「キャプテン交替制」で心を鍛える

夏休みに入り、5年生チームは日替わりキャプテン制度を復活させて、毎日交替して練習リーダーを務めてもらっています。

なぜ交替キャプテンをするのかということは過去に書いたことがあるので、その記事をコピーします。

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2001年5月10日
「ダブルキャプテン」にしておいて良かった!

今日もメインキャプテンが体調不良で休養しました。
キャプテン中心に練習している辰巳ジャンプは、キャプテンがいなくなると困る。しかし!「ダブルキャプテン制度」で半年間の訓練をして
きたので、チームは今日も前進してくれました。
先月テレビの取材を受けた時、チームにキャプテンが2人いるということがなかなか理解してもらえず、何度も説明したなんてこともありました。そして現在、3人目のキャプテンを育成中。こうして、チームを良くしていこうと自覚を深めさせていくことがねらいです。

*0011-01 KOMISAN      [13/05/12(土)-00:08]      
私もキャプテン複数派です。
現在3人目ということですが、調布大塚の現在のキャプテンは罰でなったのです。
キャプテンとして適任な子は、ここまでにキャプテンを経験済みで、試合および普段の練習でもリーダーシップを発揮しているので、キャプテンという肩書きは必要ないんです。
ところが、現在のキャプテンは頭脳明晰でプレー努力もするのですが、ひとりっ子だからでしょうか、周りが見えない子で、ボーッとしていることがよくありました。そこで、罰として嫌でも皆の行動を支持する立場を経験させ、チームの中心として頑張らせたいのです。
今年に限らず、全員が時期を変えてキャプテンを経験し、自分がキャプテンでなくなったときにしっかり協力でき、チームワークの良いチームを目指しています。
現在4人目いや5人目のキャプテンだと思いますが、仲間からは「まだキャプテンやめられないね」という評価です。

*0011-02 イノッチ [東京]   [13/05/12(土)-23:41]      
ありがたいレスです。助かります。
キャプテン複数制は・・・・・実は調布さんを参考にさせていただいていますっ!(笑)
大会ごとにちがうキャプテンでしたので、「なるほど!これは使える!!」と思い、しくみを辰巳流にしてやっています。
今はもう一人、セッターの子に「君はコート内の監督」という肩書きを与え、指示の声を出すように自覚をうながしているところです。
掲示板をご覧くださりありがとうございます。

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要するに、チームの全員を主人公・主体者に育てるための「キャプテン交替制」なのです。小学校の学級でいえば「班長」や「日直」に近い感覚です。

今日、キャプテンをやってもらった子は私からの指名で決めましたが、なぜ指名したかというと、練習ノートによく考えて反省文を書いてきたからです。「前回の練習の時にダラダラ動いたり、練習内容が理解できずにみんなに迷惑をかけてしまいました。これからはもっと集中して練習します。」とすごく真面目に書いてきたのですね。そこでピン!ときた井上。「よし!それならばキャプテンの大変さを味わってもらえば、この子の反省がもっと生きてくるだろう。やらせてしまおう!」

こうして、いつも以上に集中して練習に取り組んだ彼女は、汗びっしょりで疲れ切っていました。「キャプテンがこんなに頑張っていたこと、よく分かりました。」という言葉を残して帰宅していきました。本当に良い経験だったようです。


明後日からの練習は、来年に向けてライバルチームになるだろうと5年生以下中心のチームと“ガチバトル”です。たくさん試合経験を積んで、お互いにレベルアップできるように指導していきます。それ以上に子どもたちが仲良しになってくれることを1番に考えています。



かなり遅くなってからの記事更新となりましたが、実は練習から帰宅後、体調が悪化しまして寝込んでおりました。お昼に食べたものが良くなかったようです。明日、休みにしておいて正解だったなと思います。記事を書いているということは完全復活の証拠なのでご安心ください。
実はこの記事で紹介させていただいた「KOMISAN」、今、病との戦いで格闘中。私に小学生バレーボールを教えて下さった恩ある方です。大勝利して再びお元気な姿を見せてほしいと祈っています。


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