採集生活

お菓子作り、ジャム作り、料理などについての記録

ブルーベリー摘み2020

2020-06-24 | +ベリー類(ブルーベリー、ラズベリー、ブラックベリー、桑、ぐみ、ユスラウメ)

だいぶ前のニンニク収穫の記事ばかりでもなんなので、比較的最近の、他の話題についても書いておきたいと思います。

ーーーーーー

6月中旬は、ブルーベリーシーズン!
農園で摘ませて頂くので、採集ともいえますが、きちんと栽培管理されているので、確実にいいものを摘むことができます。

週末のうち、曇りの日を狙って行ってきました。6/21のこと。

ブルーベリー摘み

ブルーベリー園の奥の方。


ブルーベリー摘み

ほどよく熟していますよ~。

ブルーベリー摘み

まだ未熟な実も沢山ある状態です。
オーナーさんに伺ったところ、今年の収穫スタートは例年より数日遅め。とはいえ、一旦シーズンがはじまったら、ものによってはすぐに熟してきたとのこと。

確かに、21日というのは例年ならば遅すぎたかなーと思う時期ですが、まだこんなに未熟な実が。
今年は、春以降、割と日照が少なめ、涼しめの傾向なので、熟すスピードがゆっくりかもしれません。

味については、日照多めの年の方が味が濃くて甘い気がします。
今年は、中程度の味、かな?
ある年は「うわー、なんかすごく味が濃い!なんで?」と驚いた年もありましたが、そこまではいかないかもしれません。

涼しくて、摘むのは楽でした。


熟しはじめの時期は、とりわけ大粒がみつかります。
今回は少々出遅れ気味でしたが(ほかのお客さんも結構いた)、大きいのもありましたよ☆

ブルーベリー摘み

どい~ん☆

ブルーベリー摘み

ブルベリ三兄弟。
大きいやつは、体積で2倍くらいあるかも?


種もなく、皮もむかずに食べられて、保存性もそこそこよくて、ブルーベリーはなかなか素敵なフルーツです。

 

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ニンニク2020:収穫~城里産のタネ

2020-06-24 | +ニンニク

昨年、ここよりちょっと北の、三輪の方にドライブに行った折、途中の産直でニンニクを買ったのでした。
知らない品種だったら面白いなあ、と思って。
(城里産と呼びます)

どんなものができるかと思っていましたが、うちで「完全抽苔早生」と呼んでいるものに近いことが分かりました。

城里で買った早生

成熟すると、割れるタイプ。
そうか、割れる品種だったのか・・・。

購入したばかりの種ニンニクなので、栄養状態がいいのか、うちの完全抽苔早生よりもぐんぐん育って、早い時点で割れてました。
ガックシだ。


城里で買った早生

割れるほどに成熟すると、根っこが枯れ落ちて少なくなってきます。

城里で買った早生

少量だったので、収穫もこの程度。

今回、新しいタネだったということもあり比較的大きく育ってはくれました。
鱗片数も少なめ(6-7片)で鱗片の皮が厚くて剥きやすくて、使いやすそうではありますが、割れる品種なのが問題。
皮のつやつや感もないので、次は植えない予定です。

 

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ニンニク2020:収穫~ナポリピンク

2020-06-24 | +ニンニク

早生グループのニンニクで、色がついていて綺麗なのがナポリピンク。

割と丈夫、という印象があります。

ナポリピンク

概況はこんな感じ。

ナポリピンク

中には出来がいいものもあります。

ナポリピンク

これなんかも、大き目☆

早生タイプは、葉っぱも比較的綺麗なうちに収穫できるので、根っこ切りの作業をしていて楽しいです。


ナポリピンク

でも、く育ったのは一部で、ダメなのはこんな感じ。
しもぶくれになっていなくて、成長不良の様子。はう。


ナポリピンク

花茎の先端はこんな感じ。目立つ珠芽はないです。

 

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ニンニク2020:収穫(スペイン)

2020-06-23 | +ニンニク

ニンニク収穫記録、がんばって進めます。

スペインニンニク、葉っぱはそれなりに元気でしたが、掘ってみたらとりわけ小さめでした・・。

スペインにんにく

小さいものは、もう捨て子です。(拾ってくれる人がいました)

スペインにんにく

葉っぱがこれくらいの状態だったのですが、ダンナサマが来てくれたこともあり、収穫をお願いしてしまいました。
もう少し置いておいたら、多少は違ったかもしれません(大差ないだろうけれど)。

