実家に行った折、母からビワの袋掛けを頼まれました。
母が取り出してきたのは、昨年使っていたという袋。
「なんでこれがうちにあるか分からないし、これが何だかも分からないけど、去年これがビワにかかっていたのよね」
と。
私の記憶では、昨年は弟が袋掛けしてくれたと母から聞いています。
弟が頼まれて、袋掛けの材料を検索して買ってきてくれたものと思われます。
私は、それが何で、どこに売っているかも知ってましたよ。
足りなくなってきたので買い足しました。
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その袋というのはこちら。 ストッキングタイプの排水口ネット。 実家では排水口ネットは使わないので、このふわふわした袋が何か、全く想像がつかなかったもよう。
このネット、袋掛け用として意外とすぐれものです。 ほどよい伸縮性があるので、一旦むぎゅっと嵌めると、自然にはとれてきません。 口の部分は、ぴったり閉じる訳ではないので、小さな小鳥は入れそうではありますが、こういう爪にひっかかりそうな素材は、かなりの牽制効果があるのではないかな。
片手で嵌めるのは至難の業でしたが、ハシゴをあちこちに動かしつつ、かなりの房に袋掛けしました。
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けっこうむぎゅっとなりますが、未熟な今ならば、折れてしまうほどではないです。 この房のなかで、明らかに生育不良な小粒は、袋かけする前にもぎとりました。
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日当たりのいいところは、もう色づきはじめています。 この袋は、中身の熟し具合を観察できるのがいいところかも。 新聞紙など不透明な袋だと、中がどうなっているか分からないですよね。
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こちらが去年からの袋かな。 今回私が買ったものより、去年のものの方が口のところの締め付けが小さく絞られていて、より袋掛けには向いている風でした。
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もっと前の段階で摘果すればよかったのでしょうけれど、このくらいになってしまうと、もう選べない・・・。 ごく小さいものだけ摘み取りました。
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熟してきたら、この袋は外さずに、その付け根の枝から、高枝切りハサミで切るのがよさそうです。
業務連絡: 弟君へ、収穫の折にはよろしく。お母さんでは、上向きっぱなしの高枝切り作業は難しそうです。 高枝切ハサミに、虫取りネットをくくりつけると、キャッチがとても楽ですよ。 あと、鳥よけの効果のほどなども教えて下さい(撮影も)。
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