地味鉄庵

鉄道趣味の果てしなく深い森の中にひっそりと (?) 佇む庵のようなブログです。

都電荒川線・ある日のぶらり散歩

2006-06-10 22:54:00 | 路面電車


 きょう6月10日は路面電車の日ということで、都電荒川線では荒川車庫のイベントがあるようです。特に目玉は、古い車体のまま荒川車庫の片隅に留置され続けていた7504が美しい黄色旧塗装をまとって再び多くのファンの前に姿を現すことだとか……。行ってみたいのですが、この週末は仕事なもので……(- -)。まあ、恐らく上毛電鉄と同様、これからはイベントのたびに御開帳されることになるでしょうから、今回訪問できないことについて悲観はしておりません (^^;)。
 というわけで、今日は「行けないけど勝手に祝賀」としまして、去る4月のとある日の午後にぶらりと都電荒川線を訪れたときのカットをアップしてみたいと思います。神保町に行った後、時間が余ったので駿河台下から荒川土手行きの都バスに乗り、都電とクロスする小台で下車しました。  
 都電荒川線はあちこちに名所と呼ぶべき撮影スポットがありますが、ここ小台は最近個人的に発見して気に入っている場所です。電停前の交差点でじっと観察していると、都電と並行して走る道路がここで都電を跨いで車線変更するため、危険防止上、都電が交差点を通過する際には全ての車の流れがストップ! ということは……サイド気味に構えていても絶対にカブられない! 唯一カブる可能性があるとすれば、やって来た電車に向かって駆け込む乗客ぐらいのものでしょうか (^^;)。

 その後は王子方向へダラダラと歩いて行き荒川車庫へ。電車の出入庫が割と頻繁にあり、その都度こんな感じで出庫を待つ電車と留置中の電車が並びます (*^_^*)。そして、出入庫する電車はものすごいカーブをグイッと曲がって行きますが、その手品とすら思える走りを眺めるのも楽しいものです。特別に黄色い旧塗装の電車を並べるのでなければ、普段の日に訪れる方が撮り鉄派にとっては吉といったところでしょうか (^^;)。
 こんな車庫の点景にすっかり心が和んだあとは、7000形の釣掛モーター音を楽しみながら大塚駅前まで乗り、山手線で帰りました。こんな超プチ旅もたまには良いものですね (^^)。時間があれば新庚申塚で降りて、巣鴨地蔵通りの鯛焼き屋にて、安くてアンコたっぷりの鯛焼きに舌鼓を打つのもオススメですね~(笑)。