採集生活

お菓子作り、ジャム作り、料理などについての記録

実家のびわ袋かけ

2020-06-09 | +きのこ以外

実家に行った折、母からビワの袋掛けを頼まれました。
母が取り出してきたのは、昨年使っていたという袋。

「なんでこれがうちにあるか分からないし、これが何だかも分からないけど、去年これがビワにかかっていたのよね」
と。

私の記憶では、昨年は弟が袋掛けしてくれたと母から聞いています。
弟が頼まれて、袋掛けの材料を検索して買ってきてくれたものと思われます。

私は、それが何で、どこに売っているかも知ってましたよ。
足りなくなってきたので買い足しました。

びわ袋かけ

その袋というのはこちら。
ストッキングタイプの排水口ネット。
実家では排水口ネットは使わないので、このふわふわした袋が何か、全く想像がつかなかったもよう。

このネット、袋掛け用として意外とすぐれものです。
ほどよい伸縮性があるので、一旦むぎゅっと嵌めると、自然にはとれてきません。
口の部分は、ぴったり閉じる訳ではないので、小さな小鳥は入れそうではありますが、こういう爪にひっかかりそうな素材は、かなりの牽制効果があるのではないかな。

片手で嵌めるのは至難の業でしたが、ハシゴをあちこちに動かしつつ、かなりの房に袋掛けしました。

びわ袋かけ

けっこうむぎゅっとなりますが、未熟な今ならば、折れてしまうほどではないです。
この房のなかで、明らかに生育不良な小粒は、袋かけする前にもぎとりました。

びわ袋かけ

日当たりのいいところは、もう色づきはじめています。
この袋は、中身の熟し具合を観察できるのがいいところかも。
新聞紙など不透明な袋だと、中がどうなっているか分からないですよね。

びわ袋かけ

こちらが去年からの袋かな。
今回私が買ったものより、去年のものの方が口のところの締め付けが小さく絞られていて、より袋掛けには向いている風でした。

びわ袋かけ

もっと前の段階で摘果すればよかったのでしょうけれど、このくらいになってしまうと、もう選べない・・・。
ごく小さいものだけ摘み取りました。

びわ袋かけ

熟してきたら、この袋は外さずに、その付け根の枝から、高枝切りハサミで切るのがよさそうです。



業務連絡:
弟君へ、収穫の折にはよろしく。お母さんでは、上向きっぱなしの高枝切り作業は難しそうです。
高枝切ハサミに、虫取りネットをくくりつけると、キャッチがとても楽ですよ。
あと、鳥よけの効果のほどなども教えて下さい(撮影も)。

 

コメント (4)
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