スペインにんにく

花茎の先端はこんな感じ。
珠芽は大きくならないタイプ。


この品種は、今回までにするかなー。
育てるにしても、種をまた買った方がいいような気がします。

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ニンニク2020:収穫(シチリア)

2020-06-23 | +ニンニク

書いてても盛り上がり感がありませんが、ニンニク収穫記録、なんとか終わらせたいものです。

これはシチリア。

シチリアヌビアにんにく

とても小さく、しもぶくれ感がなくて丸い形状(成長不良の気配)。
ただ、今年は二次成長(細い青葉がぴょんぴょん出てくる現象)は少なめでした。

このニンニクは、玉がとっても小さめではありますが、驚異的に日持ちがいい品種です。
ものによっては、翌年のニンニク収穫時点(5月とか)まで、常温保存でもたせることができます。
鱗片の色もとてもきれいな赤紫色なので、自家用に植え続けてみようかと思います。





見てて楽しいものもちょっと。
お友達のFBで、八重咲ドクダミというものを拝見しました。
そんなものが!と驚いて、どこかにないかなーと思ってたところ、身近で発見。

八重どくだみ

白い花弁的なものが沢山重なっています。


八重どくだみ

通常ならば黄色いにょっきりした部分から、白いぴらぴらが沢山生えている感じです。
ボリューム感があって、ドクダミではないみたい。


八重どくだみ

葉っぱはドクダミ。


 

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以前の桑の実スポットとマダケタケノコ

2020-06-22 | +きのこ以外

6/8、以前の桑の実スポットにもチェックに行ってみました。
ここのところずっと、菌核病が蔓延してしまい調子が悪い場所ですが、昨年は、クワキジラミが多発したものの、少しは収穫がありました。

今年は・・・

桑の実スポットとマダケ

菌核病の実ばかり・・。

桑の実スポットとマダケ

地面に落ちている実もほとんどないくらい、今年はダメみたいでした。


でもせっかく来たのだから、ちょっと別のものを。

桑の実スポットとマダケ

つんつん生えているこれは、マダケのタケノコ。
地上に出ている部分を、足で蹴って折るようにして収穫します。

桑の実スポットとマダケ

マダケは先っちょの新芽がオレンジ色です。
(ハチクはカーリーな感じみたいだけど、まだみつけたことなし)

マダケは、竹細工に向く竹のようです。
昔は竹細工用に植えられていたのかも。今となっては利活用する人は誰もいないです。
竹細工、教えてくれるところないかな・・・。

 

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ニンニク2020:収穫~アブルッツォ

2020-06-19 | +ニンニク

ニンニクの収穫記録です。

今年はアブルッツォも小さめでした。
いい年は、ぷっくり太った大玉が1割くらいは穫れるのですが、今年は全体に小玉にシフトしています。

アブルッツォ

大玉は、1個か2個。しかも例年より小さめ。
大半が、中サイズ以下。

アブルッツォ

ていうか、SSサイズがこんなに・・・。
アブルッツォは鱗片数が多いので、SSは、つかみ取りにもいまひとつ・・・。
今年はクズ玉リースは、Sで作ろうかと思っているので、SSはちょっと・・・。
こういうのは、見ているだけで憂鬱なので、集合住宅の入り口に捨て子してきました・・。
(なんか、貰ってもらえたみたいで、なくなってました)


アブルッツォ、鱗片は多いけど、味は悪くないんですよね。
以前かずさんに味見して頂いたとき、一番イタリアの味に近い、と言って頂きました。

憂鬱なSS玉でも、収穫直後ならば皮が剥きやすいので、今のうちに作業しておこう。

アブルッツォ

皮を剥いてさっとゆすぎ、干して乾かしてからフードプロセッサーで刻みます。
瓶に入れてオリーブオイルをたっぷり注いでできあがり。

アブルッツォ

ひとまずこの状態で冷凍しておきました。
使うときに冷蔵庫に移しておきます。

オリーブオイルだと冷蔵すると固まるので、スプーンではなく菜箸でニンニクとオイルまとめてつまみ出せて便利です。

 

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イタリア葉野菜 エルバステラ(Erba Stella)

