東京都小学生ソフトバレーボール大会・・・とりあえず準優勝

辰巳ジャンプの今日は、なんと4年ぶりに東京都小学生ソフトバレーボール大会に出場しました。使える体育館がなかったことと、夏の猛特訓の合間に、ちょうどよい息抜きになることもねらって、1日ソフトバレーボールを楽しむ日にしたのです。

じつはこの大会、出れば必ず表彰状をいただいてくるのが辰巳ジャンプ1期生からの伝統でした。

「ミラクルで準優勝」2007年7月7日

今回も高学年の部でAチームが準優勝の表彰状を手にすることができました。今のチームにとっては初めての表彰状になるため、子どもたちも引率の保護者の方々も夏休みの嬉しい記念になりましたね。今日の一歩はとても小さな一歩ですが、「0から1歩を踏み出す」ことによって、次々と良い成果が顕れてくるのです。

昔話をしてみますと、この大会では毎年優勝していた頃もあったのです。とくに2004年には、180㎝の高さのネットに対して、辰巳ジャンプ女子の4年生は155㎝くらいの長身で、サーブがほとんどスパイクを打っているのと同じという「それは反則だろう」といいたいくらいなチーム。その記事はこちらです。

東京都ソフトバレー立川大会優勝・準優勝 2003年8月17日


また、辰巳男女チームで決勝を争ったこともありました。

東京都ソフトバレーボール立川大会、女子優勝、男子準優勝 2004年8月15日


この試合で決勝を争った男女チームが、1年後の2005年11月に江東区秋季大会の決勝戦も同じように戦いました。

今年最大の目標達成!!! 2005年11月23日


私は思うのです。小さな一歩一歩を積み上げていって、やっとのことで大きな成果が得られると。そのことが、これまで11年間にわたって書き残してきた「バレーボール活動日記」をひもとけば分かるわけです。今日、Aチームが手にした表彰状は、辰巳ジャンプ復活への「希望の1枚」なのです。




ところで、ぶっちゃけると、今の5年生チームは「不器用なチーム」だと私は思っています。何かを問いかけると、心がすぐに固まってしまう弱点を持っています。問いかけに対して、まだまだ切り返せないのです。パッパッと返答していく脳機能には育っていません。

私は正解などは求めていません。バレーボールの試合中に冷静に正解を考えている暇などありません。私からの投げかけに対して、間違っていても即座に反応できるかどうかが大事だと思っています。そして間違っていれば何度でも訂正して食いついてくる「執着心」を求めています。これが自然にできるのが3年生チームのキャプテンですね。いつもいつも「先生は何を言おうとしているのかな?」「私たちはどうしたらいいのかな?」と、人差し指をこめかみに当てながら、チームでたった一人、いつも何かを考えています。けっしてボーっとはしていません。これができるのは、ある意味「天才」だからです。



「不器用なチーム」には「アファメーション」を利用することが効果的です。「アファメーション」とはわかりやすく言えば「暗示」のことです。その暗示を効果的にかけていくのが「アファメーション」です。

それでは、アファメーションの例を書きましょうか。


2011年12月25日、辰巳ジャンプは5年生が自分で考えた練習で成果を上げ、マスコミでも話題になって新聞やテレビで紹介されるチームとして有名になっている。


2012年2月、辰巳ジャンプは半分がバレーボール経験たった1年というメンバーでミカサ杯教育大会で都大会に出場し、試合を見ている人たち全員を味方にして感動的な試合をしている。


2012年3月、辰巳ジャンプは全国大会出場を目指し、たくさんのコーチに支えられながら、楽しくてやめられない練習を続けている。


誤解されないように書いておきますが、5年生の純粋な練習態度は、辰巳ジャンプの11年間の活動の中でも特筆すべきレベルです。
バレーボールに対しての真面目さ、素直さは、チーム史上NO1と言ってもいいと思っています。だからこそ良い成績を残させてあげたいと、強く思えるのです。


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