梨といえば、幸水、豊水、新高、長十郎、あと二十世紀。
最近は かおり というものもありますね。
そしてまた新品種が。 名前は 「彩玉 (さいぎょく)」。
字面をみるとうっすら想像がつくかもしれませんが、埼玉県で育成された品種です。
(うっすら、というところがいいですよね。りんごの品種「ぐんま名月」は、名前にばっちり ぐんま が入っていて、他県では別のブランド名で売られていたりします。折角美味しい品種なのにあちこちでバラバラの名前で呼ばれることになって勿体ないなあ、と思います)
昭和59年に「新高(にいたか)」と「豊水(ほうすい)」を交配し、選抜を重ねて育成した新品種で、平成17年2月、農林水産省に品種登録されています。
彩玉は、新高と豊水をかけあわせているようですが、豊水と味を比べてみると、豊水には似ていません。
豊水は、幸水、新高などに比べると、果肉がやや柔らかでつぶつぶ感が少なめ、全体にうっすら酸味がある味だと思います。
(梨の中で一番好き)
彩玉は、新高寄りなのかな、シャキシャキと歯応えがよく、甘くてみずみずしく(幸水より甘いのだそうです)、酸味はあまりないようです。
彩玉は県産ブランドということで、埼玉県内限定で栽培されているそうです。
幸水の後、8月下旬から9月上旬頃が収穫期。
県内のJA農産物直売所などで販売されているようです。
埼玉県にでかける場合は、おみやげにいいかも!
■参考情報
(1)埼玉県のサイトによる彩玉紹介
秀玉、調べてみましたが、二十世紀梨のような緑色の梨のようですね。珍しいタイプですよね。
県内にないくらいなので、県外には出回らないかな。
もし見付けたら買ってみます☆