2020-06-18 | +野菜

産直に、変わった葉もの野菜が売っていたので買ってみました。
イタリア野菜のエルバステラというものです。

エルバステラ

濃い緑色で、水菜的な細長い葉っぱの束。
エルバステラは、エル・トリートみたいに、エル・バステラと区切る感じで読んでいましたが、調べてみたら、エルバ・ステラ(星の草)でした・・・。
(エル・バステラだとスペイン語になってしまいますね)

こう見えてオオバコの仲間だそうで、冬にはタンポポのように葉が平たくロゼッタ状になります。
その様子が星のようだから、エルバ・ステラなのかな?
(より一般的なタンポポだって星っぽい気がするけど)

エルバステラ

とても細長い葉っぱ。
調べてみると、「大きなものは30cmくらいになるが、生でおいしく食べられるのは15cmくらいまで」だそうです。

今回買ったものは、大きなサイズ。
でも、袋にサラダと書いてあるので、生でも食べてみました。

味は、なんかビミョー。

栄養はあるかも、というしっかりした草の味とうっすらほろ苦い味がしますが、美味しいというほどでも・・・。
これだったら、ホワイトセロリの方が香りがいいなあ。
用途は違うけれど、ニラも、いい香りがしますよね。
エルバステラは、ほろ苦い割には香りは特にないのです。

サラダのほか、とりあえず少しずつ、いろいろな料理に混ぜ込んで消費しました。
パスタの麺を茹でるときに最後に投入してしなっとさせたり。
茹でると更に風味は弱めになります。
(からむし麺を茹でたときの香りの方が、この野菜よりいい香り)

なんかこう、どこがダメという訳ではないけれど、良さというか個性があんまりないかも?
若い葉がベビーリーフサラダにちょこっと入っているくらいならば、ほろ苦さがいいアクセントになるかもですが、一把あってもありがたみがあんまりない野菜でした。

とはいえ、面白いものが食べられてよかったです。

■参考情報
エルバステラ

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桑の実摘み2020

2020-06-17 | +ベリー類(ブルーベリー、ラズベリー、ブラックベリー、桑、ぐみ、ユスラウメ)

ニンニク作業の合間に、今年も桑摘み、行ってきました!

摘む場所は、昨年同様、ちょっと遠い小貝川沿い。
より近い場所は、病気が蔓延してしまってダメそうなので、最初からそこに向かいます。

桑の実摘み

昨年初めて気づいた、白いフワフワのもの、今年もところによりかなり多めでした。


桑の実摘み

このフワフワは、クワキジラミという虫なのだそうです。
虫の分泌するワックス成分がふわふわとしたもの。
よーく見ると、ふわふわの付け根は虫なので動くのです(きゃーん)。


桑の実摘み

やや出遅れた感のある6月5日。
地面にはそこそこ落ちた実がありましたが、大量というほどでもないかな?
今シーズンは冬があたたかかったので、春の芽吹きは早めというか勢い良かったかもしれませんが、春になってからは、涼しめ、低日照だった気がします。

そのせいか、実の付き方はちょっと少なめかな?(落ちちゃったからかな?)

あと、コロナの影響で草刈りなどの作業が遅れ気味なのか、いつもなら草刈りが済んでいる場所が、まだ草ぼうぼうでした。


昨年みつけた木をメインのターゲットにして、なるべく大粒の実だけをゲット。

桑の実摘み

収穫は、こんな感じ。
箱は3つも用意していきましたが、1箱で済んでしまいました。

桑の実摘み

洗って乾かしているところ。

桑の実摘み

梅ざる1枚半の分量でした。
まあ、多けりゃいいってもんじゃないのよね!

桑の実摘み

大粒なのが、一番アドレナリンが出ます。
摘むときも興奮、軸カットをするときも、もいちど興奮。

今年はなんかちょっと小さめかなあ、と摘むときは少し不満でしたが、こうやって写真を撮ってみると、まあまあ去年並みかな?


