地味鉄庵

鉄道趣味の果てしなく深い森の中にひっそりと (?) 佇む庵のようなブログです。

江ノ電・ようやく新500形を初見参

2006-06-18 11:39:00 | 地方民鉄 (東海道)


 関東地方はずっと雨雨雨……。それに加えてあれこれと多忙なため、今月に入ってからほとんど撮り鉄らしい撮り鉄をしておりません。こうして日々扱っているネタも、先月までに撮り貯めたものだったりします。数少ない例外は、先日お届けした東急・恩田の様子でして……これも所詮出勤ついでの短時間の寄り道。というわけで、そろそろ出番が減っているレンズにカビが生えないか心配になってきました (爆)。
 そんな中、もうひとつの例外として、今月頭に3歳の甥っ子を連れて、江ノ電をぶらりと散歩して来ました。タチの悪いおじさんがあどけない (?) 子供を「鉄」予備軍としてエリート教育中……というわけですな (爆)。
 もっとも、彼の最大のお目当ては鎌倉駅の江ノ電グッズショップでプラレールをゲットすることですので、私の財布はさみしくなるばかり (^^;)。いっぽう、まさか3歳児を延々と線路端で待たせて撮り鉄するわけにも行きませんから (^^;;)、今回は主な「粋な駅」での途中下車を繰り返して記念写真を撮りながら、のんびりまったりと江ノ電プチ旅を楽しむことに専念しました。
 ところがそんな時に限って、潮風吹き寄せる鎌倉高校前駅では、派手な体操服を着た「大きなお友達」たち数人が、コンデジ片手にひたすら粘って電車の正面を撮りまくりでやや興冷め (爆)。最近の中学生遠足の班別行動って、真面目に寺社めぐりもせずにこんな勝手なことしても良いのでしょうか?? (→まあ私も中学時代、京都への修学旅行でムリヤリ京福モボ111・121乗車をコースに組み入れましたから、余り人のこと言えませんが ^^;)
 それはさておき、江ノ電は実は久しぶりだったため、今さらながら新500形に初めて乗りました。真っ平らなオデコはどうもイマイチなのですが、基本的には似非レトロよりもはるかにコンセプト的に良くまとまった快適な電車だな~という印象です。小田急3000形と同じような車内案内画面があるのにはびっくり (^^;)。



 こうして501Fがグリーンとクリームの塗装を身にまとって新登場したことで、20形から始まったこの塗装はほぼ江ノ電のイメージカラーとして定着しつつあるという感じですね (まだこの塗装が一編成もない2000系の行方や如何に?)。もちろん、一番良いのは300形であることは言うまでもありませんが……(*^^*)。
 その300形、303Fはこの日全く姿を見せず、極楽寺の車庫の奥にいるようでした。非常に状態が悪いという話もちらほら……本当に心配です。いっぽう305Fが孤軍奮闘していましたが、この編成は今や江ノ電のイメージリーダーとして広告などに用いられる定番車両となっていますので、今後もしばらくは活躍が期待できそうです。
 と言いますか……303・305Fがいなくなったら何をよりどころに江ノ電を楽しめば良いのか?!という大問題にいずれ直面しなければならないわけですが、そのときはやはり1000系でしょうか……。今こうして新500形が登場しても、やはりこの1000系のデザインは極めて秀逸ですね……さすがブルーリボン賞! 個人的には長らく、下回り (釣掛 *^o^*→除・1500番台) だけお好みだったのですが、この現塗装になってからは車体も含めて好感度アップですね。
 もっとも……1000系もカルダン駆動化のうわさもあり……。首都圏最後の釣掛式電車のひとつとして生き延びて欲しいと思うのは私だけでしょうか。