま食べるの面倒くさくって」と自分では召し上がらないようなのですが、 この素揚げならいいんじゃないかなあ。 作って持って行こうかとも思ったのですが、冷めてしまうとちょっとおいしさが減るかも・・・。 冷めても、チンすればおいしさが戻るかな? (結局マリネの方を差し上げました)
今年は2回も素揚げを楽しんでしまいましたが、来年は農家さんにも差し上げてみようかな。
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(追記)
揚げるのに使った油は、アーティチョークのアクが溶け出すのか、少し辛いような苦いような風味がついています。
とはいえ、あまり繊細でない揚げ物ならば再利用可。
同じ油でタラのフライを揚げましたが、問題なかったです。