軸を切ってお砂糖少々と一緒にひと煮立ちさせ、冷蔵庫へ。(翌日以降、時間のあるとき瓶詰)
今年は混ぜ物なしで、ゆず果肉だけと一緒にジャムにしました。

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からむし織ウォッシュタオルとからむし麺

2020-06-16 | +食べるもの以外

数年前、ダンナサマとは別行動で、十日町市博物館に行く機会がありました。
教科書に出てきた火焔式土器、そして苧麻(ちょま、カラムシ)の織物の展示がすばらしい博物館でした。
(キョウコさんへ:織物マニアのキョウコさんが好きそうな感じでしたよ~)

そこのミュージアムショップにて、ダンナサマへの織物をゲット。
お風呂で使う、ウォッシュタオルです。
ダンナサマはウォッシュタオルに結構こだわりがあって、まず第一は100%天然繊維。
そして、木綿や麻など試した結果、麻の方がしゃっきり感があるとのこと。
近所にはなかなかお店がないので、みつけたときが買い時です。

この美術館の展示品でもある苧麻(カラムシ)でできた、ちょっと上質なウォッシュタオルでした。
大変使い心地がよく、その後数年、愛用していたのですが、ここにきて、大分ボロボロになってきました。
十日町に行く機会はしばらくなさそうなので、同じもの(と思われるもの)をネットで探して、取り寄せました。

からむし織

からむし織のウォッシュタオル、届きました☆
メッシュ構造で、乾きやすくなっています。
蛇行するような変わった織り方で、昔とちょっと違うかも?

からむし織

制作は、「ネオ昭和」という会社です。
30cm×100cmとたっぷりした長さがあり、これを自分で染めてストールみたいに使うひともいるとか。

からむし織

新旧の布を比べてみます。
左が新しい方、右が長年使ってきた方。
長いこと洗って縮んだというのもありますが、折り方自体がちょっと違うみたいですよね?
縮む前はこうだったんだっけなあ。


からむし麺

折角なので、同梱でほかの商品も買ってみました。
なんと、からむしパウダーが練り込まれた麺です。

からむし麺

からむしの葉、普通はあまり食べないものじゃないかと思いますが、とっても栄養が豊富らしいのです。
特にカルシウム、ビタミンB2、βカロテンがたっぷり。
夏のお昼、冷たいお素麺だけだと栄養が・・と思いますが麺に野菜が入っていれば、なんか得ですね。

からむし麺

早速茹でてみました。
茹でると、ふわー、と野草のような香りが立ち上ってきます。
アーティチョークにちょっと通じるような香り。


日本風にめんつゆで、(その日寒かったので)あたたかいうどんで頂いたのですが、だしの香りに紛れて野草風味はだいぶ弱まり、ふつうの美味しいおうどんになりました。
では、野草味を生かして、と、アーティチョークパスタにしてみたのですが、私の味付けがちょち失敗。玉ねぎを入れすぎて甘くなってしまいましたが、アーティチョークと合うことは合います。

次は、おすすめレシピ通り、冷やしうどんにしてみます。
(袋の裏に冷やしてどうぞ、とある)



ところで、とっても気に入った十日町市博物館、最近リニューアルされたようです。
博物館サイトを見てみると、2020年6月1日。え、ほんとに最近じゃん!
(サイトに紙吹雪が散ってます☆)
ウォッシュタオルが家に届いた日の前日です。なんという偶然。

以前行った古い方は、長年かけて、こつこつと手作りで展示を充実させてきた様子が伺えて、私はとっても気に入っていました。
なにしろ情報の密度がぎゅうぎゅうに濃い!
見て回りながら、「また来なきゃ」と思ったほどでした。
火焔式土器もカッコよかったけれど、織物(越後縮)に関する展示がすごかったなあ・・・。

・カラムシから糸を作るだけでもう気の遠くなるほどの手間がかかること(舐めながら唾液の粘りと湿り気をつかって糸を撚っていき、更に、もとの繊維は数十センチしかないので、経糸用、横糸用それぞれ違う結わえ方(撚り込み方)でつなげて長い糸をつくるのです!一反の布を織るために、何回撚り込むことか(展示に書いてあって愕然としたけれど忘れました)。 繭から糸を引く方がまだ、一気に長い糸がとれますよね!?)
・やはり昔から高級麻織物だった
・江戸時代は江戸城参内の際に着用する裃(かみしも)の材料として大変によく売れていた
・この糸つむぎや織物ができる専門の女性は、指先を保護するため、あまり野良仕事もせずずっと家にこもりきりで、色白でなよなよして、普通の農家女性とは全く違う外見だった
など、面白い情報がどっさりでした。

新しくなって、おしゃれ感アップの代わりに展示物や情報が取捨選択されちゃっていないことを祈ります。

■参考情報
十日町市博物館
小千谷縮の製作工程 
一日に作れる糸は5グラム程度、一反は800g、なので毎日やっても糸を作るだけで160日間・・・

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