熟年の文化徒然雑記帳

徒然なるままに、クラシックや歌舞伎・文楽鑑賞、海外生活と旅、読書、生活随想、経済、経営、政治等々万の随想を書こうと思う。

わが庭の歳時記・・・春近し

2012年02月24日 | わが庭の歳時記
   良く晴れた温かい日には、庭に小鳥たちが良く訪れてくる。
   このシジュウカラは、何羽か群れて来るのだが、不思議にも、メジロの群れと一緒に移動していることが多い。
   この日も、シジュウカラは、何を食べているのか分からなかったが、蕾の固い枝垂れ梅の枝を渡り歩いていたが、メジロは、隣の紅妙蓮寺椿の花の蜜をつついていた。
   
   庭のクロッカスが咲き始めた。
   クロッカスの花を見ると、路傍に咲き乱れていたオランダや、公園の芝生に一面に広がっていたイギリスの公園を思い出す。
   オランダでは、クロッカスが咲く頃、クロッカス・ホリディがあって、一斉に春の到来を祝うが、厳しいヨーロッパの冬から目覚める春の息吹は格別なのである。
   
   チューリップやヒヤシンスなどの芽が一斉に芽吹き始めた。
   メクラ滅法空き地だと思ったところに球根を差し込んだ感じであるから、どこに球根を植えたのか覚えていないので、思いがけたいところから芽を出していて面白い。
   クリスマス・ローズの花芽が、大分膨らんで来て、もうすぐ咲きそうである。

   バラの新芽が動き始めた。
   剪定して、殆ど地面すれすれまで切り詰めた冬のバラは、痛々しいのだが、ほっとした気持ちである。
   一寸、驚くのは、昨年末、半開きで止まっていた赤いミニバラを、そのままにしていたのだが、何度も氷点下の厳寒にも耐えて、温かい日には、咲きはじめようとする雰囲気で、多少萎みはしても瑞々しさを保っていることである。
   
   椿は、天ヶ下が、一斉に咲き始めた。
   フルグラントピンクの蕾が、ピンクの色を増して来たので、もうすぐ、咲きそうである。
   蕾が硬い他の椿が咲き始めると、本格的な春になる。
コメント
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